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  •  だいぶ遅れましたが第二部読了いたしました。

     思えば米田さんに関しても、ただの一スタッフというには掘り下げられた描写があり、のちの展開にも説得力があるなと思わされました。

     源吾郎君の「強くなりたい」という漠然とした目標がここにきて「誰かのために」という明確な言語化を得られたのはかなり大きいと思います。
     やはり目標がはっきりしていると道に迷いませんし、なにより明確な形にすることではっきりと覚悟がもてますからね。

     そして雪羽君にかんしても、この段階では「辛い過去はあったんだろうけど、だからってあの酒癖の悪さや悪いツレを侍らすのはどうなんだ?」という印象でした。
     私自身はそういう悪ガキキャラが好きですが、やはりここからの大きな変化が驚きですね。

     改めて読み返してみると読こぼしていた部分が多くて恥ずかしい限りです。
     第三部以降も楽しみに読ませていただきます。

    作者からの返信

     いつもお世話になっております。
     遅れたとかそういう事は大丈夫です。九尾シリーズは、自分で書いていてもハイカロリーだな、と思いますので。タイトルとは裏腹にお仕事小説現代ドラマだったりするので……
     米田さんにしろ雪羽君にしろ、書き進めているうちに彼ら彼女らの過去とか内面についてどんどん掘り下げる形となりまして、ライバル枠・ヒロイン枠にそれぞれ収まりました。実は米田さんとかも、初期案では「クールでちょっと怖そうだけど本当は優しいお姉さん」という事しか考えていなかったので……
     実は源吾郎君が「誰かのために」強くなる事を決意するって、結構重要な事でもあるんですよね。元々末っ子で、尚且つ一族でも最年少だったために、それまで護られる側にあったわけですので。

     悪ガキな雪羽君も、まぁ当初は割と軽いノリで「悪事を働くやつ」みたいな所で書いていましたね。別作品で雷園寺の名の悪ガキ雷獣少年がいたので(彼は悲惨な末路を辿りましたが)、彼のイメージを流用しつつ書いたという裏事情もあります。
     それはそうと雪羽君、本当にかなり変化しましたね。個人的には、源吾郎君と仲良くなった時期が早かったのには驚いております。

     第三部も結構なボリュームがありますので、どうぞごゆっくり楽しんでいただければ幸いです。

  • 企画へのご参加、ありがとうございます!

    第二部……しっかりキャラ付けされた登場人物だから、一同に介する場面でもしっかりそれぞれの立ち位置を持っていて、安定感を持って読み進められました(*^^*)
    妖怪&モンスターを顕現させる能力を持っていたり、血統故にプライドが高いとか、源吾郎もこれから更に大化けして強くなりそうな興味深いキャラクターです!

    中途半端に読んだところで心苦しいですが、ひとまず感想を書かせていただきました(。-人-。)

    作者からの返信

     弥生さま
     初めまして、こちらこそお越しいただきありがとうございます。
     まさかの第二部からのエントリーで申し訳ないです。そうですね、彼らは結構キャラ付けされておりまして、個性がこれでもかと出ております。
     やっぱり、誰だろう……となると読む側も大変ですものね。

     源吾郎君に興味を持っていただき感謝です。きっと彼も喜んでいます。
     元々は欲望に忠実でプライドが高い……と言うちょっと世間知らずなお坊ちゃまと言う感じなのですけれど、それがどのように変化していくか、見守っていただければ幸いです。

  • こんなに真剣な場面なのに三國様の美貌について分析し、自分と比べるところから源吾郎君は意外に動じない子だと思いました(^-^;
    雪羽さんのやんちゃなのは周りのせいだったんですね。
    家庭環境はそれぞれ、と思いつつも、自分と重ねて嫉妬してしまうところも分かるような気がします。
    でも、悪いことは悪いときちんと叱ってくれ、責任をとらせる人がいないと後で大変なことになりますよね(>_<)

    作者からの返信

    斑猫です。
     うぱ子様、いつもコメントありがとうございます。
     島崎君は実はかなりメンタルの強い子なのではないかと最近思うようになりました。いち男子として三國さんのイケメンぶりが気になってしまったんでしょうね。
     仰る通り、雪羽君のヤンチャ・ワガママ言動は周囲の扱い(特に三國さん)が原因だったようです。お話の通り、ベッタベタに甘やかしちゃってますからね。
     一方の島崎君は、末っ子という事で身内から可愛がられ構われてきて育ちましたが、実はあんまり甘やかされてはいないんですよね。まぁお父さんが末息子という事で甘やかしてはいましたが、その分お母様とかお兄様たちが監督していた感じです。島崎君の嫉妬の念も、そう言った事情から沸き上がったみたいですね。
     三國さんと雪羽君の関係性はそんな感じですが……何故三國さんが甥を甘やかすのか、その理由については明らかになります。
     そして雪羽君の悪事はそのままうやむやにされてしまうのか? こうご期待です。

  • わがまま雷獣くだを巻くへの応援コメント

    米田さん、助けてくれた源吾郎君の心配をするなんてできた方ですね!
    彼女もきっと修羅場を乗り越えてきたのでしょう(゚ω゚)
    ラスト、ただならぬ雰囲気のお方が……!
    いったいどんな方なのでしょう。

    作者からの返信

     うぱ子様
     コメントありがとうございます。
     米田さんは当初「ギャルっぽいけど姉御肌のお姉さん」という感じで書いていたのですが、書いているうちに「幾つもの修羅場を潜り抜けたヒロイン(女傑)」と言った感じになってきました。コースアウトする車の窓ガラスを突き破って生還した、みたいなエピソードがあるかもと作者ながら思います。

     ラストにやってきたのは誰なのか、次回をお楽しみに。

  • 四尾はひそかに力を振るうへの応援コメント

    源吾郎君、頑張りましたね!
    かっこいいです(*^o^*)
    京子さんの姿での活躍なので、源吾郎君の活躍にはカウントされませんが、手柄よりもその場にいる妖怪達の安全を第一に配慮したのがすてきだと思いました。
    かなり力を使ってしまい、体力的にも厳しそうなので、更なる災いが起こらないと良いのですが……!

    作者からの返信

    うぱ子様
     いつもコメントありがとうございます、斑猫です。
     島崎君、とっても頑張りました。きっと作中で一番の頑張りでしょう。もっとも、「京子ちゃん」の姿で力を振るったので島崎君の活躍であるとカウントはされませんが。
     そして仰る通り、彼が動いたのは「ともかく皆の安全を確保しなきゃ!」というとても純粋な思いだったのです。手柄とか打算で動ける子じゃないんですよね。色々な意味で。

     ひとまず妖怪たちの安全を確保できた彼ですが、この後どうなるのか……どうぞご期待くださいませ!

  • 儚く散るはグラスタワーへの応援コメント

    源吾郎君、早速トラブルに巻き込まれてしまいました(; ;)
    米田さんの登場もかっこいいのですが、それどころではない展開に。
    お酒の席だと人が変わってしまう方っていますものね……雪羽様も冷静な時であればもう少し威厳があるオーラが出ているのかもしれません。

    作者からの返信

     斑猫です。
     島崎君早速トラブルに巻き込まれちゃいましたね。まぁ彼の場合、巻き込まれた方が面白いので仕方ないです。
     米田さんをカッコいいと仰っていただき嬉しいです。遂にメインヒロイン(女傑)が登場したかなと思った所です。

     雪羽君は割と残念な印象の初登場シーンでした。素面の彼はどのような存在なのか、それは後の展開で結構出てきますのでお楽しみに。

  • 弱小妖怪の処世術への応援コメント

    社会人としてのお酒の席は初めての源吾郎君がなんだか初々しかったお話です(◕ᴗ◕✿)
    今は女の子ですものね……これが男の子の姿だったら、他の男性妖怪達とお酒の席の本音トーク(?)とかも経験できたのでしょうか?
    個人的に紅藤様や萩尾丸さんが酔い潰れたときにどうなるかが知りないなぁと思ってしまいました(笑)

    作者からの返信

     斑猫です。
     いつもコメントありがとうございます。
     そうなんです。島崎君は18ですし、お酒の席は初でした。普段の青年姿だったら男性妖怪たちの飲みにケーションもはかどりそうですね。

     紅藤様と萩尾丸先輩の酔いつぶれた姿……紅藤様はすぐに寝てしまうか、そうでなければヤバそうな感じになりますね(笑) 萩尾丸先輩は……酔うのかどうかが謎です。

  • 玉藻御前をかたる者への応援コメント

    妖怪の世界では、いくら遺伝で能力を引き継ぐことはあっても、あくまでも自分の力で成り上がるしかないのですね。
    人間の世界だと、親がお金持ちだとそのまま子も苦労せず裕福ということもありますが、こちらは多少の能力の差はあれど、実力主義。
    また、その能力を使いこなせる頭の良さも上へ上がるポイントとなってきそうですね!

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもコメントありがとうございます。
     そうですね。今回は妖怪社会の中に根付く実力主義が垣間見えたかもしれません。妖怪たちは長生きなので、名のある妖怪の子孫たちも数多くいるのかもしれません。中には、縁もゆかりもなくても名を騙る者も登場する感じですね。
     とはいえ「偽者たち」も実力やほかのライバルと差がつく何かが無ければいけませんし、それはそれで熾烈でしょう。
     後々のお話で、自称・玉藻御前の末裔たちがどう暮らしているか、「本物」である島崎君をどう思っているかについても触れると思います。

     妖怪たちがのし上がるには、やはり頭の良さ・心の強さも大切だと切実に思います。

  • 狐が抱くは素直な気持ちへの応援コメント

    源吾郎君はツンデレ女子は苦手でピュアな感じの女性がお好みなのですね(笑)
    彼は女の子の一言一言に右往左往されそうなので、ツンデレ女子は確かにハードル高いかもです(・・;)
    「お嬢様なの?」という質問は世間知らずだという皮肉の意味なのかなと思いながら読みましたが、米田さんはそういう棘のあるかんじには思えませんし……つかめないミステリアスキャラですね。

    作者からの返信

    斑猫です。いつもコメントありがとうございます。
     島崎君は恋愛経験が少ないので、ツンデレ女子やセクシーな女子は苦手だったりします。ピュアな娘が良いと思ってるのですが、そう思っている彼は相当にピュアだったりします。ピュアというよりは単純なのですね(爆)
     お嬢様質問、確かに皮肉がこもるときもありますよね。というか主人公がお坊ちゃま呼ばわりされるときって皮肉がこもってますし……

     米田さんは当初「クールに見えるけれどしっかり者のお姉さんキャラ」として書いておりましたが……どのような姿を見せるかは今後のお楽しみです。

  • 楽しく拝読させて頂きました。
    目の前の人をしっかり守ったり、雪羽君の境遇を思いやったり、何だかんだで優しい源吾郎君。
    末っ子ならではの観察眼で、周りも自分もをいい感じに見れるようになってきたように感じました。
    長編小説の良さでしょうか、丁寧に成長を遂げていますね。

