へー、ほー、の連続。

正直に言うと、サウスダコタという州があることすら知らなかった。そのため、サウスダコタってどんなところなの?という興味だけでも全話読んでしまえる勢いだったが、それに加えて、途中で出てくるエピソード、特にヒスパニックの人たちの逸話はインパクトがあり、へー、ほー、と驚くばかり。

考えてみると、小説なりノンフィクションを読む中で、喜怒哀楽の感情を抱くことはあれども、「驚く」ことはあまりない気がする。

その意味では、稀有な体験をしている作者さんならではの物語だと思う。

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