レティクルの神様、気まぐれなもの

掌編の作品です。軽い文字数に即して、実際割とサラッとした雰囲気でサラッとした内容の作品なんだけど、語り口の軽妙さがうまくてけっこう引き込まれました。結局そいつは神について何を言ったんだよ、聞かせろよ、って先が気になっていく感じだった。小品だとは思いますが、小品らしい良さがありますね。