    そして、銀髪翠眼、残念系オレ様な雪羽君が良い味を出していました✨(雪羽君の、源吾郎君とは、また種類の違う危うさ(なんかほっとけない感じ?)は魅力的。私は結構好きかもしれません)
    これまでは、お姉さんお兄さん方にお世話されることが多かった源吾郎君が、ライバルを得てどう進化していくのか楽しみです。

    作者からの返信

     碧月様。
     お久しぶりです。拙作をじっくりと愛読して下さりありがとうございました。
     またまたお星さままで……!
     こちらの作品、作者としても何処まで続くのか定かではありませんが、ひとまず第二部は第一部と同じく53話で完結させてみました。文字数は第二部の方がやや少ないのですがね。

     島崎君、ちょっと抜けている所はあるのですが、優しいと評していただき嬉しいです。雪羽君に関しては、紅藤様激おこのシーンを作るために登場してもらっていたのですが、作者としても書けば書くほど彼の存在を放っておけないと思いました。好きと仰っていただいたので、雪羽君も喜んでますね。結構、フォロワーのお姉様方お兄様方は島崎君を押してくださるので(爆)

     雪羽君は悪役ではなくライバル枠に見事収まりました。島崎君の成長はどうなるのか? 第三部もどうぞ楽しんでいただければ幸いです。

  • 源吾郎君は血筋や名よりも己の魅力としてモテたいというのがここでもぶれなくて、流石だと思いました。
    例えばお金持ちの家系にうまれたお坊ちゃまだと、財産目当ての女の子ではなくて、フィーリングの部分を大事にしたいといった感覚と似たようなものなのでしょうね(^^)

    ここにきてまたもや女の子のドロドロに巻き込まれそうな予感……!
    金髪の先輩は敵なのか味方なのか(゚ω゚)

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもコメントを下さり誠にありがとうございます。
     島崎君はおのれの血統を誇りに思っておりますが、あくまでも自分自身の魅力でもって女の子の心を掴みたいと思っております。
     あととても単純……もとい純粋な所がありまして、恋愛とか夫婦とかは純粋な愛情で構築されると思っている節もある気がします。もし彼女になった娘が権力目当てで近付いたと知るとかなり凹んじゃうかもですね(苦笑)

     バイキングでも判明しましたが、女の子の方が案外容赦しない所がありますからね。そして金髪の妖狐、彼女の目的とは何か? 次回もどうぞよろしくお願いします。

  • 普段近くにいる紅藤様や萩尾丸さんも、視点を変えて見てみるとやはり偉大な人物だというとこを再確認した源吾郎君ですね(^^)

    大事な会だから、紅藤様がいつもよりお化粧が入念な描写にとても共感してしまいました(笑)

    作者からの返信

    うぱ子様
     お忙しい中お読みいただきありがとうございます。
     いつもとは異なり、遠い立場から紅藤様たちの様子を見る事が出来たお話でした。紅藤様も萩尾丸先輩も、妖怪としても組織を率いる立場としてもとても立派なお方なのです。

     紅藤様は……息子の誕生日&他の幹部たちと会うという事で気合が入っておりました。やるときはやるお方なのです。

  • 源吾郎君が何かしでかしそうなのをカバーさせつつ、この場の機会を利用して社会勉強もさせる案を思いつく萩尾丸さんはやっぱり賢い方ですね!
    物事を善悪ではなく面白いかで判断する方は人間の世界でもいらっしゃいますね。
    そのような方と一緒にいると楽しいのは事実かもしれませんが、何かに巻き込まれる率が高くなるのも否定できませんね(^^;)

    作者からの返信

    斑猫です。
     萩尾丸先輩を賢いと仰っていただき嬉しい限りです。紅藤様や峰白様のような凄い人の前では霞んでしまいますが、萩尾丸先輩も中々の切れ者なのです。それにしても、別人に変化するという所で、島崎君はナチュラルに少女に変化する事を選択しております(爆)
     面白いかどうかで物事を判断するのは、もしかしたら妖怪に多いかもしれませんね。
     何かに巻き込まれる事を心配なさっているようですが、島崎君は巻き込まれますしそもそも自分からトラブルに足を突っ込んでいくタイプなのでご安心ください(安心できない)
     さてこの隠蔽工作で無事に生誕祭を切り抜けられるのか、こうご期待です。

  • 見出されるは女狐の面影への応援コメント

    生誕祭がただならぬものだとは思ってきましたが、やはり裏でいろいろな物事が動いていたのですね。
    それにしても正午から夜遅くまでというのもかなり長期戦ですし、終わってから数日休みがあるなんてのも相当いろんな関係者の負担になるようなことが行われているだなぁと……。
    こんなに長い間ホップさんを放置するのも不安ですね(>_<)
    萩尾丸さんの最後の言い方もいつもより毒がありますし、源吾郎君は大丈夫なのでしょうか💦

    作者からの返信

    斑猫です。
     この回では島崎君はがっつり色々な事に巻き込まれます(笑)
     関係者には負担もガンガンかかりまくりですね。確かに、ホップ君を置いておくのも心配になってしまうのは仕方ないかもです。小鳥って、餌とか水を切らさないようにしておかないといけませんし。

     さて次回からは生誕祭の参加にどう臨むかが示されますのでどうぞお楽しみに。

  • 思いがけぬ朝の情景への応援コメント

    紅藤様が思いのほか雑に扱われていらっしゃる(゚ω゚)!
    普段きりっとしている彼女がスキをみせているところはなんだか微笑ましく感じてしまいました(^^)

    御誕生会といえども、楽しいだけではなさそうな……普段なかなか集まれない方達がこういう機会に集まるとなると、いろいろありますよね。
    源吾郎君が気を遣おうとして空回りしているところが安定してました(^◇^;)

    作者からの返信

    斑猫です。
     紅藤様を雑に扱うのは萩尾丸先輩だけだと思われます(白目)
     きりっとしていると紅藤様を評していただきありがとうございます。私の中では、結構彼女ってフワッとした感じのお方かなと思っておりまして……
     生誕祭が楽しいだけではない。うぱ子様鋭いですね。いつも集まってない面子が集まると色々とあるのはよくある事です。
     そして島崎君が空回りするのもよくある事ですね(笑)

     さてこの第六幕ではどのようなお話になっていくのか、こうご期待です!

  • ごきげんよう、第二部完結、おめでとうございます。
    そして、改めまして、あけましておめでとうございます。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。
    ヘトヘトでもちゃんと強がりが言える島崎くん、えらいですね、さすが男の子(もう、こういう言い方はしちゃダメなんでしょうね、けれど私の中ではどんな時でもしっかり強がって弱みを隠そうとする姿を、男の子には持っていて欲しいな、と思うのです)。
    そしてその強がる姿勢が、強くなりたいという目標とリンクし、しかもそれが他者のために、という明確な意思がついてきたのなら、島崎くんは本当の意味で一歩、戦う社会人としての成長を得られたのかもしれませんね。
    今年も楽しませていただこうと思っています、どうぞよろしくお願いいたします。
    あ、島崎くん?
    紅藤さまは、軽々しく部屋を訪ねるような軽い女性じゃありませんよ?
    凛々しく素敵で可愛いお姉さまなのです。

    作者からの返信

    おだ様
     あけましておめでとうございます。年始のご多忙の折拙作にお越しいただきありがとうございます。
     どうにか気合で第二部を2021年中に完結できました。
     島崎君はプライドの高い子なので、結構強がっちゃう部分があるんですよね。というか、そう言う性格だからこそ、世界征服を行う! という野望が抱けたともいえるでしょう。
     そしてそうです。島崎君は今まで漠然と強くなりたいと思っていたのですが、第二部ではホップ君との出会いを経て、他の誰かのために強くなるのだと思えるようになったのですね。戦う社会人というお言葉もありがたい限りです。年齢の為か、島崎君って社会人なの? みたいなシーンがあるにはありましたからね(汗)

     あと紅藤様を筆頭に拙作のお姉様キャラをごひいきいただきありがとうございます。諸般の事情もあり、第三部以降は恋愛色も出てくるかもしれません!

  • 別れは優雅にキメてみたへの応援コメント

    ごきげんよう、島崎くん、へとへとなのはよく理解できますね。
    仕事でもエラいさん達が集まる会議なんかに補助や連絡係とはいえ同じ部屋にいると、やっぱり疲れますもの。
    しかも直属の上司の紅藤さんが絡まれたり怒気を発したりしたのですから、緊張もするでしょう。
    米田さん、久々の登場で存在感を見せてくれたのが嬉しかったです。
    気遣いが大人の女性という感じですし、チョロい(失礼!)島崎くんならほろりと絆されてしまうのじゃないかしら。でも気にするところが「キモいかどうか」ですか、いや若い男性ならそこが最重要なのも判らないではないですけれど。
    でも島崎くんの縁者とも顔見知りだったとは。玉藻御前の末裔を名乗るのも、血統は別としても師弟関係的にはまったくの嘘というわけでもないのでしょうし、それ以上にやっぱりただの狐さんではないのだろうなぁ、とか思いました。
    それはそれとして、やっぱり紅藤さんは、可愛い。

    作者からの返信

    おだ様ごきげんよう。
     第二部も次話で完結までこぎつける事が出来ました。
     島崎君はもうへっとへとになっちゃいましたね。実力が他の面々よりもあるとはいえ、本当の大妖怪たちと一緒に会議に出席するのは初めての事ですから。

     米田さんは今後もちょくちょく登場する予定でございます。本当に彼女、カッコいいヒロイン(女傑)になりましたね。そしてお察しの通り、島崎君はかなり彼女を意識しちゃってます。彼なりに成長しましたが、チョロさは健在の模様ですね。主人公(男)がチョロインな作品なのです。

     紅藤様は可愛いと仰っていただいて嬉しいです。
     第二部最終話は年内中に投稿予定ですのでお付き合いいただければ幸いです!

