星に願いを、瞳に意思を。つないだ手と手に温もりを。

本作は星にまつわる言霊と、光の力を導く輝術、星座の賢者、幻想生物と銀河鉄道が織りなす叙情ファンタジーです。

星の光、星の力が輝術として密接に存在する世界で、主人公の少女スピカは、成長するにつれて輝術に触れると体調を崩してしまうようになった自分に戸惑いを覚えます。
義父のアルファルドは、優しいけれど過保護で、自分になにかを隠している。
ほんの小さなきっかけから、スピカの世界は、パノラマが明滅するように景色を変えて行きます。

13の大賢人、冬の訪れ、乙女の継承、そしてタルタロスの竜王……自分のルーツをたどる旅路に、スピカは、幼馴染の少年アヴィオールと共に踏み出します。
子供たちと大人たち、それぞれの想いがせめぎ合う星空のジュヴナイル、皆さまも銀河鉄道の切符を片手に御一緒いかがでしょうか。

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