本来なら厳し状況の日常の風景が、明るくほのぼのと語られる。緑のたぬきが彩として、クローズアップされています。優しい読後感が好きです。
児童小説、ファンタジー小説、怪談など書いています。一年振りに書き始めました。よろしくお願い致します。皆様に読んでいただけたら最大の喜びです。
とつとつと日々が過ぎる。お婆ちゃんの介護に苦労しながらも将来をぼんやりと考え、親友と語らい、そして食べる。そんな光景が愛おしくなる作品ですね。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(367文字)
超高齢化社会が進むにつれて、深刻化していくであろうヤングケアラー問題。 他の大勢の学生たちとは大きく違う青春。 キラキラしたものでは無いし、泣きたくなるような虚しさが一杯だけれど、それでもささ…続きを読む
お婆ちゃんと二人暮らしの岳くん。お婆ちゃんの相手は大変だけど、ひねくれず、前向きに向き合う彼に、幸せって考え方次第だと思わせられました。「赤いきつね」「緑のたぬき」がとてもおいしそうです。
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