  • 第一幹部は調停すへの応援コメント

    ごきげんよう、峰白さんの圧倒的な強者感、強固な意思を感じさせる迫力はさすがですね。そしてそれを真正面から受け止める灰高さんも(幹部会議の紛糾の原因である理不尽な理屈はさておき)さすがの貫禄でした。
    紅藤さま、可愛い(かわいい)。
    島崎くんはやはり物のありがたみの判らぬ若者ですね、少女とは年齢ではなく、魂なのです、そんなだからハーレムなんて目標を掲げてしまうのです、何年か後に己の黒歴史で恥ずか死するほど悶えなさい(その頃には紅藤さまの真の美しさが理解できるでしょう)。
    でも灰高さん、スタンス的には幹部ではなく、これでは同盟の頭目、協力関係にある対等な派閥の領袖ですね。
    とても幹部としての責を果たしているとは言い難い言動でしたし、それを罰は与えるものの席は残す所存に見える峰白さんも利用価値があるからそうするのでしょうが、これなら派閥から排除して改めて盟約を結んだ方がビジネスライクに事が運ぶ気もします。

    作者からの返信

    斑猫です。
     実は灰高様の挑発~今回のお話に至るまでの流れはきちんと書けているかどうか不安な所はございました。ですが、紅藤様のみならず峰白様や灰高様に貫禄を感じて頂いたという所で一安心です。
     そして紅藤様を可愛いと評していただくのは二度目ですね。そうか、少女とは年齢ではなく魂なのですね。であれば峰白様も紅藤様も少女ですね! ご指摘ありがとうございます。
     島崎君は黒歴史に黒歴史を重ねておりますが、若い子なんてそんなものかもですね。

     確かに灰高さんは幹部とは言い難いスタンスなのかもですね。仰る通り、幹部ではなく別枠として盟約を結んだ方が良いのかもです。
     こちらの方も島崎君の視点から離れた所で色々と事が動くかと思われます。

  • 静かなる大妖怪のあらそいへの応援コメント

    ごきげんよう、強大な大物同士、達人同士の闘いというのは、妖怪であれ人間であれ、このような静かな中で、周囲の格下の感覚を総動員しても全てをトレース出来ないものなのかもしれませんね。
    だからこその達人だとも言えるのでしょうね。
    それにしても、事がここに及んでもまだ、灰高さんの目論見が一向に見えないですね。紅藤さまを挑発し、先に手を出させることで紅藤さまを窮地に陥れたいのか、それとも紅藤さまに責任を被せて上手く派閥を出たいのか。
    全面戦争をするには、どう考えても灰高さんに「公正なルール上での優位点」が認められない状況に思えます。
    ここで幹部会の最上級の登場ですね(というか、そうか、今まで幹部会の席上にいなかったのか、幹部会だから出席している前提で考えてました)。
    この場をどう裁くつもりなのか(灰高さんは峰白さんをどう捉えているのか?)、ドキドキしながら次回をお待ちしていますね。

    作者からの返信

     斑猫です。いつもじっくり読みこんでくださり感謝しています。
     紅藤様も灰高様も色々な意味で達人である事には変わりないですね。また、両者とも強大な力を持つがゆえに、静かな中でも戦闘が続く……みたいな感じだろうと思われます。まぁ大阪一等地のホテルの中は戦闘に不向きですし。
     灰高様が何を考えているのか。どう出ようとしているのか。その辺りは上手く表現できず申し訳ない所です。

     ちなみに峰白様は当初「あほらし」と思ってこの幹部会議に不参加でした。しかしこのタイミングで介入した模様。多分偶然ではないですね。

  • 籠の鳥たちのたわむれへの応援コメント

    お引っ越しをして紅藤様の近くになるのは、ホップさんにとっても何かあったときに安心だし、通勤が楽になるので一石二鳥?ですね。
    他の妖怪達から何を言われても、気にとめないところが源吾郎の性格がでていますね(^^)
    住居が変わる一大イベントもさらっとこなしてしまうところ、さすがです。

    作者からの返信

    斑猫です。
     うぱ子様の言葉選びの上手さに座布団二枚ですね!
     島崎君は自分の信じた事に良くも悪くも一途な所がありますね。気にするところは気にするけれど、そうじゃない所は気にしない。それが彼の強さなのかもしれません。
     ちなみに元のアパートは契約中ですので、「別宅」として利用する事もあるみたいです。

  • ごきげんよう、灰高さんの狙いが配下を胡琉安さんに嫁がせる政略結婚による勢力拡大だとすれば、聊か紅藤さまや三國さんへの攻撃や挑発は的外れのような気もしますね。お嫁さんの世話を考えていると言うことは雉鶏精一派幹部の分断を狙っている訳ではなさそうですし、わざわざ虎の尾を踏みに来た彼の真の意図はまた別のところにありそうな気もします。
    しかも彼の発言は、議論にすらならない単なる当て擦り、暴言の類いにしか思えないのでこれが「幹部会議」という公式のイベント(公式なんですよね?)では逆に糾弾されかねない気もします。
    と言うか、灰高さん、まさか「追い払われたい」のかしら?
    自分から訣別するのは都合が悪い、それなら難癖をつけて追放されたら「理不尽にも追い出された」と世間に言えるから?
    ううん、なんだろう?
    私の残念な頭では、これ以上推論を組み立てるのは無理そうです。

    作者からの返信

    おだ様ごきげんよう。
     いえいえ、残念だなんてとんでもありません。むしろ私の頭脳の方が……
     本当に幹部間のやり取りの描写は難しいですね。灰高様は雉鶏精一派の分断は狙っていないですね。むしろ外部との調和を意識しており、その際にテコ入れが必要だと思ったら刺激する位の事はなさるでしょうが。
     紅藤様に真正面から喧嘩を売る彼は確かに糾弾されかねませんね。とはいえそれだけの胆力のある彼に物を申せるものが居合わせるかもキーになりそうです。

     そう言えば追放ものって結構人気ありますよね。ここ確かに追放の流れに近いかもですね。主人公ではありませんが。
     

  • ごきげんよう、これまでいまひとつ判然としなかった灰高さんの目論見、紅藤さまの見抜いた通りだとしたら、灰高さんの挑戦を受けて立った、ということなのでしょうね。
    けれど、灰高さんは島崎君が病欠と偽って会場に変化して潜入していた件をネタに紅藤さまを追及している訳ですけれど、逆に言えば「それが追及するに値する『反逆』に当たるのか?」と思ってしまいます(実際、紅藤さまや萩尾丸先輩も、軽く考えていた様子ですし)。
    幹部会議を開いて議題に取り上げるほどのことではないように思えて、そして明確な違反行為とするようなルールもないようですし、灰高さんが声高に戦いを挑むには少し軽すぎるカードに思えます。と、ここまで考えて、本当はもっと深いところに灰高さんの企みがあるのかしら?
    そうだとしたら、恐ろしい相手じゃないかしら、と思っています。

    作者からの返信

    おだ様ごきげんよう。
     いつも深く読んでくださり考察していただいて感謝しております。
     紅藤様は挑戦に受けて立ちましたね。前回の返信でも書きましたが、実は大体の相手は萩尾丸先輩で事足りる場合も往々にしてあるのです。しかし今回は相手が強すぎるので……
     島崎君の病欠偽装、確かに叛逆とは言い難いですよね。しかもよくよく考えますと、組織の成り立ちから考えますと紅藤様の方が「正道」ともいえるわけですし。
     彼が一体何を企んでいるのか。紅藤様がどう出るのか。その辺りはじっくり詰めていきたい所存です。


  • 編集済

    妖狐は小鳥に振り回されるへの応援コメント

    冒頭の源吾郎君とホップちゃんがじゃれている場面にほっこりし、ひさしぶりの柳澤さん登場で彼のプライベートも垣間見れてニンマリしていたところに……ピンチでしたね!
    もう彼とホップさんの噂が知られてしまっているなんて、妖怪の世界も情報社会ですね(>.<)
    紫苑様が助けてくれてひとまずは安心ですが、源吾郎君はもう少し警戒したほうがこれからのためかもですね(^-^;

    作者からの返信

    斑猫です。
     ホップ君は「九尾の末裔~」公式の可愛い枠ですからね。主人公とじゃれる所ではほっこりすると思います。
     柳澤君も元々は常識的な人なので、飛鳥さんが絡まない限りは紳士だったりします。
     妖怪社会も情報化社会です。しかも島崎君は血統的にも有名ですからね。何処かで情報がリークしたのかもです。
     お坊ちゃま育ち・高校を出て間もない島崎君は、周囲を警戒する能力が今一つだった模様です。

  • 個性いろいろ若手妖怪への応援コメント

    ごきげんよう、米田さん、カッコイイ! お姉さまと呼んじゃいたくなりますね。
    と言うか、米田さん、単に玉藻御前の末裔を名乗っていた、と言うだけじゃなくて、なんというか、背後に強大な組織と言うか、血筋と言うか、そんな核があって、なんらかの狙いがあって接近しているんじゃないか、なんて勘繰ってしまいました(それくらい、落ち着き払っている姿が尋常なくかっこいいのですが)。
    それにしても萩尾丸先輩、メンタルへの攻撃が確実に痛いところを効果的に突く、相手にしてみればイヤな攻撃力が凄いですね。
    確かにアピールで虚勢を張るのも精神年齢が幼いですし、しかも身内との比較をされるのは恥ずかしくてヘコみますよね(さりげなく島崎くんをディスってますし)。

    作者からの返信

    斑猫です。
     よくよく考えますと、こちらの作品はお姉様キャラ(お姉さんにあらず)が結構勢ぞろいしてますね。
     米田さん好感度爆上がりしているみたいでして私としましても驚きが喜びを上回っている所ですね。謎めいたところのある彼女ですが、どこかの諜報員で色々訓練を受けてきたと言われても頷いちゃいそうです。
     やはり主人公が最強を目指すお話ですからね。メインヒロイン(女傑)もこれぐらいタフでないと務まらないかもです。

     今回は雪羽君の幼さが浮き彫りになりましたが……萩尾丸先輩の攻撃力はえげつないですね。もちろん妖怪としての戦闘能力も高いのですが、弱点を的確に見抜いた口撃・巧みな話術等々を駆使すれば、大概の相手は本当に闘う前に勝負が付くような気もします。敵に回すと恐ろしいお方ですね(汗)

  • ごきげんよう、ううん、さすが萩尾丸先輩ですね。紅藤さまも萩尾丸先輩を遮ることなく自由に喋らせていますし、そこら辺りは彼女も全幅の信頼を置いているのでしょうけれど。この場では島崎くんはすっかり萩尾丸先輩のカードになっちゃってますね。いえ、この大妖怪ばかりが集う幹部会議の席上では、島崎くんは手札になりきって大人しくしておくしかないでしょうけれど。
    三國さんはそれじゃ、島崎くんの兄弟子、ということになるのかしら?

    以前から気になっていたのですが、島崎くん、変化が解けてからは島崎くんの容姿に戻っていると思うのですけれど、ひょっとして服装はメイッドさんのままなのかしら?
    もしもそうだったとしたら、本当に変態さんみたいで、ちょっと可哀想。
    隣の米田さんが空気のようになっているのも、そのせいかしら?

