ほんとうに短編ですか?というくらい読みごたえがありました。いい料理のように、味だけでなく、空間の演出や盛り付けまで楽しめる、丁寧に時間をかけて楽しみたくなる、そんな作品です。
一人称迷子の人間です。 目標は書き続けること。読み続けること。 よろしくお願いいたします。 小説より近況ノートの方が更新される変人なので、フォローご注意くだ…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(146文字)
冒頭を読んだときはちょっと癖はあるけれど、美味しそうな食事がでてきてそれをほのぼの食べる話かなーと思ったらだいぶ違いました。この短い話のなかにきちんと伏線をはり、なおかつそれを回収していて本当に素…続きを読む
天才的な料理人ラウルの元に訪れた、神の舌を持つ男。宮廷料理人となったラウルは数奇な運命に翻弄されることとなります。 天才どうしの奇妙で強固な絆、料理人の矜持が胸を打つ素敵な作品でした! た…続きを読む
美味しそうな料理、主人公が調理する理由などどれも魅力的であっという間に読めました。主要キャラ同士の関係性、会話がすごく好みです。友情でも愛情でもないシンパシー的なやつ。短編としての完成度が…続きを読む
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