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  • 編集済

    おお、さすが植物学の中澤京華さん!!(´艸`*)
    自主企画から動物学に発展させるとは、プランニングされたカクヨム運営さんもびっくりやらうれしいやらでしょうね。
    こちらの分野でも深く踏みこまれた玉稿を期待しております。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    せっかくなので、猫の日記念エッセイに挑戦してみましたが面白かったです♪生物の進化の過程については学校でも少し教わりましたよね。世界各地で発掘調査が大分進んでいるので、細かく調べると新たな発見がいろいろあって、改めて勉強になりますね。

  • 鳥と私への応援コメント

    びっしりと隙間なく書かれた文章に、不穏なものを感じて読み進めていったら、やはり。
    文鳥さんは、飛び上がった先でパートナーと出会ってしまったんでしょうね。
    幸せになったんだと思います。
    中澤さんが、幸せにしてあげたんです。

    いつの日か父母の元から離れる身として、文鳥さんの立場で読みました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    いなくなった文鳥が飛び上がった先でパートナーと出会った!?と言われたことがなかったので、なんだか新鮮な気持ちになりました。

    まだ小学生の頃の思い出ですが、肩に乗せて歩いていた時は何気に自慢していたんだなと今更ながら思います。笑

  • 鳥と私への応援コメント

    私の母が幼少期にセキセイインコで同じような体験をしたことがあるようです。
    大切にされ人慣れした鳥とてなお、野性の本能は外の世界を求めるのでしょうか、人の子のように……「大きくなったから巣立った」とのお母様のお言葉、お母様はその時、何れやってくる娘の巣立ちを思っただろうか、などと考え乍ら拝読しました。人と鳥獣との間に成立する信頼の在り方は「親の心子知らず」に類同するようで、寓話としても考えさせられるお話でした。

    巣立ち、鳥籠の中、自由の翼、鶯遷鶯谷……人界の営みを鳥に擬えた比喩的語彙の豊かさは、人が鳥達に向ける眼差し、例えば御歌からも感じられる、若葉の季節に母が子の遊びを眼を細めて眺めるような温かな眼差しによって支えられ、生み出されて来たのでしょうね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ピイコのことは庭で遊ばせる習慣があったので、外の世界を知っていたし、もっと高く飛んでみたかったのでしょうね。なので、今になって思い返すと自然のなりゆきでもあったように思いました。でもその頃は「あんなに可愛がっていたのにどうして!?」という思いが強かったです。でもそれだけ可愛がっていたのでいつしか優しい思い出になりました。

    鳥の世界もよく調べてみるとさまざまですが、古来から培われてきた自然との共存の意識は大切にしていきたいですよね。

  • 鳥と私への応援コメント

    悲しい経験があったからこそ、ピイコを家族みんなで大事に育てあげることができましたし、今も自然の中で生きる鳥たちを慈しむことに繋がっているのでしょうね。
    ピイコは中澤さんの家から逃げたあと、自然の中でしっかり生き抜いていたと信じたいですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ピイコはほんとうに家族の一員のようだったのですが、飛べるという特技のためにどこにいるかわからなくなってしまいました。

    でも父母や妹との優しい思い出を今でも運んでくれます。

  • 鳥と私への応援コメント

    うちの文鳥もピーと言いました。🐦
    あとで養子を迎え(笑)ヨウシ&ピー夫妻で暮らしました。

    〈青葉茂り

    どこからか舞い降りた

    尾長

    枝葉飛び渡り

    かくれんぼ〉

    ← とても好きな詩です。(*^-^*)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ピー夫妻は養子を迎えたのですね♪
    文鳥はほんとうにかわいらしいですよね。

    尾長ともいろいろな場所で思い出があって、見かけただけで嬉しくなってしまいます♪

  • 鳥と私への応援コメント

    読ませて頂いて、
    同じく鳥さん好きとして
    心洗われるような涙が止まらなくなりました。

    傷付いた文鳥さんは
    きっと、助けて頂いた感謝の気持ちを歌にしていたのでしょうね♪

    行方不明になった文鳥さんは
    きっと、大空を満喫出来たと思います!

