ハムスターでも、生まれ変わっても、一番大事なのはあの子

ご主人様に愛され、幸せな一生を終えたハムスター。
しかし亡くなったはずなのに、なぜか意識が現在。なんとハムスター君。一生分の記憶を持ったまま、次の人生へと転生することとなりました。

転生と聞くと、異世界に行ってチート能力で大暴れ、なんてのをイメージする人も多いでしょう。しかし彼が選んだ転生先は、かつて生きた現代日本で、種族も同じハムスター。そこで再び以前のご主人様に飼ってもらうのが、彼の願いたったのです。
種族を越えても、生まれ変わっても、常にご主人様を一番に思うその一途さに心打たれます。

しかし、望んでいた通り再びご主人様と出会い、飼われ今世でも幸せな日々を送ると思った矢先に、ご主人様に深刻な危機が訪れます。
もちろん、ご主人様に幸せになってほしいハムスター君は、なんとかして彼女を守るべく奮闘するのですが、迫り来る危機が、それを乗り越えようとする頑張りが、とにかく胸を締め付ける。
ご主人様も、そして君も、絶対に幸せになってほしい。そうでないと嫌だ。この話を読んで、何度そう思ったでしょう。
ハムスター君の必死な想い。どうかみんなも応援してあげてください。

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