第4話…彼…たける休日

「ゆき、お帰り♪ おつかれさま。」


着替えてテーブルに座った。


「久しぶりに作ったけど

味どう?」


「いただきます。うん 美味しいよ♪」

「ご飯作ってくれてありがとう。」


「大丈夫だよ♪ 今日は忙しかったの?」


「いつもよりは 忙しかった。

でも 残業なかったから楽だったよ。」


「そうか。美味かったわ~♪ごちそうさまでした。」


「美味しかったよ。ごちそうさま。」


食器を洗い終わり テレビを観ながら…


「帰ってくるまで 寂しかった。」


ハグしてきた。


「たける。 ありがとう。

私、 結婚できて幸せだよ。」


「俺も…愛してるからな…」


キスしてきて 時間の流れに身を任せて愛しあった。


たけると入籍して二ヶ月が過ぎた。


いつも通りの朝…


今日はゆきが 仕事休み 。


「たける 頑張ってきてね。

行ってらっしゃい♪」


「じゃ 行ってくるからな♪」

「今日は泊りだから気をつけてな。」


たけるが仕事にいった。


ゆきは 家事を済ませ 

愛犬の散歩にでかけた。

散歩を済ませ、テレビを観てたら

生理がきてないことに気づいた。


近くの T産婦人科に行ってきた。


医師「おめでとう。

妊娠二ヶ月に入ってて

予定日は9月11日です。」と

言われた。


(たけるの赤ちゃんがここに…)

お腹を触りながら思った。

今日はたけるは泊りだからメールした。


(お疲れ様。♪赤ちゃんできたよ。

今、二ヶ月で予定日が9月11日だって)


送信した…


ゆきが、お風呂からあがってきたら

たけるからメールがきてた。


(赤ちゃんって。ほんとに??

やった~~。めっちゃ嬉しい~♪)


その後…たけるから電話がきた…


「ゆき~♪大丈夫か~♪俺、嬉しい。涙でてきたよ。」


「たける おつかれさま!

私も嬉しいよ♪」


「体、無理しないで休んでるんだよ。」

電話を切った。


とても嬉しそうだった。

ゆきはお腹をさすりありがとうと

言った。


それから…順調に出産予定日を

迎え。…


9月15日午後2時に3200グラム 

身長50センチの女の子を出産した…

名前は「かのん」と命名した。


「ゆき、おつかれさま。

めっちゃめちゃ感動した。

ありがとう。これからこの子を

大事に育てような」


「たける。かのんを ありがとう♪」


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