緑が繋ぐ二人の縁

思い込み、食わず嫌い、味覚の変化。
何でも食べられるにこしたことはないけれど、どうしようもないこともある。

主人公のヒサシ君の子供の頃の思い出が、成し得なかったことへの無念が、青い空へ向かって昇華してゆくまでの、非常に爽やかなエピソードです。
ゆったりと流れてゆく白い雲を眺めているのは……

雑食のたぬきは、何でも食べられる喜びを噛み締めているかもしれません。

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