今年もお疲れさまでした
はい。今年も無事完走しました。カクヨムアニバーサリーチャンピオンシップ!!
参加されたみなさま、お疲れさまでした。
今回は三年ぶりに連作で挑戦してみました。
名付けて『くわがた荘シリーズ』
https://kakuyomu.jp/users/lager/collections/16817330653910413317
シリーズと言ってもしっかりした続きものではないですので、最初と最後以外の五話はどこから読んでも大丈夫なようになっています。
実はこちら、昨年のKACが終わったときからちみちみと構想を練っていました。
私、「〇〇荘」を舞台にしたお話って結構好きで、前々から何かやってみたいとは思ってたんですよ。昨年の600字縛りがあまりに簡単すぎたので、今年は少し難易度上げてみようということで、思いきってチャレンジしてみました。
お読みいただいた皆々様、誠に誠にありがとうございました。
さて、ここからは昨年に倣い、各お題の個人的オススメ作品紹介です。
まずは第一回、『本屋』
今回はいきなりいい感じのお題が来たな、と思いました。中でも私が綺麗なお話だな、と思ったのがこちら。
秋色さん『ただ者ではない本屋』
https://kakuyomu.jp/works/16817330653924340791/episodes/16817330653924576394
人と人を繋ぐ本、本と人を繋ぐ本屋。縁は繋がって、続いていく。素敵です。
第二回『ぬいぐるみ』
これは結構ホラー系の作品が多くてビビリました。
そんな中で、とても可愛らしく、また心温まるお話に出合えました。
平遊さん『ハリネズミのハリー』
https://kakuyomu.jp/works/16817330653942351784/episodes/16817330653942376179
うう。良かったね。頑張ったんだね、ハリー。
第三回『ぐちゃぐちゃ』
ホラーと親和性の高いお題が続きます。
これはねえ。おかしいんですよ。私がほのぼのコメディ風味で書いた作品がホラー扱いされるんです。色んな人のところでネタにさてるし(ありがとうございます!)。
そんな中で私のお気に入りはこちら。
世楽八九郎さん『さゆりはグラタンをかき混ぜる』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654096928964/episodes/16817330654096987630
これは技巧派。描きすぎず、しっかり描く。バランスがいいなと思いました。
第四回『深夜の散歩で起きた出来事』
あの。カクヨムさん。今年はホラーで行けってことなの?
そういう感じだともう意地でもホラーにしたくなくなるのが私。
そしてオススメさせてもらうのもホラーとは程遠いこちら。
蜜柑桜さん『よく星が見えるから』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654184152757/episodes/16817330654185369761
ロマンチック! なシチュエーションだけど、男女のロマンスじゃなくて女二人の仲良しっていうのがまたいい。
第五回『筋肉』
これはねえ。お題が発表したときテンション爆上がりしましたよ。くわがた荘シリーズを読んでいただいた方にはお分かりかと思いますが、こんなにぴったりなお題あるぅ!? 全お題中最短で書き上がりました。
そんな私のお勧めはコチラ。
野々ちえさん『彼の好きなやわらかさ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654246161942/episodes/16817330654246186777
みなさまコメディに走ることが多かった中で、とてつもなく可愛らしいお話でした。
そうです。ふわっとしてむにっとしてるのが良いんですよ。
第六回『アンラッキー7』
完全に余談ですけど、西尾維新さんの『戯言シリーズ』の中の『零崎人識の人間関係 零崎双識との関係』っていう作品の中に、「
千石綾子さん『アンラッキー7の不運な一日』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654416327485/episodes/16817330654417441282
これも似たような構成の作品はあったんですが、私が一番面白いと思ったのはコチラ。考えるの大変そうです。
ラストの第七回『いいわけ』
これはもうお題を見た瞬間この方の作品に期待しました。
奈月沙耶さん『いいわけ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654467368465/episodes/16817330654467621028
流石ですねえ。罪の意識を微塵も感じさせないのがいいです。
はい。
以上、今年のオススメ作品ピックアップでした~。
実は今現在「賢いヒロイン」中編コンテストに出す作品を執筆中でして、お題が発表された日に全力でくわがた荘を書き、それ以外の日は中編を書いていたもので、並列執筆に慣れていない私の頭は正にぐちゃぐちゃでした。
というわけで、今月中には投稿開始致します。
『魔女シロトのお薬手帳』宜しければお読みください~。
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