緑のたぬきが食べたくてたまらなくなる。でも、食べないでおこうかな、とも思う。なぜなら、胸がいっぱいになるから……。「あの頃」を知っている方にぜひ読んでいただきたい作品です。
オリジナルをぼちぼち書いています。ジャンルは模索中です。 いろんな方の作品に触れられて幸せだなあ、と実感する今日この頃。
緑のたぬきが大好きなのに、食べない警察官。その理由は……。いい話でした!その時のその味は、もう二度と来ないですからね。思い出を大切にするのは大事ですね。
職業と食べモノは、切っても切れない関係にある。あたたかいカップ麺。タヌキとキツネ。どっちもうまいが、この警官には食べられない理由が…。味覚・嗅覚と記憶は密接につながっています。あの日、あの…続きを読む
短編でこれだけ温かいストーリーが作れるものなのですね、凄い!吸い込まれるようにラストまで読めました。寝る前に読んだのですがふんわりといい話を聞けた気分に満足して眠れそう。
緑のたぬきが好きなのに食べない。アレルギーではないのになぜ。そんな読者の疑問に応えるように、上司の過去がゆるやかに語られる。朗らかでありながら嚙みしめるように話す声。かつて見た光景を、臨場感たっ…続きを読む
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