第6話…彼…ブルームライブ2

「そろそろ本番だよ~。

ゆきさんは観ていくの?」


「うん 親子席にいるよ。

ただ かのんが パパって言わないか

心配。」


「じゃ ママとかのん いってくるよ~」


「頑張ってね。行ってらっしゃい。

そろそろ、席に行くから。」


楽屋をでてホールの親子席に

向かった。」


隣には、かのんと同じ歳の子を持つ 

親友のかえでが 座ってた。


「ゆき。遅かったじゃん。」


「ゴメン 旦那のとこ行ってたから。」


「あ~そうか~♪」「調子はどうだった?」


「みんなバッチリだったよ♪」


「あっ 始まったよ。」


ライブが始まった。


ゆきに気づいて 近づいてくる

メンバー。


かのんと親友の娘、まりちゃんは

キョトンとしている…


ライブも終盤にはいった。


その時…かのんが…「パパ、パパ」と言って ニコニコしてしてる♪


アンコールで


たけるが近づいてきて

かのんとまりちゃんの頭をなでた。


無事にライブも終わり

ホールをでた廊下のイスに座って。


「まりの頭なでてくれた~♪

みんなこっちに 近づいてきてたよ。」

「やっぱ かっこいい~。いいな~。

ゆきがうらやましい。」


「まぁ これも運命だよ。」


「はい、ごちそうさま(笑)」


このとき…たけるからメール。


「あれ?旦那からだ…」


「えっ!うわ~リアルだ~。」


「楽屋においでだって。

かえでも行く?」


「いいの?」


「今 メールしてみる…」


送信


すぐ返事がきた。


「いいよだって。じゃいこうよ。」


「うわ~緊張する…」


ゆき警備員に声をかけると

裏口に通してくれた。

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