拙作「通う千鳥の鳴く声に」応募時のあらすじ
*私がこの作品で応募したコンテストは、本文の文字数7万字から受け付けておりました。その関係もあって1000字前後でのあらすじとして作成しています。
1850年前後、地方の小藩である黒河藩で、下級藩士である
ある時、他藩から黒河藩にやってきた
二人の穏やかな日々は、隣藩である羽代藩との交流試合によって大きく変化していく。
黒河藩の隣の羽代藩は、現・黒河藩主の妹である
田崎のその行動は、家督相続の争いを咎め、羽代藩主の改易を奨めようとする幕府の意志に背くものであるため、黒河藩と羽代藩の密議は、両藩の交流試合である御前試合を隠れ蓑に遂行されることになる。
修之輔と弘紀、大膳を含む道場の五人は、その権謀渦巻く交流試合、実質は黒川藩主の前での御前試合に出場することになる。御前試合前夜、修之輔に恨みを持つ道場の門下生、
御前試合で黒河藩の主将を務めた修之輔は、同じく羽代藩の主将を務めた寅丸と親交を得る。そしてその寅丸から聞いた羽代藩の内情から、弘紀が環姫の子どもであり、羽代藩の家督相続争いの中心にあることを知る。弘紀は修之輔が羽代藩の刺客によって負傷したことを知って黒河藩から姿を消す。
弘紀と離れ離れになった修之輔は、弘紀の下に行くために黒河藩を離れる決意をする。弘紀は羽代藩の家督相続争いに自力で決着をつけ、改めて修之輔を羽代藩に迎え入れる支度を整え、二人は再会する。(990字)
公募の時に要求されるあらすじの書き方 葛西 秋 @gonnozui0123
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