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもコメント下さり嬉しい限りです。
     萩尾丸先輩は紅藤様に全幅の信頼を置いているのはその通りですね。幹部の序列としては下位ではあるものの、初期の頃からいたメンバーには違いないですから。それに紅藤様の「息子たち」に武術の手ほどきをしたり、兄として彼らに慕われたりしている所も大きいですね。
     三國さんと島崎君の関係性がややこしくて申し訳ないです。萩尾丸先輩が島崎君の兄弟子なので、その萩尾丸先輩に手ほどきを受けていた三國さんは紅藤様の直弟子ではなくて孫弟子になりますね。むしろ珠彦君たちの兄弟子と言った方が近いかもです。

     島崎君は女装した形で元の姿に戻った訳ではありませんのでご安心を(笑)
     あまり深く言及していませんでしたが、変化の際に服装も今着ている服から女子っぽくアレンジできたりするのです。
     また、変化後に着用していたエプロンも、飾りが少なく男女問わないデザインだったので問題ありませんでした。
     米田さんが空気になっちゃっているのは、私の筆力不足です(汗)

  • 雪羽への裁定への応援コメント

    ごきげんよう、紅藤さまの意見と主張は、全く異論を差し挟む余地がないほどに正論ですね。
    妖怪の世界が血を貴ぶのか、実力主義のなのか、血を誇るに足る実力が必要なのか、難しいところだとは思いますが、確かに権力者は権力の下僕であるべきで、昔の偉い方は「絶対的権力は絶対に腐敗する」とも仰ったとか(そして歴史はそれを証明しているようにも思えますね)、であれば権力者は殊更、配下の者以上に清廉であるべきなのでしょう。
    それを素直に受け止められる島崎くんは、やっぱりご家庭での教育の成果もあって、ある意味実力さえ伴えば、そして経験さえ積めば、一定規模の権力構造の頂点には立てる器ではあるのでしょうね。
    ただ、灰高さんが、言葉の裏でまでまだ色々と企んでいる気がしますね。
    派閥工作なのか、派閥分断なのか、この後揚げ足を取るつもりなのか?
    紅藤さまなんかは、とっくにそこら辺りは読み切っていそうですけれど。

    作者からの返信

    斑猫です。
     紅藤様の主張は私もド正論だと思います。
     実力主義を前面に出す妖怪ものの話の場合、「力があればどうにでもなる」という風潮が多いみたいですが、拙作にはそのような甘さはございません。
     実は紅藤様の言葉は、フリードリヒ二世の「国王は国家の第一の僕」という言葉をもじったものなのですね。もちろん、博識な彼女であればフリードリヒ二世の言葉もご存じだと思います。
     仰る通り絶対的権力は腐敗しますよね。人間社会でも大なり小なりそれはありますし、長い年月と莫大な力を持つ妖怪であれば、尚更その傾向が強いのではないでしょうか。そしてその事を指摘するのが、権力を持ちながらも権力に辟易している紅藤様だったというあたりに意味があると個人的には思います。
     島崎君を好評価いただき本当にありがとうございます。主人公補正ではないですが、彼自身実力と経験さえ伴えば、立派な妖怪になると思います。その立派な妖怪になるための「経験」が相当大変でしょうけれど。

     灰高様もまだ色々と目論んでいそうですね。何しろまだこの段階では雷園寺家の話のみですから。

  • 雷園寺家の家庭事情への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、島崎くん、なんでそこで思ったことを口にしちゃうんですか、これもやっぱり社会人経験の少なさ故なんでしょうけれど。
    会議での発言はブレインストーミングを除いて、タイミングと発言内容には気をつけないと、と今更ですけれど。
    でも優しい子には違いないんですよね、三國さんの庇いだて行為が愛情故としって安心するのは、自分が責められているさなかでそう思えるのは、素直な性根を持っているからでしょうね。
    それでも逆に言えば三國さんの愛情を雪羽さんが無碍にしてしまっているのには違いないですけれど。
    でも灰高さんや紅藤さまの思惑、会議の行方も気になりますが、次回を楽しみにお待ちしていますね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     おだ様の優しいコメント、本当に嬉しく存じます。
     島崎君はちょっと軽薄な所がありますね(汗)経験不足は十二分にあります。
     お人好しな部分はありますが、優しいと評していただき安心し、かつ嬉しい所でございます。彼自身は実の両親や兄姉たちに十分愛されて育ったので、それが「当たり前」であると無意識のうちに思っていたところはあると思います。
     だからこそ、雪羽君の境遇を知って驚き、また自分の言動を顧みたり三國さんの考えに安心したという感じですね。

     雪羽君は確かに三國さんの愛情を無碍にしているとも言えますし、もしかしたら三國さんの愛情のかけ方がちょっとマズかったという所もあるかもしれません。
     マイペースにですが、更新していきますのでお時間があるときにお立ち寄りくださったら幸いです。

  • ある師弟の追憶への応援コメント

    冒頭の紅藤様の様子から、彼女が今に至るまでたくさん悩んだり、葛藤する様子が想像できました。
    アイデンティティも危うくなった頃もあったでしょうが、今はかわいい部下もいるし、自分の立ち位置をしっかりと把握しているかっこいい紅藤様ですものね(^^)
    冷やしあめは、一度どこかの居酒屋のメニューで見かけました。すっきりとした味わいでおいしかったです♪
    関東ではあまり見かけないですが、関西ではメジャーなのですね!

    作者からの返信

     斑猫です。
     いつもうぱ子様にはしっかりしたコメントを頂いて嬉しい限りです。
     紅藤様にももちろん若い頃がありまして、葛藤も悩みも色々な事があったのです。さり気なくカッコいいと仰っていただきありがとうございます。もしかすると、彼女の凛としたヒロイン(女傑)ぶりは、若い頃の苦労があるからこそなのかもしれません。
     冷やしあめは生姜の風味がすっきりとした感じにさせていますよね。居酒屋でも取り扱っていたと聞いてびっくりです。
     関西では結構メジャーです。お菓子屋さんとかでも瓶入りで売っていたように記憶します。

  • 白き雷獣の四面楚歌への応援コメント

    ごきげんよう、変態呼ばわりは確かに島崎くんには酷ですけれど、島崎くん、普段の女子への変化の理由がもう、ちょっと、何とかならないのかしらと思ってしまいます。
    というか、灰高さんの狙いは三國さん陣営の蹴落とし?
    三國さんが最初から戦闘モード全開なのは、雪羽さんがなぜそうなったのかを知っているからこそ庇っているようにも思えますね。
    でも雪羽さんの取り巻きさんおふたり、ちょっと冷たすぎ、というかザコっぽさ全開なんですけれど、ただの取り巻き? それとも三國陣営の正式な部下なのかしら? もしそうだったら、三國陣営はモロそうですよね。

    そんな中、米田さんの動じない冷静さは、やっぱり格好良いですねぇ。
    島崎くん、見習ってはどうでしょうか?

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもご愛顧いただき誠に有難うございます。
     変態vsドスケベですが、女性陣的にはどっちもNG案件ですよね。というか、島崎君を知っている女子たちも、彼が女子に変化すると知ったらドン引きすると思います(苦笑)
     三國さんが雪羽君をかばっている、というのはその通りでございます。その理由が雷園寺家次期当主という肩書があるからなのか、他にも別の理由があるからなのか、それは次話以降明らかにしていきます。
     灰高様の目的はどちらかというと紅藤様への嫌がらせが近いのですが、三國さんとかの描写が濃すぎて彼らを蹴落とそうとしている感も出ちゃったかもです。

     取り巻きの件は、「普段調子の良い事を言ってる連中が、旗色が悪くなると見限る」みたいな感じでイメージしていただければ幸いです。雪羽君に付き従っているだけで、正式な部下じゃあなさそうですね。

  • 八頭衆の揃い踏みへの応援コメント

    ごきげんよう、紅藤さま、さすがの貫禄、しかもスマートですね。
    修羅場をくぐった数が違うのかしら?
    灰高さんの狙いって、奇しくも峰白さんがおっしゃったように幹部陣の粛清だったようにも思えますが、峰白さんはそんな気はさらさらない様子(というより灰高さんのたくらみになんぞ乗るものか、というほうが近いかしら?)です。
    峰白さんが「鳥妖怪らしく早歩きも得意」との描写で、一瞬、「ああ、きっと頭を前後に動かしているんだろうな」と思ってしまった私をお許しください。
    でも、この幹部会議に巻き込まれた島崎君はもとより、米田さん達はいい迷惑なんだろうなぁ。

    作者からの返信

    斑猫です。
     やっぱり紅藤様は大妖怪中の大妖怪ですからね、貫禄はございます。
     峰白様と異なり荒事は得意ではありませんが、修羅場はくぐってきたと思いますね。彼女の若い頃のお話も、それだけでかなりのボリュームになる感じですね。
     灰高様が幹部陣の粛清を望んでいるか否かは後々の展開で解る予定になっています。なお峰白様は灰高様の企みに乗らない姿勢ですね。というよりも、胡琉安様以外はどうでも良いというスタンスなのです。
     頭を前後に動かすスタイルはハトの歩き方ですね。いえいえ、楽しんでいただいたので大丈夫ですよ。

     米田さんたちは完全に貰い事故ですね。気の毒だと私も思います。

  • 古参幹部が物申すへの応援コメント

    ごきげんよう、ううん、灰高さん、この際一気に幹部序列を変えて下剋上を狙っているのかしら、その為の生贄が、普段から問題行動の多い雪羽さんの保護者、三國さんだったのでしょうか。でも、彼も島崎くんの変化に気づいたのはトラブル発生時だと言っていますし、そうなるとけっこう成り行き任せの突発的な行動だったのかしら?
    もともと敵対組織の方だったわけで、それが幹部序列のちょうど中間に収まっているのは、たぶん手打ち後の派閥バランスだったんでしょうけれど、それを今になって崩しにかかるというのは下手すれば宣戦布告ですよね。
    どうにも灰高さんの意図が読み難いですが、取り敢えず「キモい」と言われた島崎くんは可哀想ですね。
    米田さんがどうんな反応をしているのか、ちょっと興味があります。
    後、紅藤さま。

    作者からの返信

    斑猫です。
     灰高様の行動は確かに謎に包まれておりますね。
     実は元々は三國さんは常識的な反応をするというお話の流れだったのですが、「諸般の事情で甥に甘い」方が物語として面白いと判断し、このような流れになりました。
     紅藤様がどのように応じるのか、次回以降の展開にご期待くださいませ。
     ではまた。

  • ミチを拓くは虹色の卵への応援コメント

    声掛けが相変わらず不穏な八頭怪さんのご登場に、源吾郎君に不吉な動きが近づいているのだと感じました。
    山鳥御前様はとてもお美しい方なのですね、紅藤様とはまた違ったタイプの女性な気がします(^^)
    源吾郎君が登場しない話はいつになく緊迫していますね、彼は考えや行動がどこかひょこひょこしているので登場するだけで癒し担当だったのだと気が付きました!

