フロリダ生まれ浅草育ちです。おっさん。
最近この方の作品にすっかりハマっていまして。それで、武蔵野文学賞今やってるので、ちょっと勉強にと思って読ませていただきました。 いや、これは雨杜和さんに喝采ですよ。 まず、老教授の人間性がと…続きを読む
読みやすい文章ですが、何だか、色々考えてしまうお話です。 その一生をダイダラボッチの研究に捧げた、魅力的な教授が主人公です。民話でも植物でも、ひょっとしたらクトゥルフでも想い続けると何かが動き…続きを読む
ふとした日常に、ぽつんと現れる変異。 それがなにかを見つけようとする老教授は、自らが追い求め、焦がれてきた存在への強い想いを知る。 しかしそれは恋い焦がれていたものにとって、束縛以外のなにもの…続きを読む
「まるで、巨人の手や足の跡のようだ」――古代の人々は、大きな池や窪地を見て、思ったらしい。それゆえにこそ、巨人の存在を信じた。そして現代――とある老嬢の教授もまた、巨人の存在を信じ、追い求めた。…続きを読む
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