第9話…彼…打ち上げ

その頃、メンバーと関係者は

ライブの打ち上げ中だった。


「今日がライブツアーの最終日でしたが 無事に事故などもなく 

今年のツアーを〆ることができました。これも みなさんのご協力のおかげですし もちろんファンのみなさんのご協力もあってこそだと思います。

それではおつかれさまでした。乾杯!」


「おつかれさまでした~。」


「みんな本当におつかれさまでした。 たけるは奥さんと娘さんがきてたから

よけいに頑張れたんちゃう?」


「いつもの倍頑張ったかな♪」


「しかし、かのんちゃん 可愛いよな。また連れてきてくれへん?」


「うん。可愛いかったよな。

友達の娘さんも可愛かったし。」


「俺らもさ~ゆきが来てくれたから 

いつもより頑張れたよな~。」


「お母さんの顔してたしな。」


しみじみと昔のことを思い出す正人まさと


「たける…二人目はそろそろか?」


「なにを聞いてんだよ。」


「まあ それは俺らも気になるよな。」


「今夜は 疲れとるために寝たほうが

いいと思うな。」


「そうだな。ゆきも 疲れてると思うし俺も眠いしな。」


「たける、優しいな。」


2時間後…打ち上げが終わり 

マネージャの車で送ってもらった。


たけるが家の中へはいり

入浴し髪を乾かしてると

ゆきが 起きてきた。


「パパ お帰りなさい。おつかれさま。ライブ とっても良かったよ。」


「ただいま。起こしちゃってごめんな。」


「のどが渇いて起きたから大丈夫だよ。」


「こっちにおいで…」


たけるの横に座るとキスしてきた。


「ライブみててくれたから

俺ないつもより頑張ったし 

幸せだったよ。」

「メンバーもいつもより

頑張ってた。」


「私もたけると結婚できて幸せだよ。

ありがとう。」


「俺も同じだよ。愛してるからな。

さーてと寝ような。」


寝室にはいり。かのんの顔を見るたける


「可愛いよな…」 

「もう少ししたら2人目ほしいな。」


「うん そうだね。お休みなさい。」


「お休み」

ハグしながら眠りについた。

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