    作者からの返信

    斑猫です。
     八頭怪は確かにヤバい奴ですね。不吉な動きなのはその通りだと思います。
     山鳥御前様の美しさに気付いていただいて幸いです。実は登場キャラの内面に始終した書き方になっているので、その辺りを評価していただいたのは嬉しいです。

     島崎君は癒し担当、確かにそうかもしれません。主人公なのにマスコット的存在というのは中々面白くてツボに入りそうです(笑)
     妖怪ものという事もあり所々殺伐としてますが、彼の明るくひょこひょこした感じが良い塩梅に物語の雰囲気を中和しているのかもですね。
     ではまた。

  • 異形の小鳥が選ぶ先への応援コメント

    方言が登場すると、物語のリアリティがぐっと増しますね。
    特に、キャラクターの個性が浮かび上がる気がします。

    作者からの返信

    斑猫です。コメントありがとうございます。
     本来は後書きや註釈は入れないタイプなのですが、「めんだ」がかなりマイナーな言葉なので敢えて解説を入れました。
     方言を登場させるとリアリティも増しますし色々と読者のテンションも上がるのですが、自然な書き言葉にするのが難しいという所がネックですね。
     私も昔関西弁を登場人物に喋らせて滑り散らした過去があり、以来関西圏の話であるにもかかわらず標準語に近い物言いで書いてます(汗)

     キャラの個性と言えば、実は島崎君は相手に応じて「俺」と「僕」を使い分けています。その辺りも個性・性格になるかもですね。

     ではまた。

  • 鴉の浄眼 秘密を暴くへの応援コメント

    ごきげんよう、急展開でびっくりしました。
    三國さん、宮坂京子さんを京子さんだとは単純には信じていなかった様子ですね(雪羽さんは信じていたようですけれど)、確かに三國さんは敵らしい敵、これぞ悪役という悪役らしい悪役でしたけれど、灰高さんはそれこそ鵺のような正体不明のまま(最初は三國さんに対するカウンター役かと思ったのですが)現れて、どんな意図があるのか島崎君の正体を解いてしまうとは。
    派閥抗争に巻き込まれたようですけれど、紅藤さまと萩尾丸先輩の動向が気になりますね。
    怒りを抱えながらも状況をしっかり読んで黙っていた島崎君は成長したなぁと思っていましたが、それよりも米田さん。なんとも肝の据わったお姉さまですね、ますます評価が右肩上がりです。けれど、三國さんが米田さんと名を呼ぶところを見ると、どうやらご存じの様子ですし、玉藻御前の末裔は詐称だとしても、何らかの力のある妖怪さんのような気もしてきました。
    自戒をドキドキしながらお待ちしていますね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     急展開に次ぐ急展開で驚かせてすみません。ですが、どうしても今後の展開に必要なお話だったのです。むしろ本命はこの先の話の流れになりますね。
     仰る通り、三國さんは「宮坂京子」の正体が判っておりました。実は誰が正体に気付いていて誰が気付いていないのか、会話文で区別していたりするのです。

     灰高様は三國さんのカウンター役ではないですね。大妖怪・雉鶏精一派の幹部である事には違いありませんが、灰高様の方が明らかに三國さんよりも格上ですからね。
     米田さんの事を三國さんがご存じなのは、多分彼女が本業であちこち働いているのと、何度も生誕祭で働いているからだと考えております。
     そしていつも応援して下さっているおだ様に、島崎君の成長を評価していただいて感謝しきりです。この作品、主人公以外の妖怪たちが凄いので、彼の功績とか色々と霞んでしまう感がありますね(汗)
     
     わざわざ変化して潜入したにもかかわらず、派閥抗争に巻き込まれた島崎君。今後の展開では、紅藤様や萩尾丸先輩の新たな一面が見えるかもしれません。

     ではまた。

    編集済
  • 晒した本性、隠された本心への応援コメント

    千絵さんと仲直りできたと思ったのに、源吾郎君ったら(^-^;
    千絵さんを思っての演技でしたが、逆に気を遣われてしまいましたね。
    千絵さんが弟をあやすお姉さんに見えてきました。
    ハプニングが起こったときに普通の人間に対してどうやって接するかも課題ですね。

    作者からの返信

    お久し振りです、うぱ子様。斑猫です。
     いつもじっくり読んでくださって嬉しいです。
     普通のお話ならば千絵さんと仲直りしてめでたしめでたし、となるのでしょうが、このお話は試練に試練を重ねる展開が珍しくないのでこうなりました(笑)

     島崎君は千絵さんの事を友達・仲間と思っておりまして、あの演技も彼なりの思いやりだったのですが……演技に酔っていた節はありますね。千絵さんも演劇部等々で3年弱行動を共にしていたので彼の心中を見抜いたみたいです。
     二人は一応同級生なのですが、姉弟に見えてしまうのも致し方ないですね。
     島崎君は3月生まれですし、そもそも女の子の方が早めに大人になるみたいですからね。
     そして確かに、ハプニング時の普通の人間への接し方も学習しないといけないのかもです。

  • ごきげんよう、ああ、雪羽さんがヤンチャしまくっているのは、周囲が甘やかすからなんですね。
    甘やかされて調子に乗ってヤンチャしていることが、三國さんのウィークポイントになっているのが判らないとは、ちょっと困った方ですね。
    島崎くんの考察にある通り、幹部の末端とはいえどもその若さで地位を守り続けている三國さんに、身内の不始末で足を引っ張られるのが致命傷になりかねないという想像ができないのかしら?(三國さんが幹部の座から転落したら自分も調子に乗れないでしょうに)
    でも甘やかすからには何か理由があるのかもしれませんね(あれだけの大騒ぎですからひょっとしたら三國さんはすべてご存じなのかも)。
    それにしても島崎くん、怒りの根源がなんだか子供っぽくて可愛いですね。
    「ウチはウチ、ヨソはヨソ」とかお母様に叱られかねない感じがします。
    でもそれなら悪事の隠蔽で怒ったほうがいいかも、なんて思いました。
    米田さんがなんだか酸いも甘いも噛分けた大人の女性、という感じで、玉藻午前の末裔詐称は横に置いても、結構私の中では株が右肩上がりです(大人のお姉さま、大好きです)。

    作者からの返信

    おだ様ごきげんよう。
     実は書いているうちに筆が乗って話数が増えているのは秘密です(笑)
     そうですね、仰る通り雪羽君は周囲(特に叔父の三國)が甘やかすからヤンチャになってしまったんですね。よく考えたら、悪役らしい悪役が今回登場したような気がします。
     三國さんは甥可愛さに身内の不始末が自分の地位を揺るがす危険をもたらす事に気付いていないのかもしれませんね。幹部の序列制度・三國が雪羽君を甘やかす理由につきましても後々解説が入ります。

     島崎君の怒りの根源、確かに子供っぽいですね。まだちょっと子供っぽい所が抜けていないのかもです。それでいいのか社会人。
     引き続き米田さんを好評価していただきありがとうございます。本来はこの生誕祭編に登場するだけだと思っていたんですが、メインヒロイン(女傑)になりそうな気が作者もしてきました。

     ではまた。

  • わがまま雷獣くだを巻くへの応援コメント

    ごきげんよう、読者としてもドキドキハラハラしながら拝読させて頂いていましたが、ああ、大事にならず良かったです。
    雪羽さんは玉藻御前の末裔だと気付きはしなかったものの、島崎くんの咄嗟の対応で只者ではないと感じた様子、その点ではさすが、と言ったところですね。
    それより米田さんが男前でしたね!
    お姉さまとお呼びしたいです。自分も大変だろうに、助けてくれた島崎くんを心配する言葉が真っ先に出るとは、素敵な方です。
    そしてようやく、雪羽さんのボス登場、ですが、三國さん。
    なんだか大人の妖しいフェロモン満開の素敵なお姉さまのようですが、「叔父貴」との呼び名、これはまさか変化しているのかしら?
    ちょっとドキドキしながら次回を楽しみにお待ちしていますね。

    作者からの返信

    おだ様ごきげんよう。
     いつも愛読していただいてありがとうございます。
     ドキドキハラハラ展開がこのところ多くなっておりますね。拙作は苦難の物語ですし、何より島崎君はピンチに直面する方が面白く動いてくれるのです(笑)
     米田さんのヒロイン(女傑)ぶりが回を重ねるごとに上がっているなと作者も密かに思っています。初期の頃は「ギャルっぽく見えるだけの姉御な先輩」とだけ思っていたのですが、実は傭兵として働く事もあるかも……とか思っちゃってますね。
     雪羽君はヤンチャが過ぎる所はありますが、若いなりに実力者である事は確かです。妖力は島崎君と同じかそれ以下かもしれませんが、ガチンコ勝負だったら多分彼が勝つ気がします。
     その雪羽君が「叔父貴」と呼ぶ三國さんが登場しました。どういう姿なのか彼の意図は何なのか? 次回もお楽しみいただければ幸いです。
     ではまた。

  • 若狐と師範とイワシ水槽への応援コメント

    秋の読み合い企画からきて拝読させていただいていたのですが、私の自主企画にも来てくださったんですね✨ありがとうございます☺︎
    妖ものの作品は大好きなので、興味深く読ませていただいます!
    細かい情景描写がお上手で、第二部から読ませていただいてるので、最初からキャラが多い感じにはなっているのですが、個々の動きや発言が入り乱れていても読みやすく、文章力が感じられました! 内容も面白くて、やっぱり第一部から読めばよかったかなぁと少し思ってます笑笑
    主人公が最初から人間?関係でこんな大変な感じになっている設定が珍しくて…笑笑 人?とのお付き合いというのは、なかなか難儀なものですね。笑笑 主人公がどう立ち回っていくのか、気になるところです!

    作者からの返信

    斑猫です。
     実は第一部は既に自主企画が埋まっておりまして、第二部の方で参加させていただきました。
     妖怪もの、本当に良いですよね! 私も大好きです。
     情景描写の細かさ・登場人物が多くても読みやすいというご評価ありがとうございます。
     ハーレムを目指す主人公の話なので大丈夫かな? と思っていたのですが、楽しんでいただいて幸いです。

  • アイドル取り持つ仲直りへの応援コメント

    千絵さんと源吾郎君が仲直りできて良かったです(*^^*)
    子どもの頃はすぐに「ごめんね」といえば済むものですが、大人になってからの仲直りってかえって難しい気がします。
    まさか「自分のせいでホップさんはこうなりました」なんて言えないですものね(>_<)
    友達に正直に言えないことがどんどん増えて、人間の友達と疎遠になっていくのではないかと少し心配です……彼なら不器用ながらにも乗り越えていくのでしょうね。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます、斑猫です。
     そうですね、大人になってからの仲直りって確かに難しいのかもしれないです。島崎君は今後千絵さんと交流は無いだろうと思っているのですが、だからこそしっかり仲直りしないとと思った所なのですね。
     もちろん、自分の正体やホップ君の変化については隠し通すつもりではあります。
     実は十姉妹編は今回が最終話ではなく、次話で最終話になっております。仲直りが出来てめでたしめでたしなのか否か……それは見てのお楽しみですね。

  • 四尾はひそかに力を振るうへの応援コメント

    ごきげんよう、おお、島崎くん頑張りました、というかもっと致命的な失敗をしちゃうんじゃないかとハラハラしていたのですが、これは凄いですね、失礼な想像をしていたことをここにお詫びいたします、島崎君、ごめんなさい。
    時間がゆっくり流れる現象って、これはもうヒーローの条件みたいなもの、これが玉藻御前の血統故の実力なんでしょうか。
    実際は数秒の短い瞬間で、これだけの術を使い、しかも変化は保ったままなんですよね。
    でも、結果的にはその場で正体が破られはしませんでしたが、結構注目を浴びているようですから、引き続きピンチが継続中、なんでしょうね。
    どうぞ島崎君、このまま、もう少し頑張って!

