第2話 転生、月神とご対面〜これから

『はっ!!、、、ここはどこ?』白いモヤがかかっていてフワフワしている。

、、、目の前に誰かいる。どこかで見たことがある、、、ような、、、

あっ、私が流される前に川岸にいた綺麗な男の人だ。


「やあ、待ってたよ。私は、君の世界で言うところの『神』だ。君の寿命が尽きる前、気になったので会いに行ったんだ。」


「、、、と言うことは、私はやっぱり死んでしまったんですね。あれっ!?」


キョロキョロしながら、自分を見た。私は、人の形をしていない!丸くてフワフワ浮いている。

私は、あのまま死んでしまったんだ。短い人生だったけど、一生懸命生きた。悔いなし!

だけど、私が助けた男の子は大丈夫かなぁ、、、元気だったらいいなぁ、、、っと思っていると、神様が教えてくれた。


「あの男の子は、無事元気になって過ごしていますよ。貴女にとても感謝をしながらね。

貴女は、私が気になる程の綺麗な魂の持ち主なのですよ。

そうそう、貴女のこれからについて話をしていきましょうか。」


「これからのこと?」


「そうです。私からの提案なのですが、私の創る世界へ転生しませんか?

もちろん、希望は聞きますよ。可能な限りではありますがね。」


『転生? 転生!? 転生!! あれは漫画や小説の話だったんじゃあないの? 私が転生、、、か』


「それじゃあ、私は最強を目指していたんです!なので、神様の世界でも最強になりたいです!私だけじゃあなく、みんなを守れる位に、です。」


そう私は世界王者を目指して頑張ってきた。そして、世界王者になった。その為の防衛戦だったんだ、、、

なら、この世界で最強を目指せばいい。私のいい所は、切り替えが早いとこ! 切り替えよ!!


「ところで神様、神様が創った世界って どんな世界なんですか?」


「貴女の世界とは全く違い、化学とかはなく、貴女方の世界で言うファンタジーの世界ですね。もちろん魔法はあるし、みんな魔法は使えます。しかし、魔力の量は生まれた時から決まっているので、少ない人や多い人がいます。貴女は魔力は多いので、どんどん魔法を覚えていってくださいね! それから、魔法はイメージが大事ですよ。頭で思い描いて下さいね。これは私からのアドバイスです。

後は、努力次第で色々増えていきますよ!そして、私の加護も加えますね!この世界でどんな人生を送るのか、楽しみにしてますよ。 あっ、他に質問はないですか?」


「神様、他の人に私のステータスは見れるのですか? 出来れば、見られたくないのですが、、、」


「それは大丈夫ですよ。 皆んな、自分よりレベルの高い人のは見ることが出来ないんです。 後は大丈夫ですか? それでは、送りますね! では、幸運を!」


目の前の神様がボヤけていく、、、あっ、どこかに吸い込まれる、、、うわぁ、、、!


「しまった! 一つ言う事を忘れてた、、、まあ、いいか。何故か、軍神にも気に入られていたみたい。加護がついていた。」


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