双子エッセイ

作者 無月弟

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★★★ Excellent!!!

自分の周りにはこれまで双子の方はいませんでした。
それでも「双子ってこういう感じらしい」という話はそれなりに耳にしていました。
そういう自分の知識とピッタリ合うところあれば、意外に思うところ、双子じゃなくても共感できるところがあり、とても興味深く読むことができました。

文章的にも読みやすいですし、実話が織り交ざられていてわかりやすかったです。
色んな人におすすめできるエッセイでした。

★★★ Excellent!!!

双子といえば。
よく似た顔だち、お揃いの服、寸分の狂いもないシンクロ率。

このような双子にまつわるイメージは、タレントや漫画などのキャラクターの影響が強いかもしれません。
固定観念から離れ、双子の実態を確かめてみませんか?

ただし、このエッセイに収録された双子エピソードは、あくまでも一つの事例に過ぎません。個人差はあります。そのことを胸に刻んでから、お楽しみくださいませ。

★★★ Excellent!!!

ふたご、あるある。

ほんとに面白いです。面白いって言うのも、なんだか申し訳ないんですが。
双子じゃない私は、ちょっと羨ましい。
双子の兄が欲しいって思いました。

ぜひ、読んでください。
なんか目を開かせられるなんて、思ってしまいますから。

★★★ Excellent!!!

双子、たしかにいろんな事例あるのですがカクヨム界の双子といえばこの無月兄弟。
私の周りや子供のクラスにも何組かいるしタレントも双子がいたり。
見方が変わるかも? いやこのエッセイは双子であるごく1人の思いや体験や経験。
無月弟さん目線の双子ライフ。
ぜひ読んでください!

★★★ Excellent!!!

このエッセイでは双子ならではのあるあるやそれに対する思いが刻まれています。
似た者同士ではあっても同じ人ではない。
肉体の設計図――遺伝子が同じというだけであり、中身は、それを動かす力や意識、気持ちは違うもの。
彼らの気持ちを知り、とても面白いと感じました。

★★★ Excellent!!!

双子って、そうじゃない人から見たら、とても神秘的なのですよね。同じ服を着るとか、テレパシーが使えるとか、そんなのはファンタジーの世界だけの話で、実際は一人ずつ、それぞれどこかちがうところがあるのです。

ただね、これは言われそうだなと思うのは、「幽体離脱やって」とお願いされそうだなと思って。その話は出ませんでしたが、なんかいろいろな無理難題を押し付けられていそうな感じがして、双子もやっぱり普通の兄弟なんだなということを実感しました。

双子じゃなければわからない、双子のエッセイ。とても興味深いですよ。

★★★ Excellent!!!

率直に面白かったし興味深かったです!
前から双子に訊ねてみたいと思っていたことの答えをもらえた気分です♪

そんなことが起こるの!?っていうような、双子ならではのエピソードも読めて、このエッセイを読んでよかったなと思いました。

最終話では、当たり前だけど忘れがちなことも思い出させてくれる、読み応えのあるエッセイでした☆

★★★ Excellent!!!

もう一人、自分がいたらいいなあと思っていたころがありました。
親よりも身近で、だれよりも互いを知っている人間。
でも普通、そんな人間はいません。
だからこそ、惹かれてしまうのは双子の神秘。
ですがこちらに書かれているのはそんな双子を翻弄する運命。
双子は特別じゃない? いいえ、それは双子だから思うのです。
そんな双子の事情をのぞいてみてはいかがでしょうか。

★★★ Excellent!!!

私は双子ではないんですけど(笑)

学生の頃、友人に三組ほど双子がおりました。
姉妹が二組、そして姉弟が一組。兄弟の双子はこの無月兄弟が初めてです。

双子じゃない人間からすると、双子って何か特別な感じがしません?
ドキュメンタリー系の番組なんかでも双子の神秘体験みたいな特集があったりしますし。中にはいるのかもですけど。

だけど、やっぱり双子といっても別々の人間。ただ、一緒に暮らしていて、さらに仲も良ければ、そりゃあ好みや何やらも似てくるというものです。何せ夫婦だって似てくるって話じゃないですか。あっちはガチの他人ですよ?

さて、こちらのエッセイでは、優しい語り口に定評のある作者様による、双子あるあるだったり、双子ならではの悩みなどが綴られています。もし、双子=同じ人間なんて思っている方がおりましたら、ぜひこちらを読んでその辺を改めていただきたい!

双子は似ているけれども、同じではないのです!