WILD LIFE 〜命の循環を生む仕組み〜

ワイン好きの方、必見!
オーストラリアの大地で育まれた食べ物、飲み物、そして人を描いたエッセイです。

身近なところで命が食べ物に変わり、神の血と融合し、再び大地を耕す手足となる。
パッケージに封じ込められることなく、そこには野生との生身のやりとりがあります。

身体を酷使したり、厳しい環境に晒されたりした挙句、得るものが満足に無いこともあるでしょう。でも自然界から抽出したワインと共にマリアージュを探す。それは凝縮された生と言えます。

神の血に溺れているのか?

いや、きっと『たゆたえども沈まず』。ゆったりと舟を漕いでいるのです。
フランス編もあるようなので、その系譜も辿ってみたくはありませんか。

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