    最後の詩に、中澤さんの尾長さんを見付ける優しい視点が感じられます。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    とても大切な思い出なので、丁寧に読んでくださって感謝いたします。
    これからも自分の気持ちを大切に詩作も続けていきたいと思っています。

  • 夢のあとにへの応援コメント

    >記憶の花筏

    なんて素敵な表現でしょう!
    自分が経験した『出来事』が、若さや甘さに彩られて『思い出』になる時の、なんとも言えない気持ちがこの一言に凝縮されているような気がして、胸が締め付けられました。
    中澤京華さんの五行歌は、いつもとても音楽的だと思います。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    桜の季節は振り返ると数々の思い出が脳裏をよぎりますね。
    昨年の4/15にはコロナ禍の中、フランスから来日したゴーティエ・カプソンのソロコンサートに行くことができて感動し、ささやかながらエッセイにも記すことができましたが、詩歌も音楽も思考に働きかけて言葉の理解を深めてくれる面があると改めて思ったりもしました。

  • 短歌……深いですね。
    今、推しが出ている関係で、朝ドラを視聴しているのですが、脚本家さんが歌人だそうで、短歌が時々出てきます。(というか推しが演じている役が放浪歌人……)

    私が短歌を作ると、単に57577のリズムに散文を押し込めただけになってしまうのですが、中澤京華さんの歌は、詩情が濃縮されていて、素晴らしいなと思いました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    朝ドラ、私も視聴してます。脚本家さんが歌人だったのですね。俵万智さんも貴司くんに捧げる短歌を投稿してトレンド入りという話題を見かけました!

    私は小説を書こうと思った頃から詩歌も書くようになって長いですが、詩情を文章に生かせるようになるために私なりの努力を続けてきましたので、そう伝えてくださる朔さんは優しい人だなと思いますし、嬉しいです。

    思いと言葉を一致させて表現することで、これからも物事への理解を深めたり、新たな境地を切り開いていけたら…と改めて思いました。

    朔さんの作品はピュアで鋭い洞察力が魅力なので、今後の作品も楽しみにしています♪*☆ 。.:*☆⭐︎

  • 記憶の森での省察への応援コメント

    母も似たような経験をしたことがあると言っていました。
    母が諦めた洋服は黒い薔薇の刺繍の施された襟付きのベストだったそうなのですが、祖母は母が買ってきたそれを問答無用で庭にあった焼却炉に放り込んで燃やしてしまったのだそうです。
    祖母は華美な洋服が大好きでしたし、中でも薔薇は最も好んだモチーフだったと思うのですが、祖母がそうせざるを得なかった何かが、祖母の人生にはあったのだろうと思います。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    いきなりの拒否反応には驚きましたが、娘にだからこそ込み上げてくる気持ちが抑えきれず出てしまったのだとは思いますが、それとなく計り知れない悲しみが伝わって、記憶に残っている出来事ってありますね。人生において悲しかったり苦しかったりする出来事って人それぞれにありますからね…。

  • タイトルから内田善美という昔の少女漫画家の『星の時計のリデル』という作品を思い出し、順番を飛ばしてこちらから読ませて頂きました。
    その本は、母の実家の本棚にあったのですが、ビスクドールのような美少女の幽霊が、昔お屋敷に生えていたという金木犀を懐かしむシーンがありまして。
    母の実家は、昨年実家終いをして、庭の木も全て切り倒してしまいました。それでも、階段の踊り場に飾ってあった金髪のリモージュが、帰省する母と私たちを見下ろして出迎えてくれたことを、きっと折々に思い出すことでしょう。

    素敵なお話を、ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    内田善美さんの漫画は今まで読んだことがなかったので調べてみたら、緻密な画風だと思いました。実家終いは感慨深いこともあったと思います。価値観は時代の変遷を受けますが、気になる古書も思い出も道を切り開くきっかけを与えてくれることもあるのでこれからもそっと大切にしてくださいね。*☆ 。.:*☆⭐︎

