登場する人たちがみんないい人たちで、読んでいてこちらも何かを作り出すことや仕事をすることに対して前向きになれそうなお話です。そしてラストの「ネタばらし」はお見事。
オリジナルの物書きを20年くらいやってます。 Pixivに掲載した小説の一部を転載しています。
新聞記者の「私」は、編集局長の命により、牛相撲興行用の写真を用意することに。「西域の小説を書きたい」そんな、忸怩たる思いを抱える「私」は、広大な砂丘で写真家の植田正治と出会う。戦後昭和を舞台に実在…続きを読む
カクヨムで小説を書いている方々は、殆どの方が何か燻るものを心にお持ちなのではないでしょうか。その燻りに火が着く出会いの、一つの形は、ここにあるかも知れません。
何となくBGMに「月の砂漠」が流れているような気がしました。 優しい語り口と穏やかな物語が続きます。砂丘の近くに住んでいたことがあるので、凄く情景が浮かんできました。静かで優しい。 人気の…続きを読む
久しぶりに本物の現代小説を拝読しました。松本清張さんや井上靖さん、司馬遼太郎さんの作品のように、これから長年の歳月の濾紙に堪え得るであろう、本物の文学がここにあります。砂漠の底の底の、地の底に滾…続きを読む
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