人外×教会×祓魔官×ゴシック×ファンタジー=バトルが熱い!!

冒頭を読み終わった時、これはあれだアニメのオープニング前に流れるあれだ!と思いました(調べました。アバンタイトルやプレタイトルと言うそうです)

お前はいったい何を言っているんだ?ということで補足しますと、小説を読んでいるのに映像が流れてくるのです。嘘だと思った方、まず冒頭を読んでみてください。

自分は小説を読んでいる時に文章から映像へと変換される、または声が聞こえてくるタイプのヨム人なのですが、この作品は読むと瞬時に映像が出てきます。本当です。誇張ではなく、それくらい疾走感のあるバトルシーンなのです。
 
もちろん、この作品の魅力は他にもたくさんあります。
重厚な世界観、骨太の設定、それから愉快な(?)祓魔官の仲間たち&よく喋る敵さんたち。

バトル中のキャラたちの掛け合いはさることながら、日常ターンにおいても会話がとにかく楽しいです。気心知れた仲間たちの掛け合いに主人公とヒロインのほわほわな会話も、読んでいて思わずにっこちしちゃいます。

肝心のストーリーラインも安心してください。めちゃくちゃ面白いです!!
一章まで読み終えたところでレビューを綴っていますが、読むのが遅い自分でも続きが気になってがっつり読み進めちゃいました。これから二章も三章もあります。ばっちり楽しめそうです!

その他のおすすめレビュー

朝倉千冬さんの他のおすすめレビュー164