  • 夢のあとにへの応援コメント

    言葉少ななのに
    その美しい情景をイメージさせてもらえるような
    素敵な五行詩ですね✨

    音楽や小説の世界にも
    自然に溶け込めるような感じです♪

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    詩作や小説を書いている過程で五行歌の世界に出会い、その後、諸先輩方の影響を受けながら、「五行歌の会」の同人にもなり、今では毎日、五行歌(五行詩)を書くようになりました。

    考えごとを深めていく上でも続けてきて良かったと思っています。

    編集済
  • 夢のあとにへの応援コメント

    過去を探ると言う言葉にハッとしました。
    自分にとって怖くて苦しくて辛いものが多い過去は、探りたくなくても塗り壁のようにトウセンボする存在です。
    でも、何かサルベージ出来るものがあるのなら、それで未来が変わるなら、素敵だと思いました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    過去を記述し歴史が積み重ねられますが、歴史から学ぶことから思想を深め、小説の中にも生かすことができたら、世界観により広がりが生じそうですよね。

    創作の世界では文学的にも芸術的にも歴史から学ぶことは多いですが、そういった学びを自分の執筆にも生かせるよう努力を続けたら、少なくとも精神的な意味で自分自身や周囲の未来にささやかながら影響を及ぼしていくと私は思います。

    そういった観点からも歴史や伝統、文化からの享受して今があることへの感謝の気持ちを忘れずに、できる努力を続けていきたいと思います。

    ユトさんの素敵な小説にも期待してます♪

  • 夢のあとにへの応援コメント

    すてきな五行歌ですね~!🌸

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    五行歌を始めて、18年以上になります。これからも日々精進できるよう努めていこうと思ってます♪♪

  • 日々のバランス感覚への応援コメント

    大変ですが、お体気をつけてくださいね。
    でも、守るものがあると、良い意味で気が張り、強くなれると思います。
    私は家族がいなければ、もっと、ふわふわ生きてたはずです…

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    インターネット歴が20年以上と長いので……、インターネットを始めたばかりの頃を思うと随分と強くなりましたが、いつでもめげそうな自分を抱えているので、気を引き締めたりしてます!優しいお気持ちに感謝致します*☆ 。.:*☆⭐︎

  • 金木犀に囲われた家……なんてステキ!(*´▽`*)
    近所の庭に金木犀がありますが、いつもお祈りして通ります、神社みたいに。(笑)

    作者からの返信

    コメント。ありがとうございます!

    秋になって金木犀が満開になると、子ども心に金木犀の香りに包まれてふわふわした気分になりました♪♪
    思い出すと、懐かしくて幸せな気持ちになります*☆ 。.:*☆⭐︎

  • 日々のバランス感覚への応援コメント

    時が流れて立場が変わり、更に御多忙な日々をお過ごしと思います。
    お体ご自愛下さいね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    子育てはいろいろな時期がありましたので、そういった経験から養われているバランス感覚もありますし、子に教えられることも多いですよね。

    介護の日々ではお年寄りの目線に立つことの大変さを改めて実感していますが、無理はしないように気をつけようと思っています。優しいお気持ちをありがとうございます。

  • 日々のバランス感覚への応援コメント

    お母さんの介護があるのは大変です。
    無理をしないように。

    企画へのひさびさの参加、ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    お陰様で新年初の更新ができました。

    今回は書けそうってふっと思い浮かんだので、急いで投稿しましたが、語尾がいつもよりぶっきら棒になってしまいましたね(笑)

    KACも「ヨム」、厳しめ参加になりそうですが、藤光さんのご健闘は期待しています!

