婚姻後子に恵まれず義母が知り合いの娘を夫の後妻に宛てがおうと画策

学園時不注意にぶつかり倒れそうな私を助けてくれた彼に謝罪したく、後日校内で彼を捜索中に躓き、倒れ掛かる所を、またもや彼に支えられる、という偶然の再会の後、2人は付き合い始め、私の卒業を待って結婚。私達は社交界では仲の良い夫婦と噂される程の鴛鴦振りであったが、婚姻後子に恵まれず、義母からは子をなさない事にやっかみがられ、終いに義母は某店内で親切に手助けを施された娘を息子である夫の後妻に宛てがおうと邸に乗り込んで来た。その娘が学園時の私の親友で夫共面識がある学友で、余計義母がその娘に夫を奪う様に急かされ、来る日義両親とその娘を交えての食事会開催で義母がその娘と夫である息子の婚姻を宣言しようと画策するも、当日私の妊娠が発覚するという、所で止まっておりますが、多分その娘が義母に踊らされていたのみで、ヒロインは待望の子の誕生を迎える幸せなエンドとなり、めでたしめでたしの事でしょう。

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雫の花