第5話 これから②

《ステータス》も確認した。良く分からないところもあったけど。


前世では常に体を動かせていたので、これからも毎日トレーニングはするし、この世界の探索もしたい。

「神様から、結構な額のお金は頂いているけど。」

自分が出来る事で働いて収入も確保したいし、畑も作りたい『家庭菜園的な』やりたいことがいっぱいだ。

まず、自分が暮らしていく上での環境作りをやっていこう。


「街ってあるのかな? 近くにあったら良いけど。」


地図もないし、どうやってこの国を知ればいいんだろう、、、何かいい方法があるかなぁ。

私が前世で遊んでいたゲームは、こんな時、、、確か、、、


『マッパー!』 なんて言ってみた。 『チャララン』何か音が鳴った。


すると、パァーっと目の前に地図が広がった。やっぱり、凄い!!

赤いマークがついてる所が、私のいる所だね。近くに街がある!歩いて、30分〜1時間位かな? その位なら歩ける! 食料や調味料、本も欲しいし、武器と防具も欲しい。


「街に行く前に出かける準備をしないと。」


 部屋に戻り、鏡に映る自分を見て

「この世界の人達の髪の色って何色なんだろう。 クローゼットの中にフード付きのローブが入っていたから、フードを被って街の様子を買い物ついでに見に行こう。 兎に角、色んな情報が欲しい。」


クローゼットの中からフード付きのローブを取り出して羽織り、テーブルの上に置いてあった鍵を持って玄関に向かった。

玄関に鍵を掛けて、家の周りに強烈な結界魔法を掛けておく。


「ステータスに結界魔法って書いてあったから使ってみたけど、大丈夫よね。」

辺りをキラキラしている物に包まれている感じだ。これが結界なのね。


「これで、安心して出掛けられる。」









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