  • 日々のバランス感覚への応援コメント

    はじめまして。
    私も母の体調がすぐれず、家事手伝いに実家にかえったりしてます。
    こちらから話しかけないと、向こうからは話さなくなりました。
    誰しも老いを迎えるものですが、ちょっとさみしいです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    お母様の体調がすぐれないのは心配ですね。

    私の母については1年半前に脳梗塞で入院後、左半身に麻痺があり、他にもリウマチや心肥大などの病気を抱えていて、日々の生活を送る上でも支障があるため、介護認定を受けていて、通院以外にもケアマネージャーさんや理学療法士さんによる訪問リハビリも続けながらの自宅介護の療養生活を送っているので、そのサポートのために実家や病院を往復する日々が続いています。父は3年半前に亡くなって一人暮らしで、コロナ禍の影響もあって大変ですが、実家まで車で10分くらいですし、家族や遠方の妹の協力も得ていて、在宅ワークの娘も夕飯を作ってくれたり泊まってくれたりなど、手伝ってくれるので助かっています。

    また、母は身体は不自由な面がありますが、ゆっくりとですが、歩行はできますし、私よりお喋りで、電話で話す友人が数人いて、今は音楽を聞いたりしながら、リラックスして過ごしていますが、脳梗塞直後は後遺症の高血圧や鬱症状でほんとうに大変な時期がありました。

    ポンポコ様もご実家に行き来していらっしゃるなら、今後のことも心配ですね。

    編集済
  • 脳裏を巡る遠い街への応援コメント

    金木犀繋がりで、拝見させて頂きました。

    1つ1つのエピソードのタイトルも心惹かれますが、エピソードもとても丁寧に頭に浮かべやすく、自分も体験しているように感じさせられます。
    自分もこのように、読み手の心を掴む文章を書けるようにならねばと、とても参考になり、勉強させて頂きました。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    丁寧に読んでくださって感謝いたします。

    カクヨムにはたくさんの作品がありますが、ゆりえるさんのページにはカクヨムWeb小説短編賞で辿り着きました。私のページにも立ち寄ってくださってありがとうございます。

    こちらのエッセイはカクヨムで活動されていらっしゃる藤光さんの「三題噺の競作」への参加をきっかけに書き始めました。

    ゆりえるさんはどんどん更新されていらっしゃって、文章に勢いがあると思います。ご自身の気持ちを大切にこれからも前進していってくださいね。時間制約がある現況ですが、私からも無理のない範囲で読みに伺います!*☆ 。.:*☆⭐︎

  • 記憶の森での省察への応援コメント

    考えさせられる内容でした。
    戦争って、戦っているその時だけでなくて、終わった後も、本当は終わっていないのですよね……
    時に、それは個人の心に、時に、それは長い国と国との間の溝に。
    過去は消せないですが、これからは本当に、戦争のない世界になって欲しいですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    日本は第二次世界大戦の敗戦国だったけれど、民主主義国家としての復興を急速に成し遂げてきた努力の精神を大切に、これからも国際社会において世界平和の維持に貢献していける国家であって欲しいと私も思います。


  • 編集済

    光景が目に浮かんできました。
    金木犀の香り、とても好きです。
    散って敷き詰められた様は、綺麗ですね☺️

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!
    子ども心に金木犀が敷き詰められた道は特別な道って感覚でした。
    懐かしい思い出の場所ですが今はどうなってるか……、ふと思い立ってGoogle Mapで調べてみましたが、今風の住宅街に建て替えられているようでした。

  • 脳裏を巡る遠い街への応援コメント

    颯爽と走るオートバイの後部座席はさぞかし心地良いのでしょうね。青春の表徴そのもののようにいつも見ておりました。

    恥ずかし乍ら私はそのオートバイはおろか自動車の運転免許すら持っておりませんで、いつも誰かの運転する車に乗せて貰ってばかりなのですが、近年では親族の集まる折など「役立たず」の烙印を捺されて肩身の狭い思いをしております……。

