和希と桜

後書き

後書き

本作品の主人公和希は、ノンセクシャルからデミセクシャルに自認するセクシャリティを変えました。

このように、セクシャリティは変わることがあります。しかし、変わらないこともあります。そして、必ずしも、変わらなければいけないものではありません。

物語の構成上、こういう結末になりましたが、他者との性的な接触を望まない方を否定する意図はありません。

私はこの物語を、セクシャリティは変わっても良いものだということを伝えたくて書きました。しかし、変わらないことを否定したいわけではありません。

もう一度言いますが、セクシャリティは必ずしも、変わらなければいけないものではありません。

そのことをどうかご理解いただきたく、後書きとして書かせていただきました。ご愛読、ありがとうございました。