あとがき

 『世話焼きが世話焼かれ』を読んでいただきまして、ありがとうございました。これは、『九尾の花嫁』の番外編であり、自主企画「第一回オカン(男子)文学大賞」の参加作品となります。

 もともと、猿師(百日紅さるすべり兵衛ひょうえ)と稲山総次郎のからみを書きたかっただけの作品でして、それ以上でもそれ以下でもございません!

 ただ、1話だけで終わらせるのはもったいなかったので、ずるずるとここまで引っ張りました。

(途中、続きを書くのを忘れかけた時もありましたが……Σ(ノ`Д´)ノおいっ)

 世話焼きループをしたかったので、最後のエピソードは最初に世話を焼いていた兵衛が、彼にとって一番大切な伊万里に世話を焼かれるというものです。


 『九尾の花嫁』は、あやかしの話でありますが、日常的な出来事をずっと延々と続けられる要素を持っているんですよね。ここに出てきた登場人物以外にも、わらしつきになった木戸孝とか、壬のライバル寛太(三歳児)とか、篠平の拓真とか。それはまた、何か機会がありましたら書いてみようかなと思います。


 今回こうした機会がなければ書くことはなかった小話です。機会を与えてくださった企画に深く感謝をいたします。

自主企画「第一回オカン(男子)文学大賞」(参加受付終了)

企画主 橘 紀里さま

https://kakuyomu.jp/user_events/16816700429408188417


関連作品

『九尾の花嫁』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886283502

『藤の花恋』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054917452940

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世話焼きが世話焼かれ すなさと @eri-sunasato

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