好きだから、食べられない。

あの時のことを、忘れたくないから。

無情な現実に打ちのめされても、過酷でも、そこで折れるわけにはいかない、前に進まないと行けない時、何が原動力になるのか。

一つは、やっぱり食べること。
そして食べ物を誰かに分け与えることは、生きて、と伝えることだと思う。
それを聞いたら、多分もう投げ出せられない。

心細い時に食べる、あたたかいもの。お腹を空かせている人に、すぐに満たしてあげられるもの。
カップ麺の愛は、きっとそこにあります。

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