社会に対する自身の劣等感が良く表現されてる

社会への劣等感というのは、作者が普段から感じていた、もしくは現在も感じているものだと思う。
同様に社会への劣等感を感じている自分のような人間には凄く共感できる。
特に序盤のカウンセラー?の女性に欲情し、高学歴と知って萎えるところなんかは笑えた。
この作品の結末は凄く納得できるモノだった。
「社会の普通」から外れた人間が一度は考えるものだし、実際にそれを行う描写までは書かれていないので、想像力をかきたてられた。