ラランド・ニシダの新境地!

ラランドのファンの者です!普段お笑い芸人として、明るく人々を笑顔にしているニシダさんが、こんな内面をもっていたなんて驚きです!!
淡々とした文章の中に静かな暴力性が潜む、とても芸術的に優れていると思います。新しい一面が見られていちファンとして、とても嬉しく思います。これからも執筆活動、頑張って下さい!応援してます!!




……とまあ、作品のあらすじと著者のプロフィールだけ継ぎ接いで感想を書けば、こんなところだろうか。

想像に過ぎないが、著者の方はこの手の感想を見て、ありがたく思いながらも、どこか満たされない気持ちになるかも知れない。目の前で言われたら、適当に笑顔で相槌を打ってごまかすかも知れない。そして、心中ではその相手を口汚くののしるかも知れない。この小説を読んで、そう感じた。

思春期の危うさとか、抑え込めない暴力性とか、劣等感とか、狂気とか。そんな言葉でまとめられてしまうことを恐れたからこそ、この小説は生まれたんだと思う。

あなたがもしその感覚に少しでも共感するのなら、きっとこの小説は忘れられない一作になるだろう。

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