    このまま文明の利器を操ることなく人生を終えるのか、何時かの段階で年貢ならぬ教習料金を納める時が来るのか……老いの色を見せてきた祖母や両親の姿など見るに付け、恐らく後者になるのだろう予感もしておりますが、「決断」する切っ掛けを掴み損ねて今に至っております。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    現代では、都会など、暮らしている場所によっては自動車も置き場所がなくて駐車場を探すのに苦労したりしますし、歩くことを基本に生活していれば、バスや電車などの交通網も発達していますし、必要に応じてタクシーを利用したりなど、自家用車がなくても特に不便なく暮らしていけると思います。ですが、田舎では移動手段として車は生活必需品とも言えるぐらい物を運んだり、人が移動するのに役立つ乗り物だと思います。そういった観点からも、暮らしている場所によって、歩行困難になった場合、車はとても重宝します。また、遠出のドライブも電車やバスとは違う景観を味わえますよね。

    実家の母の見守り介護については妹が週一日交代してくれるのですが(実家と我が家は車で10分の距離、妹宅とは電車で1時間20分ぐらい)、妹も自動車免許は取得していますが、運転する必要がないままペーパードライバーになってしまって、今は運転するのは怖いわっとにっこりしながら、実家の最寄り駅から私の運転する車に乗っています。ですから、自動車免許の必要性がどこまであるかどうか、検討の価値はあると思います。

    編集済
  • 脳裏を巡る遠い街への応援コメント

    クルマもバイクも、生活のために使うものです。
    中澤さんの使い方が正しい。

    でも、一部の男性にとっては、自己表現のツールなんですよね。
    だから、男と女で意見が食い違ったりします。

    一度だけ、奥さんをバイクの後ろにのっけてツーリングに行こうとしましたが「怖いからイヤ」といって降りてしまいました。チェッ(笑)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    主人の家族ですが、車好きなので、今、乗ってる車種もカッコイイです。内緒ですが……。主人の趣味で車を買ってるのに運転しているのは私が多い!…ということでとても重宝してます!

    あ、もちろん、家族でドライブの思い出もたくさんありますし、二人だけで…というのも一応;;

    私の友人には実は女性ライダーもいますし、主人の兄もライダーでツーリング仲間がいたので、主人がそういえば羨ましがってましたね。人生いろいろですよね。


  • 編集済

    昨日今日とで急に肌寒くなりました。〈日月廻の駿駒〉は年末に向けて愈々、襲歩し始めたようで、私も少しく慌ただしくなり、御作にも中々伺えず恐縮しております。

    お詫びを兼ねてと申し上げるのも甚だ僭越ですが、「一葉知秋」を拝読した後、偶成した漢詩がありますのでこちらでお送りさせて下さい。拙い詩ですが雰囲気だけでもお届けできればと存じます。

    秋 錦 繍
    石 蒜 如 燃 谿 澗 潯
    紅 於 織 錦 染 遙 岑
    何 来 顥 気 西 風 急
    紛 散 桂 花 満 地 金

    秋の錦繍
    石蒜《せきさん》燃ゆるが如し谿澗《けいかん》の潯《ほとり》
    紅於《こうお》錦を織りて遙岑《えうしん》染む
    何《いづ》くよりか来たる顥気《かうき》西風《せいふう》急《きふ》なり
    紛《ふん》として散ずる桂花《けいくわ》満地《まんぢ》に金《きん》

    〔私訳〕
    彼岸花が燃えるように咲く谷川の辺り。
    紅葉は錦を織りて遙かなる山々を染めている。
    どこから来たのだろうこの秋の清気は。西風が強い。
    散り紛う金木犀の成す一面の金地。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    石蒜は彼岸花の別名、紅於は紅葉(もみじ)の別名、桂花は金木犀の別名で別名を適宜使える語彙力、見事ですね。<転>の急な西風で秋の風情に包まれていく景観や自然の美しさが伝わる七言絶句で、勉強になります。

    漢詩を勉強すると語彙世界に広がりが生じますよね。

  • 企画への参加ありがとうございます。

    すごいですね。
    カクヨムで短歌を詠み込んだ作品をはじめて読みました。新鮮です。

    これはいいかもしれない。
    短歌や俳句を詠み込むのは。
    なんか「奥の細道」みたい。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    日常的によぎる心の機微を文章と一緒に詠み込んでみました。

