気のある男のスネを七五調のリズムで思わず蹴り折っちゃう♡

黒髪美女のスネ蹴り罵倒アーサー王伝説アドベンチャーがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

はい、どーもー♪
スーダラでぇーす!

無っ知でぇえええーす!!
なぁーんも知りませーん( ;∀;)
ごめんねぇええええーっ!

あっあー♪
許してくれとは言わないがー♪
そんなにスーダラ悪いのかー!?
ララバイ ララバイ バラライカー♪
くちゅくちゅハートのっ♪
子守唄ぁあああああー♪

あああああああああああああああああぁあああああーっ!!

あっ、あ、すいません。
荒ぶりました。
自分のモノ知らなさに思わず荒ぶってしまいましたごめんなさい人様のレビュー欄で。

……と、ゆーことでね。

今回のレビューは、レビューなのに初っ端で白旗上げるところから始めていきたいと思います。うぉおおおおおお白旗ブンブン振ってるぜぇえええっ!

そんな白旗スーダラレビュー7本目は
神在月 里歌さんの作品

「神殺しの君たちへ~神は伝説を遺し、人は神話を喰い殺す~」

で、ござい、マッスル!
サイドチェストォオオオオオオオッ!
ダンベル何キロ持てる? 面白いよネッ!
あ、ごめんごめん。
白旗ってたんだダンベル上げてる場合じゃねーわ。

ええと。
あぁ、はい。
なにが白旗かって?
それはね小説のモチーフがね。
あの、モ、の、チーフーがね。
「アーサー王伝説」なのね。
それがねぇ、うん。
えぇえぇえぇえぇ、はいはい。
アーサーね。
アーサーですよね?
ぞ、存じてごぜえますよですよ。
あのー、ほれ。
スクエニのやつよ!
100万本のエクスカリバーでブリテンがワチャワチャいうやつでしょ?
ちょぼらうちょぽみ先生の弱酸性が最&高にトチ狂っててイカしたやつね!
アレ面白いよねー!
……え?
違う?
それの元ネタの方?
ももも、元ネタってなに?
あ、スクエニだからゲームってこと?
RPG?
違う?
は?
湖の貴婦人?
誰それ?
円卓の騎士?
甲冑着て丸テーブル囲んでどうするのよ? 中華食べんの?
はい?
騎士道物語の原典とも言える神作品?
……へ、へーん。
ははーん。
き、聞いたことあるねぇ。
ふぁっ?
ファンタジー読んだり書いたりするクセに「アーサー王伝説」も知らないとか、マジでヤバイ?
ヤバイよヤバイよ?
ヤバみヤバすけ?
マジか……。
アーサー王伝説知らないとか、マジでヤバみヤバすけなのか……。
…………………………………………………………………………………………………………ちょ、ちょっとだけ、スーダラもアホなことばっかり言ってないで勉強しよっかな!
うん。
ってことで、土下座っ!

〜ご注意〜

このバカレビューは、アーサー王伝説の「ア」の字も知らない人間によって書かれています。ゆえに、それ関連の蘊蓄とか伏線とか何一つ気付かずに読んでいた事をお察し下さい。

はーい!
「お察し」レビューでぇーす!!( ;∀;)

さ!
言い訳と泣き言だけで相当な文字数使っちまいましたが、作品のレビューいきましょ!
降伏したところから始めてナンボよ、スーダラレビューなんてのはよぉおっ!

はい。

「神殺し」がタイトルに入っている通り、おそらくは壮大なスケールで描かれていくであろうこの作品、2022/03/06現在で、カクヨムにてナンバリングされていないエピソードを含めて25話分公開しておられまする。

公開された全エピソードを拝読しました印象としては、まだま〜〜だ長く続いていくであろう物語の序盤、4分の1か3分の1というところでしょうかのぅ?

イタリア黒髪足技美女と、イギリス髪金嫌味男のコンビが、(スーダラが何一つ知らないでも小説読みにとってはきっと常識の)アーサー王伝説になぞらえた奇妙な殺人事件と、そこに隠された謎を追って東奔西走する。
事件を追ううち、やがてその裏には巨大な組織の影が見え隠れして……という、サスペンス、ミステリーにおける王道ストーリーですなのな!

主人公の黒髪美女がイイネ!
うん、イイよ!
なにがイイって、照れ隠しに、思わず気のある男の脛を蹴り折っちゃおうとするDV気質なところとかね! 可愛いよねっ!

脛折られる方もね、髪金男の方もね、爪先の尖った靴で脛を蹴られた瞬間に「あばぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」とか教科書に載せたくなるような見事なリアクション芸を披露しててね、とっても好感が持てるよネッ!

こおゆう感情的なシーンが大好物なスーダラとしては、もっとお願いしたくなるよねっ!

ところでさ。
話急に変わるんだけど。

この作品の作者様は、神在月様は、俳句か短歌か、さもなくば吉本ばななが好きなんじゃろうか? とか思ってしまい申した。

いや、は? なに急に? って思われるだろうけど、そんなふうに妄想しちゃう理由があってですな。

うーん、おそらくは句読点の使い方によるものなんだけどね。

この小説の、特に最初の1〜2話目における文章がね、主人公美女の一人称、その地の文、心内語やセリフの多くで、文が【七五調】になっているのよ。それがとても特徴的でねぇ。

いや、厳密には七五に収まってないのだけれど、文章の【リズム】がそうなのよね。
試しに、この小説の1〜2話を声に出して読んで貰うと、その七五調のリズムが良ーく分かるのな。さっきも言ったけど、おそらく句読点を打つ位置、それによって発生するリズムだと思う。
まぁ七五調ってのは、日本人に馴染み深く、また馴染みやすい語感だからねぇ。

その点に注意して読み進めるとさ、2話目の最後の方で、主人公のパートナー髪金男が自分のコートを着せてあげるシーンがあるんだけどさ、そのセリフで……

「これ着なよ。見てるこっちが、寒くなる」(2話目より引用)

とか出てきたから

キマッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

って、思わずガッツポーズしちゃったものね。すげぇバッチリ七五調だぜっ! ってwww

いや、まぁまぁまぁ。
それも3話目を過ぎだ辺りから急速に出てこなくなっちゃうんだけどね。
想像するに、恐らく作者様が3話目辺りから、書いていく上での「何か」を掴んだからだと思うのね。

こういう、作者様が作品を書きながら変化してゆく瞬間を目撃出来るのも、WEB連載小説の面白いところですよなぁ。

スーダラ的にはですな神在月様には、是非この七五調のリズムを意図的に利用して、WEB小説の新たなる地平を切り開いてもらいたいよねっ!

そんな勝手な妄想を作者様に投げ付けたところでお時間となりました。ので、現場からのレビューは以上です。

アーサー王、ごめんっ!
アーサーのこと、今度勉強しとくからっ!
白旗で切腹!
あっ!
白旗が真っ赤にっ!?
コミュニズムッ!

あーうん。
この作品ね、アーサー王伝説をちゃんと知ってる人は勿論、そうでない人にだって面白く、かつ、ヒロインのDVじゃないカッコイイアクションもあるエンタメ小説だから、みんな読んだ方がいいよ、うん。

じゃあの!
バッファファイにゅーん♪ 

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