第11話…彼…その後

あれから5年が過ぎ

かのんに妹と弟ができた。


次女…あこ 7歳

長男…たく 3歳


「お母さん?あこのトイレ行った?」


「行ってない。かのん連れて行ってもらえる。今、たくの着替え中なの。」


「うん。わかったよ。あこ〜こっちにおいで、」


「おねえちゃん 何?」


「トイレ行くよ〜。」


「一人で?こわいよ。」


「私と一緒だから大丈夫だよ。」


「よかった。」


トイレに、むかった。


「おかーしゃん おとーしゃんは?」


「お父さんはまだ寝てるんだよ。」


「お寝坊さんだから たく起こしてきてくれる?」


「うん。おきがえおわったから

おこしてくるね。」


走ってお父さんのところへいった。


「おとーしゃん おきて」


お父さんにダイブする たく


「ん… たくか…おはよう。

また、ダイブしたな〜。くすぐり攻撃だ〜。」


「あはは〜〜おとーしゃんやめて〜」


「よし。やめてやる。今度したら

チューするぞ(笑)」


「いや〜」


逃げていく たく。


たけるが、着替えてリビングに

向かった。


「みんな〜おはよう。またお父さんがビリになったな〜。」


「おはよう。」


「お父さんビリだから朝ごはん担当だね。」


「お〜 お腹空いたな…かのん手伝ってな。」


「いいよ。」


キッチンに向かう2人。


五十嵐家は 今日もにぎやかな一日のはじまりになった。

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えこ @ecoguri555

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