セトアの幸せを願う

世界観と大枠の設定は今流行りのものなのですが、主人公セトアがきちんと『生きている』んですね。異世界ものの恋愛ファンタジーなんだけれど、リアルなんです。

一人称視点の中で、セトアの他者を見る視線や本来の背景から来る価値観だったり。そういったものがブレていない。

派手な展開ではないのかもしれませんが、心の交流を丁寧に描いているのが非常に良いと思います。



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