峠の廃屋には気安く近寄らない方がいいです

再婚した父と一緒に暮らす主人公は、新たな義母になじめず、家に居場所がないと感じています。
少しでも家以外で時間を潰したいと考えた主人公は、峠に建つ廃屋に足を向け……

丁寧な情景描写と心情描写がされ、廃屋での怪異が強弱をつけながら忍び寄る展開に、思わず心臓が高鳴ります。
そして最後の意表を突く落しどころ……

上手いです。

この作品はもう少し読まれていてもおかしくないと感じました。

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