    作者からの返信

    斑猫です。
     いえいえおだ様。謝らなくて大丈夫ですよ。一応は米田さんたちを救出する事に成功しましたが、正体がバレないかどうかまでは彼も意識していませんからねぇ……つまりまだピンチはあるにはあるという事です(笑)
     時間がゆっくり流れる現象は、恐らくは既にその時から無意識的に術が発動していたって感じですね。妖怪の妖術は精神的・意識的なイメージも結構絡んでくると思われますので、「何かをしないといけない!」という想いはかなり重要だったりするんです。
     おだ様に声援を頂きましたが、彼は頑張ってくれるのか。次回もどうぞご期待あれ!

     ではまた。

  • 儚く散るはグラスタワーへの応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、このテのトラブルですか、ひとむかし前の酒宴では結構見られたらしいですが(映画やドラマでよくみかけた覚えがありますね)、なんだか絵に描いたような質の悪い酔っぱらいの中間管理職のおじさまの姿が目に浮かびますね。
    この方が雷獣さん、取り巻きさん達も連れて、本当に親分さんの教育というか躾が疑われちゃいますね(このシーンを見ている他の幹部さんはどう思っているんでしょうね)。
    でも雷獣さん達がワイワイ騒ぎながらグラスタワーを積んでいるところを想像したら、ちょっと可愛いな、なんて思ってしまいました。
    助けに入ってくれた米田さんは恰好良かったですけれど、ピンチですね。
    でも島崎くんがなんだか正義感を発揮しちゃう予感がして、ハラハラしています。
    軽挙妄動は押さえてくださいね、島崎くん(無理かも)。

    作者からの返信

    おだ様ごきげんよう、斑猫です。
     とうとうトラブル発生シーンに移りました。実は私は小説を書く際、物語のラストですとかハイライトになるシーンを先に考え、繋ぎになるシーンは都度考えるスタイルを取っております。
     島崎君がトラブルに遭遇するシーンは結構前から考えておりましたが、今回は巻き込まれる形になりました。彼が仕出かすトラブルが続くとマンネリになりますので(笑)
     雷獣君は少年というイメージですね。それなのに中間管理職のオッサンみたいな言動って一体……叔父の三國様はどう思っているのか、その辺も後々の展開で進むと思います。
     そして本物の玉藻御前の末裔よりもカッコよかった米田さん。彼女もピンチですね。
     島崎君がどう動くか……既におだ様ならば察してらっしゃるみたいですね。
     次回も激動の展開(予定)ですのでどうぞよろしくお願いします。


  • 編集済

    若手術者の言いがかりへの応援コメント

    千絵さんが源吾郎君をツブッターで「友人」と書いたのは、小さなことですが嬉しいですよね(^^)
    柳澤さんは少し怖そうだと思いましたが、そんなことなさそうでした!
    飛鳥さんに好意を持っていたり、小鳥を見て笑ったりなどのギャップが微笑ましかったです。

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもじっくり読んでくださりありがとうございます。
     そうですね、千絵さんが島崎君の事を「友人」と呼んでいた所に彼女が島崎君をどう思っているかが集約されていますね。島崎君自身も千絵さんや演劇部の仲間たちの事は友達と思っていたので、安堵したわけなのです。
     柳澤さんは……鳥園寺さんの事が気になっていたので島崎君に突っかかってしまった感じですね。24、5くらいの若者ですが島崎君には「大人」に見えたので、ちょっと怖いと感じたみたいです。
     鳥好きには悪い人はいないのですよ(圧迫)

  • 弱小妖怪の処世術への応援コメント

    ごきげんよう、そうか、島崎くんは社会人としての経験もそうですけれど、こう言った酒席での社会人の社交と行動は未体験なんですね(親戚一族の宴は経験されているでしょうが、やはり職場での宴とは全然違うでしょうから、なにせ利害関係しかない宴ですもの)。
    ひとりの男性として酒の上での異性への狼藉に怒りを覚えるのは素敵ですけれど(もちろん人間社会ではセクハラ、アルハラが問題視されて久しく、徐々にそれを是正する風潮になりつつありますが、妖怪社会ではどうなのでしょうね?)、今自分が潜入中でしかも女性に化けていることを忘れずに、ですね。
    米田さんが言っていた鳥妖怪は哺乳類妖怪を見下しているという件、雷獣さんって、ほ乳類さんなんですよね?(あれ、違うかしら? 空を征くイメージだから鳥なのかしら?)
    なんだか島崎くんがその言葉に必要以上に囚われているような気もしますね。
    トラブルにならなければ良いのだけれど(また保護者目線)。

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもより文字数が少ないエピソードでしたが、丁寧なコメントありがとうございます。
     社会人1年目の島崎君、もちろん社会人の酒席の社交は初体験ですね。兄姉たちの話を聞いていたかもしれませんが、話を聞くのと実際に参加するのとは違いますし。
     妖怪社会は人間以上に実力がものを言う世界なので、人間社会よりも性別によるハンデとか差別が無いと思いたいところです。とはいえ、島崎君は立場を忘れて憤慨していた模様。ハーレムを目指していた事は忘れていたみたいです。
     
     説明が不足していたかもしれませんが、雷獣は哺乳類妖怪で問題ありません。ハクビシンやテンみたいな姿だと思われます。
     鳥妖怪が哺乳類を見下すという事を島崎君が意識したのは、鳥妖怪のウェイター君の発言(獣妖怪の「オス」「メス」という言い方)に起因するものですね。紅藤様(雉妖怪)ではそれほど感じなかった事ですが……その辺も後々の展開に絡める予定でございます。

  • 昼下がりの業務風景への応援コメント

    どうも!読みにやって参りました、ぽんずです!
    先程は私の拙作を読んでくださり、ありがとうございました。じゃあ読み返しに行こう!と、参加なさっていた作品を読みに来たのですが…なるほど、第二部なんですね。
    斑猫様さえ宜しければ、第一部の方から読ませて頂いても良いでしょうか?「いや!第二部から読んで欲しいです!」ということであれば、もちろん第二部から読ませていただきます。ご回答の方、よろしくお願いしますm(_ _)m

    作者からの返信

    ぽんず様
     早速お越しいただきありがとうございました。
     第一部からお読みくださるのでしたら是非ともお願いいたします。

  • 玉藻御前をかたる者への応援コメント

    ごきげんよう、そうか、大妖怪の末裔を名乗るメリットって、人間界とは少しばかり違うんですね。
    人間界だと、チンピラさんが「有名な暴力団の一員だ」なんてコケ脅しに使うような、寄らば大樹の陰みたいな使い方がもっぱらだと思うのですが(後は詐欺師?)、大妖怪の場合は受け継がれる能力で実力以上に大きく見せる効果があるんですね。
    玉藻御前一族の騙りは放置の方針も、確かにそこらの妖狐さん達が自主的にデコイになってくれているのですから、メリットになりますね。
    島崎くんの情報収集活動は、米田さんと知り合いになったことで概ね上手くいっているようですが、このおふたり、会話を辿ると「米田さんは玉藻御前の末裔と騙っている」前提で会話が進んでいるように思えます。結局米田さんは、「京子さん」相手に見栄を張っても仕方がないと思われたのかもしれませんね。
    かれど、最後の一文。
    島崎くんの「余計なプライド」がいらぬトラブルを引き寄せそうな予感。
    島崎くん、そう言うところですよ?

    作者からの返信

    斑猫です。
     そうですね、拙作の妖怪社会では妖怪そのものの実力が重視される事とその実力が遺伝しやすいという特徴がありますね。一般妖怪の中でももちろん頑張って実力を蓄える者も大勢いますが、大妖怪の血縁である事を自称する事で実力があると手軽に見せるという方法も、正攻法ではありませんがあるにはある感じですね。
     玉藻御前(というより白銀御前様)の一族が偽者を放置しているのもデコイになってくれるところもありますし、何より他の妖狐たちと闘うのが面倒とか、そういう所もあるでしょう。よくよく考えれば、白銀御前以降のメンバーは半妖やクォーターなので闘うとなると分が悪いのかもしれません。
     そしてご指摘の通り、米田さんが玉藻御前の末裔を騙っているという前提は話の流れでありました。上手く表現できずすみません。
     
     まぁ今回も今回でトラブル展開は考えております(ネタバレ)
     ですが、その際に島崎君がどう動くのか、彼の余計なプライドが引き金になるのか、どうぞ楽しんでいただければ幸いです。

  • 狐が抱くは素直な気持ちへの応援コメント

    ごきげんよう、米田さんが島崎くんに近付いた理由、バイトに不慣れで可哀想、それだけじゃないような気もするのですが穿ち過ぎかしら?
    短期応募の一般キツネさんにしては、すぐにバイトリーダーになってしかも結構怖れられている様子ですし、なんだか目力もありそうです。
    何より玉藻御前の末裔を名乗っていますけれど、それが真実なのかどうなのか?
    まさか京子ちゃんを島崎くんと知って近付いたのかしら?
    しかも島崎くん、なんだか玉藻御前の末裔と聞いて興奮している様子ですから、なんだかボロが出そうでハラハラしちゃいますね(途中でも無闇に一般キツネだなんて力説しちゃってここでもハラハラしましたが)。
    けっこうチョロい、加えてメンタルが未だ男子高校生っぽい島崎くん、大丈夫かしらってまるで保護者みたいに心配してしまいます。

    作者からの返信

    斑猫です。
     おだ様、島崎君の事を保護者のように心配して下さっているんですね。
     色々と難ありの主人公でございますが、熱心な読者であるおだ様にそうおっしゃっていただいて嬉しい限りです。私も実は、彼の事は弟とか後輩みたいに思っておりますので。
     バイトリーダーな米田さんの行動は、表向き「ちょっと冷徹で怖そうな人ほど案外優しい」みたいな表現を目指していたのですが、それで収まるほど世の中シンプルではないですものね。バイトの間でも駆け引きがあるのは妖怪たちでも変わらない模様です。
     ネタバレになりますが、米田さんは実は「本当の」玉藻御前の末裔ではありません。玉藻御前の末裔を名乗る妖狐たちは、実は本物以上に大勢いるのです。それが何故なのか、本物たち(島崎君の子孫たち)との関係性につきましては次話説明いたしますね。
     島崎君チョロいし子供っぽいですが、いざという時にはカッコよく活躍するような見せ場があるかもしれません。

     ではまた。

  • 半妖は人の心を思い知るへの応援コメント

    飛鳥さんもアレイさんを飼っておりますし、鳥さんの飼い主だからもっと仲良くなってできる仲になると心強いですね(^^)
    千絵さんとの口論を気にしている源吾郎君は、飛鳥さんの話を聞いて千絵さんの言い分にも気づけましたね。
    2人が仲直りできると良いです!