    芭蕉の「奥の細道」は旅情感豊かで格調高い秀作ですよね。芭蕉のように各地を巡って俳句を詠み込んでいけるのは素晴らしいと思います。

    私も詩歌活動を通して地道に修行を続け、創作の中にも生かしていけるようにしていきたいです。

    編集済
  • オリンピックの歴史が、過不足なく丁寧に記されていて勉強になりました。ながれさような読みやすさに、さすが!と思いました。エッセイ、順番に楽しませていただきますね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    今回、せっかく東京で開催したのに世界的パンデミックの中でのオリンピック及びパラリンピックとなり、ほんとうに大変でしたし、思いもかけないことでしたね。スペイン風邪の頃のことも振り返ると私たちが今、こうしていることにもどこか感慨深い思いがよぎります。

    まだパンデミックの油断ならない状況は続いていますが、オリンピックを開催して過去最大に感染者数が増加した第5波はピークアウトし、収まってきました。

    エッセイコンテンツはかねてから作りたいと思っていて、三題噺の競作に参加することできっかけをいただきました。
    美木間さんにも読んでもらえて嬉しいです!


  • 編集済

    記憶の森での省察への応援コメント

    トランプ(※某国の前大統領ではありません)は年代問わず楽しめる数少ないゲーム、娯楽がいよいよ多様化を極める昨今にあっても、いまだに幅広い人々が「共有」できている得難い文化の一つですね。私の小・中学校時代も休み時間などトランプに興じていた記憶があります。懐かしいです。余りにカードを酷使し過ぎると、特に紙製のトランプなどは、使い古した辞書の小口のように黝んで来たり、プラスティックのものでも端が少し欠けてしまって、ババ抜きの時などこれが致命的な瑕疵になってしまったりと、楽しい思い出とともにそういった「モノの摩耗」に対する、曰く言い難い感慨を持ったりしたものでした。

    戦時中に幼少期から思春期を過ごされた方の心裡にどのような影が差したのか、慮ることなかなか戦後世代には難しいのかも知れませんが、「戦前」という一括りにするには忍びない個々人の歴史とその中での思いがあるのでしょうね。勿論、戦後世代にとてそれぞれに歴史と思いとはありましょうが、やはり「時代」が人生に何らか決定的な意味を齎すことはありそうです。

    私は戦後50年の節目となる1995年の終戦の日、戦没者追悼式が中継されているテレビの前で長いこと黙祷する祖父の姿を朧気に覚えており、隣にいればいつも構ってくれる祖父がその時だけは私を一顧だにしてくれず直立不動のまま頭を垂れていた姿が、これを見上げる当時の私には何とも不思議に思われ、私も私で棒立ちして祖父の真似をすることしか出来ませんでした。その時の光景を思い出してそれがどういう意味を持っていたのかについて、祖父が亡くなった今でも様々に思い巡らします。

    最後の段落でお書きになっている、言葉の持つ「魔法」の作用、大いに共感致します。本当に仰る通りですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    トランプといえば、そういえば、シャッフルにもこだわったりしましたよね。如何に美しくシャフルできるか、シャッフル名人もいました。トランプ手品やトランプ占いでも遊んだ記憶があります。

    戦争については戦争の記憶を語り継ぐことは大切だと私は思っています。また、そういった主旨のアンソロジー集にも参加しています。TVなどでは戦争の恐ろしさを映した生々しい映像も戦争証言アーカイブスとして放映されたりもしますが、史実として胸に刻みつつ、これからも平和への思いを新たにしていきたいと思っています。

    言葉の魔法の作用についての共感もありがとうございます。どんな物語を心の中に抱え、どんな考えを抱いているか、など、人それぞれに様々に影響しますが、お互いに個性や世界観をこれからも伸ばしていけるよう、言葉の魔法が切り開く世界を楽しんでいきましょう。


