概要
少女レイの望みはただ一つ。いつか殺す、必ず殺す ――アンノウンを――
この社会では凶悪な指名手配犯に賞金をかけることが一般的になっている。賞金は税金であったり、民間の寄付金からも出ている。賞金をかけられた彼らを賞金首といい、そのランキングトップは常に「アンノウン」という犯罪者である。主人公の遙レイは「オレ」という一人称の粗暴な高校二年生の女子高生。だが本業は特別特殊捕獲課(特獲課)の最年少特別特殊捕獲官(特獲官)である。世間ではシャスールとも呼ばれている。特獲官の仕事は賞金首を捕獲または殺害することである。レイはとある理由から特獲官になって賞金首の「アンノウン」を追っている。レイの唯一無二の願望はいつか「アンノウン」を殺すことだった。
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