緑のたぬきが食べたくてたまらなくなる。でも、食べないでおこうかな、とも思う。なぜなら、胸がいっぱいになるから……。「あの頃」を知っている方にぜひ読んでいただきたい作品です。
オリジナルをぼちぼち書いています。ジャンルは模索中です。 いろんな方の作品に触れられて幸せだなあ、と実感する今日この頃。
この警察官の話は実話かフィクションなのかわかりません。それくらい真実味があり、同時に温かい話でもありました。このレビューを書いていているのは2022/5/26ですが、今でも傷が癒えていない人は…続きを読む
災害が起きたとき警察・消防・自衛隊は一目散に現場に駆け付ける。その被災地は、当然かれらの地元であり、実は彼らの家族が被災している可能性が高い。それでも、彼らは一目散に職場に駆け付ける。我が家に残し…続きを読む
緑のたぬきが好きなのに食べない。アレルギーではないのになぜ。そんな読者の疑問に応えるように、上司の過去がゆるやかに語られる。朗らかでありながら嚙みしめるように話す声。かつて見た光景を、臨場感たっ…続きを読む
食べ物の美味しさって、その時どんな状況だったかが大きく影響しますよね。このたぬきもそうでした。そして特別になる食べ物は、やっぱり生半可に食べられるものではない「特別」でした。緑のたぬきは大事…続きを読む
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