イングランドの古めかしい地で繰り広げられる異物討伐のバディアクション!

　暴力担当アレックスと天才ハワードの絡みが飄々としているなか、イングランドのかすれたような風景の中で魔物との討伐戦が行われる…。すごく絵が浮かんできてよい物語だと思います。
　漫画で恐縮ですが佐竹幸典先生の『魔女と野獣』、たらちねジョン先生の『アザミの城の魔女』とかが想起させれる非常に良質なイングランド成分を含んでいると思います。
　狩られているほうの情報が少ないので、そもそも神々の異物とは何なのか?とかそれを作った神とは?みたいな命題が出てくると勝手に思うのですが、そうしたものがこれからどう展開していくのか楽しみです。