過不足がないとは、このことか!

本当に。
簡潔すぎず、冗長すぎず。
滅多にフィクションで涙腺の緩むことのない私だが、この作品は……何というか、心揺さぶられた。
泣いたという訳ではない。
これもちょうどよく「感動」するのだ。
地震は、3.11のボランティアに行った程度の関わりの私でさえ「感動」するのだから、経験した方の「感動」の大きさは、如何ばかりだろう。
地震が苦手でないひとには、お勧めの短編作品だ。

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