    作者からの返信

    斑猫です。
     お忙しい中拙作を読んでいただきありがとうございます。
     飛鳥さんはかなり鳥の事に詳しいですし、鳥との暮らし方も知っているので心強いですね。二人がさらに仲良くなれるのか、期待していただければ幸いです。

     さて島崎君ですが、千絵さんとの口論については結構気にしていました。ホップ君が妖怪化した原因が自分にある事が判りましたからね。さらに言えば、島崎君は人間として育てられたものの、妖怪に近い考え方をしている事を今回思い知ったのです。飛鳥さんは妖怪に詳しいとはいえ、人間だったからこそ千絵さんの気持ちを察し、指摘出来たと言えるでしょう。年の功もあるかもですが。

     さて二人は無事に仲直りできるのか、こうご期待です。
    ※第二部は女性陣との絡みが増えてます(当社比)
     

  • ごきげんよう、島崎くんへの評価が対極に分かれているのは、ああなるほどなぁと思いました。
    少しでも業務上接触がある(中身を知るほどではない)人々の評価が負で、まったく接触がなく口コミだけで知る人々は正の評価というのは確かにそうなるでしょうね。
    玉藻御前の末裔のネームバリューは凄いものですね。
    けれど島崎くんの感情の起伏の要因が、女の子からのモテ方の拘りだったり、昼食のバイキングの成果だったりと、まったくもって男子高校生っぽくて微笑ましいを通り越して、世界征服とハーレム構築はどうでもいいの!? と肩を掴んで問い質したくなりました。
    リーダーの女狐さん、なんだか腹に一物ありそうですね。
    若いから隠せていない感じ。
    ちょっとドキドキしますね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     実は島崎君の評価が両極端、の巻でした。知られざるおのれの評価を聞いて島崎君はびっくりでしょうが、それはそれで勉強になったのではないでしょうか。
     雉鶏精一派に所属する妖怪たちは、実際に島崎君に会ったというよりも噂で聞いたレベルの接触度合いを想定していますね。もしかすると中には萩尾丸先輩の部下で、直接島崎君を見た子もいるかもしれません。彼女らの評価が芳しくないのは、玉藻御前の末裔であるという警戒心に加え、若いくせに立場上は優遇されているという事実への憤慨もあるかもしれません。世知辛いです。
     島崎君は……幼いですね(汗)まぁ年齢的立場的には社会人なのですが、精神面はまだこれからの成長に期待、という所なのだと思われます。
     正直な所、島崎君にはカッコよく決めて貰うよりもカッコよく決めたつもりが滑り散らかる方が書いていても面白いのですね。まぁお坊ちゃま育ちですし、すぐに洗練した紳士になってもそれはそれで不自然ですし……とはいえ、余りにも子供っぽいと呆れられちゃうかもしれませんので気を付けたいです。

     スタッフたちから一目を置かれ恐れられているバイトリーダー。彼女の意図とは一体何か? こうご期待です。

    追記:第二部から女子との絡みが増えた気がします。
    (恋愛があるとは言ってません)

  • ごきげんよう、島崎くんもとい京子ちゃん、無事潜入成功までは良かったものの、なんだか物凄い噂が流れているんですね。
    ホップちゃんのこととかかしら?
    というより誰がこの噂を広めたのかが気になりますね。
    ここまで現実と噂にギャップがあれば(女好き、は現実ともマッチしているのかもしれませんけれど)、誰かが意図的に噂を広めたような気もしますね(まさか萩尾丸先輩ではなさそうだと思うのですが)。
    少女に変化する動機が、島崎くんらしくて笑ってしまいました。バレないようにと考えるなら男の子のほうが不自然もなくていいでしょうに、真剣にハーレムを目指す(世界征服はあんまり真剣じゃなさそう)彼の姿勢はある意味好ましいです?
    紅藤さま、さすがの貫禄と風格。
    立場に中身が付いてくる、ということもあるそうなので、彼女の場合もそんな側面があるかもしれませんね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     島崎君にはえげつない噂が広がっていますが、これはある種の有名税というやつなのかもしれません。一応玉藻御前の末裔で妖怪として活動をし始めたので、各方面が注目しているという感じですね。
     ただ、本来の彼の姿と乖離しているのは、誰かが意図的に流したというよりも背後にある「玉藻御前の末裔」というステロタイプによるところが強いかなと思いますね。なお軟禁されているとされる美少女はホップ君(念のためですがオスです)ですね。「可愛いアイドル」という所以外は性別も関係性もマッチしていませんが(笑)

     実は島崎君は技量的にはイケメンや美少年に変化する事も可能なのです。外側だけとはいえ、男である島崎君が女の子に化身する方がむしろ難しいですからね。とはいえ、「外側だけ美形に化身して誘惑するのは負けだ」という謎のこだわりを持つため、頑なに美形男子に変化するのを拒否しています。
     ちょっとめんどくさい感じの男子ですね(笑)

     紅藤様には貫禄と風格を持っていただいておきました。ご本人は色々と思うところはおありでしょうが、息子二人と組織を無事に育て上げたという力量もありますからね。やはり彼女には立派な姿を見せて欲しいと筆者も思っています。

  • ごきげんよう、なるほど、萩尾丸先輩、上手い手を考えたものですね。
    トラブルメーカー(予備軍)の島崎くんを上手く隠しつつ、重要な社交会を体験させる本来の目的と、島崎くんを上手く言い包める目的と、ふたつともクリアしてしまいましたね。
    萩尾丸先輩も仰っている通り、島崎くんの現在の思考だと確かに何か仕出かしても可笑しくないですものね。
    紅藤さまのお言葉に島崎くんはがっかりしているようですが、そんなものですよ、社会人って。
    でもハーレムを目指す島崎くんらしいと言えばらしいですよね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     萩尾丸先輩のもくろみについてお褒めいただき嬉しい限りです。
     実はここ数話ばかり展開をどう進めるか考えあぐねていたのですが、島崎君がスタッフに扮して~のくだりは今週の月曜日、それも仕事中に唐突に思いついたという裏事情があるのですね。
     ごく自然に物語に調和していると感じて頂いたみたいで一安心です。
     島崎君は野放しにしていたら何かやらかすというのは同感です。むしろやらかしてくれないと話が進みません(笑)
     機材と自分とを天秤にかけられた事でちょっと不満げな様子を見せてはおりますが、機材は相当高価な物ばかりなので仕方ないです。
     あと、よく考えたら研究所って一人で実験するのを禁止している所もあると聞きますし。

     不要なトラブルを回避するためのこの動きがどう出るか、引き続きお楽しみいただければ幸いです。

  • 源吾郎、使い魔を得るへの応援コメント

    何気ない動作とたまたま彼がそこにいたということで、源吾郎君の影響を受けてしまったホップちゃんでしたが、源吾郎君は自分のせいでこんなふうになってしまったと責任を感じているのですね。
    ホップさんが紅藤様の言葉に反応しているところや、源吾郎君の前でいきいきとしているところから、ホップさんもこうなることを望んでいたのかもしれませんね!
    もう少し影響を受けたら、アレイさんのようにホップさんも言語で意志疎通できるようになるのでしょうか?

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもコメントありがとうございます。
     実はですね、ホップ君の境遇はかなり島崎君のそれに似通ったものである事を作者は意識していました。なのでホップ君が生き生きとしているのも、ご指摘の通りホップ君自身がこうなる事を望んでいたという証拠になりますね。
     成り行きやホップ君の思いはどうあれ、島崎君自身は責任を感じている模様。使い魔として養う相手が出来た事もありますし、千絵さんとの関係についても負い目がありますからね。

     ホップ君はまだほとんど妖力が無いですが、妖怪として成長すれば彼も人語を話せるようになるかもしれません。
     ではまた。

  • 見出されるは女狐の面影への応援コメント

    ごきげんよう、島崎くん、結構生誕会の社会的な意味での重要性を舐めてかかっていたのかもしれませんね。と言うより、新社会人で未だ未成年の彼が、その重要性を噛み締めている方がおかしいのかもしれませんが(彼がそう言った派閥を成す家系の跡取りだというのならば別でしょうけれど)。
    紅藤さまはなにも仰らないけれど、生誕会よりもホップちゃんの方が気になるってぶっちゃけてしまっているのは、何気に失礼ではありますよね。
    本心はそうであっても、口にしてはいけないような気もします(それをさらりと引き出すのも萩尾丸先輩の手腕かしら?)。
    ちょっと生誕会でのトラブル発生のリスクが、島崎くんの意識レベルがこうだと危うさが増した気もしますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、おだ様
     お忙しい中拙作をいつも分析しつつコメントして下さりありがとうございます。
     確かに、島崎君も作者も生誕祭の重要性を甘く見ていた感はありますね。
     初めての使い魔、ホップ君を不安に思っているというくだりも、それを口にするべきか否かは少し考えれば解る筈なのですが、そこまで思い至らなかったのでしょう(汗)

     よくよく考えれば、島崎君ってかなりトラブルメーカーかもしれません。

  • 小さなアイドルの秘密への応援コメント

    弱々しげな源吾郎君の声と元気いっぱいのホップさんの対比がまた良いですね(笑)
    ホップさんは晴れて源吾郎君の使い魔となりそうですが、彼に会わなければホップさんは千絵さんや他の小鳥達と平和に普通の十姉妹として暮らせた訳ですよね。
    ホップさんにとって、どちらが幸せなのでしょうなんて考えてしまいました。

    作者からの返信

    斑猫です。
     島崎君とホップ君の対比に気付いていただきありがとうございます。
     まさしくホップ君の運命については仰る通りですね。
     一見するとホップ君は積極的に島崎君の事を選んだようにも見えますが、実のところ、島崎君があの日あの場所にいなければそもそもこんな事は起きませんでしたから。
     ホップ君にとってどちらが幸せだったのか、それはもしかすると彼自身にも解らないかもしれません。ともあれ、今のホップ君にとっては島崎君の存在が彼自身の幸せを左右する事になる事だけは明らかですね。