  • 編集済

    記憶の森での省察への応援コメント

    高校時代は私服だったのですね。僕の所は制服でしたから、おしゃれらしきものはほとんど楽しめなかった記憶があります。

    せっかく買ったパーカーが切り刻まれてしまうとは。お母さんにとってはきっと子ども達には想像もつかないほど悲しみと怒りが頭をよぎったのでしょうね。子どもからすれば親のした行為に不信感を抱く一方で、親がなぜそういう行動をしたのかと理解できなくて、すれ違いや対立を生むということはよくありますよね。
    過去の記憶を文章にすることは、当時のわだかまりを自分なりに考え検証するきっかけになりますよね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    制服も良いですが、束縛感がありますよね。高校時代の私服は子どもの頃よりそれぞれの個性が現れてくるように思います。

    私は小説を書くことについても母からずっと反対されていた時期があったので……。母は心配症なところがあるので、仕方ないですが、でも私自身も母になって母が子どものことで心配する気持ちもわかるようになりましたし、話し合える時は話し合ったり、余計な心配はかけないように気をつけているうちに反対はしなくなりましたね。

  • 記憶の森での省察への応援コメント

    なるほど、トランプときましたか!
    子どもの頃は、ババ抜き、神経衰弱。中学生の頃は飽きずにずっと大富豪で遊んでました。いまはトランプしないですね~。

    妹さんのパーカーの話ってホントですか。
    いやそれはショックです。記憶に残りますね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    トランプというと、昭和レトロのようですね。
    高校時代の頃、楽しんだのはもちろんカードですが、ファミコンが流行るようになってからも家族で遊んだこともあります!
    といったところで、ゲームの話題は今回はさらっと流しました。

    パーカーが切り刻まれたことも驚きましたが、母は自分の主張を曲げない頑固なところがあるので。
    もちろん、いつでもそうって訳ではないですし、どうしても自分を曲げられない事って誰にでもあるように思います。

    編集済
  • 金木犀の小道とは、素敵な場所ですね。
    この時期になると花が一斉に咲き誇るので、すごく綺麗でしょうね。
    ビスクドールに込められた思い出話も素敵でした。お母さんが衣装を作ってくれたことは、生涯忘れられないでしょうね。衣装がなくなっても、その時の嬉しかった記憶はずっと消えないと思います。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    秋になるとほんとうに綺麗でそこに住んでいた当時、金木犀が咲く時期を楽しみにしていましたが、中二の四月に引っ越してから一度も訪れていないので、その場所が今はどうなっているかわかりません。どの辺りか場所は覚えているので、いつか訪ねてみることがあるかな?でもきっと変わっているだろうな…。どんな風に変わっているかいつか見たいような気持ちが今でも少しあります。良い思い出がたくさんある場所なので。

    衣装は採寸してもらって出来上がるまでが楽しみでしたね。セーターなどもよく編んでくれました。母は家政科卒なので、理想を追求していたようにも思いますし、お裁縫は好きだったんでしょうね。子育ての頃は楽しかったと今でも伝えてくれます。

  • エッセイ風なお話しでしたが、ほんとにあったことなのでしょうか。お題がきれいに消化されていて驚きです。

    キンモクセイきれいですよね。
    実家の庭にも植わってるんですけど、この時期は朝、気持ちがいいですねよい香りがして。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    一応、小三の頃の思い出の一端をエッセイ風に書きましたが、今日も母と散歩している時に金木犀を見かけて、金木犀で囲まれた家に住んでいた話をしました。中二の四月に引っ越して、その後、数年後に整備された話は聞いているのですが、今はどうなっているでしょう……。その頃家にあったビスクドールはフランス人形でしたが、母は可愛らしいお顔のお人形が好きでしたね。お人形との思い出はよく辿ってみるといろいろあります。ピアノは幼少の頃から習ってました。

    今、住んでいる家にも金木犀が植わっていますが、その金木犀は末娘の記念樹ですし、金木犀は私にとって馴染み深い樹木ですから、記憶の引き出しから取り出して、文章にすることができてよかったです。


