概要
2人のアイスダンサー、その先へ
天上杏さんの「氷上のシヴァ」と拙作「60×30」のクロスオーバー小説になります。
2018年5月に、朝霞先生が横浜を訪れるという内容になっています。
2018年5月に、朝霞先生が横浜を訪れるという内容になっています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!酸いも甘いも嚙み分けて、私達はなお氷上に想いを懸ける
黒崎伊音さんによる「60×30」と「氷上のシヴァ」クロスオーバー小説、第三弾です。
原作者ゆえ、非常に私信の意味の強いレビューになってしまうことをお許し下さい。
今作は、シヴァの第三章の語り手である朝霞美優がインストラクター研修として、横浜の星崎涼子のもとを訪れる場面から物語が始まります。
美優と涼子先生には多くの共通点があります。
元アイスダンサーの振付師であること、長身であること、十代半ばでの第二次性徴による体型変化によりジャンプが飛べなくなり、シングルからアイスダンスに転向したこと……。
彼女達は三十代、四十代の立派な大人の女性であり、フィギュアスケートの競技としての厳しさを知り尽く…続きを読む