登場する人たちがみんないい人たちで、読んでいてこちらも何かを作り出すことや仕事をすることに対して前向きになれそうなお話です。そしてラストの「ネタばらし」はお見事。
オリジナルの物書きを20年くらいやってます。 Pixivに掲載した小説の一部を転載しています。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(149文字)
才能と才能がぶつかると火花が散る。その火花が形をとって作品ができる。分野が違えども奇才に触発された私が大きく一歩を踏み出す物語
カクヨムで小説を書いている方々は、殆どの方が何か燻るものを心にお持ちなのではないでしょうか。その燻りに火が着く出会いの、一つの形は、ここにあるかも知れません。
久しぶりに本物の現代小説を拝読しました。松本清張さんや井上靖さん、司馬遼太郎さんの作品のように、これから長年の歳月の濾紙に堪え得るであろう、本物の文学がここにあります。砂漠の底の底の、地の底に滾…続きを読む
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