(皆様、ごめんなさい。この「レビュー」は個人的メモです)

陳謝:このレビューがカクヨム会員の皆様に何の参考にならなくとも、僕にマサカリ(IT業界で「一撃必殺の事実誤認指摘」を意味する用語)を投げることはご遠慮願います。

このレビュー、僕にとっては一般の皆様より興味深く読ませていただきました。

何故なら僕は双子だからです。ただし、二卵性双生児。

DNAが同一でない普通の兄弟が、子宮で同席していたことを理由に、一生、双子扱いされるのです。身長、肉付き、顔、性格、その他諸々が全て兄弟レベルでしか似ていません。周囲が双子に抱く幻想を壊してばかり。

僕たち自身も分かっていて、今では奥様と子どもがいる兄が子どもを綺麗に撮れるスマホを安い携帯電話会社で使いたいと言うと、独身でヲタの弟(僕)が機種と回線を指定する、など持ちつ持たれつで過ごしています。

そんな二卵性双生児の僕から見たら、まず一言。

「わぁ! 本物の双子だ!」

世間が双子に抱く幻想を被せられるほど似ている二人。やっぱり、双子って、こうですよね。

当のお二人は「違う」と伝えるために本エッセイをお書きになりました。しかし幻想を被せられるだけ一見して特別な存在でいらっしゃるはずです。幻想を壊し続けた僕が言うのですから間違いありません。

二卵性双生児が一卵性双生児を見ると、より面白いです。嘘ではありません。

失礼。自分語りが過ぎました。

筆者は一般の皆様にもきちんと納得できる説明をなされています。本エッセイを読むと双子の気持ちが分かるはずです。

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