  • 編集済

    「記憶の引き出しに詰まっている遠い日の思い出はふとした瞬間に鮮やかに心の中に蘇る」……この作用について夙に不思議に思っていることがありまして、それは鮮やかに甦る記憶が、必ずしも何か大きな出来事についてのものに限らないということです。何気ない日々の営みの一齣ですら、当人の意図せずして刻印されるのはどういった働きなのでしょうか。

    「記憶の引き出し」というのも言い得て妙、私などは思い出を引き出しから取り出してそのまま仕舞い忘れ、竟に散佚してしまうこともあるようです。ワインが空気に触れて酸化を免れないように、いずれにしても思い出された段階で記憶は「そのまま」ではいられない、もう元通りには戻らないのかもしれないと、随想録を書いていて思います。

    それでも「何気無い物や言葉がそんな風に過去の景色の中で思い出とともに静かに記憶に刻まれ、家族や親しい人との心の絆に光を灯す」とは素敵な表現、どこか前向きになれそうな表現ですね。過去の思い出だけでなく今の営みとて軈て、これからも折々に彷彿するような、そういった新たな思い出となって、ご家族やお親しい方達と共有する財産になっていくことでしょう。

    普段、私はこういったことを夜に考えるのですが、中澤さんのお蔭で今日は朝から静謐な気持ちで過ごせそうです。一日の始まり方でその日の思考の「モード」が決まるようですから……有り難うございました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    確かにそうですね。事実、人は未来には刻一刻と向かっていけるけれど、過去に戻ることはできない。けれど、過去は思い出すことができるのですから、記憶の中では過去を辿ることはできるけれど、刻印された過去の記憶は朧げ……でも文章にするとなんだか嬉しいような懐かしいような気持ちになりますよね。

    私は困ったことに車の運転中などに断片的に考えることが多かったので、詩歌の世界に入り込んで、花や鳥などに断片的な思いを投影できるようになってから、心のバランスが取れるようになりました。

    そして、工藤様の随想録は繊細で端麗な視点で今の時代を捉えていらっしゃるのが印象的で読み始めました。まだ、随想録にはコメントできていないですが、また、そのうち、時間を見つけて書き込ませていただければと思っています。

  • 自主企画、一番乗りでした!

    なるほど〜と思って読ませていただきました。「花時計」はお題的に一石二鳥でしたね。なんだか勉強させいただいたって感じです。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    三つお題が揃った時にこれは書けそうと思って、書き進め、自主企画の募集が掲示されているのを確認して、公開しました。

    藤光さんの三題噺の自主企画に参加するようになって改めて思いましたが、どうしてもお題との相性のようなものはある気がしました。

    #1(トイレットペーパー、草、回覧板)の時は三題噺に参加することは考えてもいなかったですし、藤光さんの小説を読むだけで満足していましたが、#2(遺跡、飛翔、夏の夜)では書きたいことが湧き上がってきて、エッセイジャンルを立ち上げ、参加することができました。#3(お盆、蚊、お墓参り)については思い浮かぶことはもちろんありましたが、個人的に重いテーマで書く気力がありませんでした。そして、今回#4(花、時計、鉱石)は親しみやすいテーマでしたし、新たに発見したこともありました。企画をありがとうございます。

    藤光さんの小説も楽しみにしてます!

  • 読ませてもらいましたが、とてもよかったですよ。ほんと、しっかり書けてます。中澤さんらしいと思います。

    自主企画、これで参加してもらえるんですか?
    ありがとうございます。わたしの自主企画でよければぜひ。

    【同じ文言で近況ノートにも書かせていただきました。勉強になりました】

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    藤光さんの自主企画、「三題噺の競作 #2」にも早速参加させていただきました。

    「遺跡、飛翔、夏の夜」の三題噺を見かけて考えていたら、書きたい内容のイメージが一気に関連づけられて思い浮かんだので、文章に纏めることができました。

    藤光さんのエッセイを読んでいることがきっかけで、こうして新しいページを立ち上げることができました。
    こちらこそ、ありがとうございます。