このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(499文字)
料理をする茉莉とそんな茉莉をスケッチする美結。冷蔵庫の中身を全部使ったスタミナ丼。生姜焼きにマグロの漬け、本当に全部乗っけた。それもそうだ、これがこの部屋での最後の晩餐なんだから。ラストにかけてこのスタミナ丼が意味しているものがじわじわと現実を帯びていく描写が見事で、読んでいて引き込まれました。タイトル回収も素晴らしい。尊い百合だ。尊い。その一言に尽きる。この丼でスタミナ回復してずっとずっと遠くに二人で逃げてほしい。そして幸せになった頃に私にもよーい丼、一杯ください。
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