一万字未満の中に込められた時間の長さに、想いを馳せる

読み進めるとこのタイトルの重さが分かって、とても切なくなりました。主人公の心情が等身大で描かれているので、真っ直ぐ気持ちが伝わってきます。
永遠に届けることが出来なかった気持ちも、失って初めて知る気持ちも、誰だって味わうからこそ、心を打つものがありました。そんな中でも今を生きていかなければいけない。悲しいけれど、そっと寄り添ってくれるような、そんな作品でした。

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