月食堂掌編録

作者 聖河リョウ

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目次

連載中 全54話

更新

  1. 君、運がいいね。其れは月世界から入荷した新商品さ
  2. 床にころがるちいさな硝子星を少年の指先がつまみあげた
  3. こころにぽかりとあいた虚を埋める術を知らぬまま、"大人"になってしまった
  4. 君が月の光にのまれないように
  5. これ以上、弟を喪うのは耐えきれなかった
  6. にいさん、と口にしたところで、誰のことか思い出せない
  7. 物心ついたときから、彼女の背を追っていた
  8. 君がいない世界なんて、考えたこともなかった
  9. 僕たちはふたりでひとつの"星"だった
  10. 僕のこころは擦り切れて、灰になって、それでもまだ息をしている
  11. ここは私の"聖域"だ。けっして、誰にも触れさせはしない
  12. 君の大切なひとは、誰
  13. お前、ここで死ぬのかい
  14. 玉座でほほえむのは、"どちら"なのだろう
  15. 約束をしたんだ。君のためにうつくしい花を咲かせよう
  16. 星のいのちの灯火を繋ぐためには、贄が必要だった
  17. 僕はこの楽園から飛び立つことはできない
  18. 手の中で輝くアクアマリンは、花売りとして売られた、ちいさなこどもだった
  19. 素肌にガウンを羽織っただけの姿で現れる花売りは、聖域を踏み荒らす
  20. 綺麗だろう。これからもっと良い鉱玉になる
  21. お兄さん、名前を教えてよ
  22. これが最後だね、とは、言い出せなかった
  23. 僕がいなくなっても、泣かないでね
  24. 君のカルサイトは、まるで生きているみたいだ
  25. 身体の内側からひび割れる音がする
  26. 僕の手は何度でもきみを寝台に引き戻す
  27. あなたの"愛"が、僕を狂わせていく
  28. 侵食が進めば、もう二人ではいられない
  29. あなたが覚えていてくれて、……よかった
  30. 一番星の核があれば、どんな願いもかなうのだと思っていた
  31. 夜天のかけらを前に、シリウスの手は止まっていた
  32. では、月世界のゲートを開きましょうか
  33. 俺が鉱玉になったら、先生のコレクションにくわえてよ
  34. あなたと過ごせて、しあわせでした
  35. 金紅石の降る夜に兄弟ごっこは始まった
  36. あのとき、星の海に飛び込まなくて、よかったなぁ
  37. あたらしい年のはじまりに、ささやかなお祝いをするの。あなたにも来てほしくて
  38. 星の核を食べるなんて、どうかしてる
  39. シリウスの核の損傷は激しく、何百年も眠りについていた
  40. 塔の頂に辿り着くことができれば、僕たちは大人になれるんだろう
  41. たいせつなものは閉じこめておかないと
  42. 愛されたいと願っても、この両手は届かない
  43. 君、すこし、雰囲気変わった……?
  44. あわい菫を宿した指先が最後のひとつを柩におさめた
  45. 痛みを、共有したいのです
  46. レンズのせいで色合いが変わってしまうのだね。私は君の青い睛がすきだよ
  47. にいさんはどうしたいの
  48. 何十年、何百年、何千年経とうとも、この庭園に終わりはない
  49. 彼はいのちを燃やす花を弄び、そのかけらを喰らう
  50. 気づいたら此処にいる。覚醒しているはずなのに、夢の中にいるようだ
  51. 霧深き森に佇む療養所に其の花は咲いていた
  52. 少年は"弟"の手をとり、一面の銀世界に足を踏み入れた
  53. 星のささやきさえも凍てつくような夜だった
  54. 凍てつく夜にきっと弟の身体は耐えられない