本来なら厳し状況の日常の風景が、明るくほのぼのと語られる。緑のたぬきが彩として、クローズアップされています。優しい読後感が好きです。
児童小説、ファンタジー小説、怪談など書いています。一年振りに書き始めました。よろしくお願い致します。皆様に読んでいただけたら最大の喜びです。
超高齢化社会が進むにつれて、深刻化していくであろうヤングケアラー問題。 他の大勢の学生たちとは大きく違う青春。 キラキラしたものでは無いし、泣きたくなるような虚しさが一杯だけれど、それでもささ…続きを読む
確固たるアイデンティティを持つティーンエイジなんていない。これが私だ、と胸を張るには、世界は狭いし、知識は限定的で、与えられた責任も追わされた義務も、吹けばふわりと舞い上がってしまう羽毛みたいに…続きを読む
感じている魅力を緻密に分析し、言語化する能力。これが常々感じる作者様の強みであり、本作は改めてそれを如実に実感できる温かいストーリーでした。なんでも問題視すれば良いわけでもないし、周りの人が楽…続きを読む
この物語の主人公は高校生ながら、行方をくらました両親に代わって老いたお婆ちゃんの介護をし、「緑のたぬき」を食べる時間に癒しを感じています。この「緑のたぬき」を食べる描写が本当に美味しそうで、一見辛…続きを読む
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