第2話…彼…入籍

明朝になった


「今から婚姻届出しにいこうな。」


「うん 仕事に行く前だよね。」


「そうだな。じゃ行こうか。」


たけるが運転する車で 区役所に行き 

婚姻届をだして夫婦になった。

ゆきを会社まで送っていき…


「俺 事務所に報告しとくわ。

それから帰りは 遅くなるから

気をつけてな♪」


「うん 行ってらっしゃい。」


たけるの車を見送ってから会社に

入っていった。


たけるは事務所に

ゆきは会社に 入籍を報告した。


メンバーには現場で報告。。


「俺な今朝、ゆきと 入籍したよ。」


「嘘や…俺らの女だったのに。」


「ほんまや~。」


「嘘…俺の女だったのに。」


「…俺の女」


「うそやろ…」


「ほんまかい?」


マネジャーが

「嘘ではないよ。社長にも言ってたしな。」


「お前ら!ゆきは俺の女だから!!

指1本触れたらどないことになるか

わかってるよな?」


忠告するたける…


「まぁ あきらめるしかないわな。

たけるおめでとう。」


「仕方ないよな…たけるおめでとう」

   

「みんな ありがとう♪」


ブルームメンバーは 

車で仕事現場に向かった。


ゆきは 仕事が終わり、

電車に乗っていたら

誰かが声をかけてきた

顔をみるとブルームのメンバー

正人まさとだった


「こんばんは。今 仕事終わったの?」


正人まさとさん、こんばんは。そっちも終わりてすか?

おつかれさまてした。

私、もう降りるので…」


「俺も、降りるから…」


電車を降りて、歩きながら


「なぁ…今朝 入籍したって 

たけるから聞いた。おめでとう。」


「でもな…俺 ショックやった…

5年前に別れてなければ

よかったなって思って。」

「あの時は俺の身勝手で別れたけど

あれからずっとな…

ゆきのことが忘れられなくて…」


「あの時、ずっと待ってたんだよ。

連絡もないまま…寒い中…」

「そんな時、たけるに声をかけて

もらって正人まさとはメンバーと飲みに行ったって聞かされたら…

涙が止まらなくなって…たけるが自分が着てたコートを私にかけてくれた。」


「その後…たけるの家に行ったの…

でも何もしないで隣にいてくれた…」


「とっても安心したしホッとして…

この人と一緒にいたいと思ったの。」


「あの頃には もう戻れない…

「じゃ ここで…」


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