     ではまた。

  • 異形の小鳥が選ぶ先への応援コメント

    源吾郎君がこんなに感情的になるなんて珍しいですね。
    千絵さんの話を読んで、海外のニュースで森で子犬に出会ってかわいいから連れて帰って飼っていたら、成長したら実は熊だった……といった話を思い出しました💦
    飼っていたペットが実は危険な生物じゃないかと考えると不安になる気持ちもわかるし、源吾郎君の言ってることが正論なのもわかります。
    ホップさんはほかの子達や千絵さんと暮らすより、安心できる源吾郎君と出会えて良かったかもしれませんね。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
     そうですね、島崎君って私のイメージの中では喜怒哀楽のはっきりした若者だったのですが、ここまで感情をあらわにするのは初めてかもしれません。
     このシーンでは島崎君の心情に沿って描かれているのですが、実際の所島崎君と千絵さんの主張はどちらも「正しい」のです。むしろだからこそ二人の言い合いが烈しくなったのだとも言えるでしょう。
     もちろん、二人が部活動を通じて信頼関係が結ばれており、そこに起因する「甘え」もあるかもしれませんが。
     仔犬のニュースは存じませんでした、すみません。似たニュースで仔犬だと思って購入したら熊だったりしたという話は聞いた事がありますね。

     二人の思惑はさておき、ホップ君は素敵なあるじを見つけたという所でひと段落致しました。
     もちろん、話はまだまだ続きますよ。

  • 思いがけぬ朝の情景への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、生誕祭とはいえども、各派閥のアピールの場でもあるんですか、それはなんというか、面倒な話ですね。
    社内政治は社会人としては確かに重要でしょうが、お誕生日の日くらいはみんなで和やかに、とはいかないのかしら? というより、みんなが集まる会だからこそ、ここぞとばかりの派閥力学が働くのかもしれませんね。
    島崎くんにとっては、社会に出て初めての派閥間の鞘当てを目にすることになるのかしら、いい勉強になるでしょうが、妙なトラブルを起こさなければいいのですけどちょっと、心配ですね。

    運ばれる紅藤さま、なんだか可愛い。
    お姫様抱っこじゃなかったんですね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     実はちょっとずつきな臭い話に繋がっていくように仕向けておりまして、幹部陣との接触には生誕祭みたいなイベントがうってつけだろうなと思った次第でございます。
     お誕生日会だからみんなで和やかに……という考えは雉鶏精一派幹部の中には無かったようですね。ちなみに胡琉安様は頭目なので一番偉い存在なのですが、上位幹部たちには頭が上がらず色々な事は言えないようなのです……
     玉藻御前の曾孫である島崎君は、当然のように派閥間のさや当てを目の当たりにしますね。トラブルを起こさないように気を遣うでしょうが、トラブルの方から彼に近寄ってくるかもしれません。

     紅藤様は割と雑に運ばれておりました。お姫様抱っこではないのは作者の趣味でございます(笑)
     ではまた。

  • 源吾郎君はホップさんの魅力に虜になってしまっているのですね。
    千絵さんもただならぬ様子ですし、何が起こったのでしょう。
    他の二匹もホップさんが戻ってきて喜んでないのも気になりますし……。
    真剣な雰囲気ですが、源吾郎君のアカウントが中二病っぽいものだと千絵さんにばれていて笑ってしまいました(^^)

    作者からの返信

    斑猫です。
     島崎君はチョロいですし十姉妹は可愛いのでメロメロになるのは当然の流れですね(笑)
     さてホップ君に何があったのか、それは次回明らかになります。そして次回がターニングポイントですね。

     本編ではあまり言及できませんでしたが、島崎君の裏アカウントは中二病丸出しです。千絵さんには伝えていませんでしたが、長い付き合いで大体勘付かれた模様ですね(笑)

     ではまた。

  • 籠の鳥たちのたわむれへの応援コメント

    ごきげんよう、何があったのかと思ったら、職場内の寮(?)に引っ越したんですね。
    確かに通勤時間が短縮されるのは羨ましいですね(自転車通勤も羨ましいなぁと思っていたのです、電車通勤の身から見れば)。
    それに雀さん達の襲撃もありましたし、それを考えると自分の安全はもとよりホップちゃんも心配になるでしょう。
    紅藤さまは、やっぱり他の妖怪さん達からは恐れられているのでしょうか?
    恐れられている紅藤さまの傍で起居するから、余計に島崎君も一目置かれることになるのかしら? まあ、ニュアンス的に一目置かれるというより、変人に見られているような感じもしますが。
    というより島崎くん、元のアパートにそんな本を置いてたんですね。
    その割には勉強不足……、げふんげふん。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。斑猫です。
     以前居住区の話があったのですが、この度ホップ君の身を案じるという形で引っ越しを敢行したようですね。ホップ君を引き取ってすぐに引っ越さなかったのは、新しい環境に彼が馴染むのを待った方が良いと判断したためですね。
     実は島崎君は途中から研究センターの近辺で暮らして元のアパートは「別宅」になるという設定自体はありまして、ホップ君の存在がその話の流れに上手く絡みました。
     紅藤様はかなり畏れられているみたいですね。何しろ白鷺城とか大阪城を粉微塵に出来ると思われていますからね。島崎君は変人と見られているというよりも、そんな彼女に行動を掌握されていると思って憐みの念を持たれている感じも致します。

     アパートには色々な本を隠し持っていますが、知識があっても実践できるか否かは別問題なのかもしれません。

     ではまた。

  • 源吾郎君はエサについて思うところがあったみたいですが、バランスを考えた餌よりも、好みのものを食べがちなのは人間にもあることだし、まして小鳥だから仕方ないのかなぁと思いました(^-^;
    目的があるみたいということですが、やはり源吾郎君に会いにきたのでしょうかね?
    萩尾丸先輩や紅藤様の少し気まずい空気の中もマイペースなホップちゃんは癒しですね(^^)

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
     うぱ子様が拙作を楽しんで下さっているのだろうという気持ちが伝わってまいります。
     実はペレットの食事は近年小鳥界隈で広がっているようですが……当の小鳥ちゃんは皮付き餌と呼ばれる天然の餌の方が大好きな模様です。
     ホップ君も千絵さんの許にいた時はペレットしか知らなかったのですが、外に出てフレッシュな食事を知ってしまったのでまぁ仕方ないですね(笑)

     ホップ君は喋れませんが、彼に目的があった事は確かです。
     そして小鳥なのでマイペースなのだろうなと思って執筆しています。この小説、とうとう可愛い枠の登場です。
     ではまた。

  • 妖狐は小鳥に振り回されるへの応援コメント

    ごきげんよう、スズメ、怖いですね! お家の近所や通勤途中にある公園で、鳩の周囲をスズメちゃん達が跳ね回って、可愛いなあとか思っていたのですけれど、これは恐ろしい。島崎くんが思わず方言になっちゃうくらいですものね。
    既にこのスズメちゃん達は妖怪化してるんですね。その上で島崎くんの高貴な血を狙ったんですか。
    でもホップちゃんの妖怪化の経緯も知っているようだし島崎くんの血筋も知っているようだし、誰かが唆したのかしら? だとしたら陰謀が働いている?
    紫苑さん登場で、島崎くん、順調にお姉さまだらけのハーレムが出来上がりつつありますね(目標達成?)
    他の男子達が嫉妬しそうですよ?

    作者からの返信

    斑猫です。
     ひとまずこれで幕間は終了し、第六幕に移行する予定ですが……どういう内容にすべきか現在考案中でございます(汗)
     十姉妹なホップ君との可愛さとは裏腹に、今回の雀連中は危険な相手でした。
     島崎君の素性や妖怪化の経緯を知っているのは陰謀なのか島崎君の口が軽かったのか単に噂が流れやすかったのか……色々と予想できそうですね。

     そしてここで第三の女性幹部・紫苑様の登場です。そうか、ハーレム構築におだ様には見えたのですね。紫苑様も今後の展開に重要な役回りにと考えておりますので、彼女が今後どのような振る舞いを見せるのか必見です。

     それにしても島崎君、狐なのに鳥類に好かれ過ぎですね。
     それはそれで面白そうです。

     ではまた。

  • 夏の日差し、思わぬ再会への応援コメント

    十姉妹のホップさんと源吾郎君の思わぬところでの再会は偶然ではなさそうですね。
    蜥蜴に襲いかかろうとするところから、わざと源吾郎君に強さを見せつけて認めてほしいなんて思っているのかなぁと考えてしまいました(^^)
    大きなバードケーキ、ホップさんならぺろりとたいらげそうです笑

    作者からの返信

    斑猫です。
     可愛い十姉妹とは思えぬ割合衝撃的な再会を果たす事となりました。
     蜥蜴襲撃もホップ君がわざと島崎君に強さを見せつけていた説。これもこれで面白そうですね。島崎君自身は驚いていたのでそれどころではありませんが。

     気弱だったホップ君が逞しくなってるって胸熱展開です(笑)
     さて彼らがどうなるのか、引き続きお楽しみいただければ。
     ではまた。

  • 昼下がりの業務風景への応援コメント

    第五回【コメントし合う交流企画】から来ました。
    本作は第二部という事で、これほどの濃厚なストーリーを、ここまで書き上げるとは素直に尊敬します!

    作者からの返信

    斑猫です。
     来ていただき誠に有難うございます。
     仰る通り、こちらは第二部でして、第一部ですと話数が多いと思ってこちらでエントリーいたしました。
     濃厚な物語と仰っていただいて非常に嬉しいです。

     ではまた。

  • 十姉妹ちゃん達がかわいいです!
    これなら一人暮らしでも寂しくないですね(^^)
    作品の話題に出てきたシマエナガも愛くるしくて好きなのでテンションが上がってしまいましたo(^-^)o
    源吾郎君は動物と触れあいたいのに避けられがちなの、ちょっと切ないですがこの子は懐いてくれたみたいですね!

    作者からの返信

    斑猫です。
     十姉妹を可愛いと評していただきありがとうございます。
     シマエナガがお好きとの事ですが、実は私も十姉妹描写には力を入れていたのでテンション爆上がりでした(笑)
     島崎君は家では魚くらいしか飼っていなかったのですが、実は猫や鳥のような小動物に興味のある子でした。しかし妖怪なので普通の動物たちには恐れられてしまうのです……
     さて十姉妹の一羽、ホップ君が懐いた素振りを見せておりますが、今後どのような展開に転ぶのか、こうご期待です!!

    編集済
  • ある師弟の追憶への応援コメント

    ごきげんよう、冒頭の回想は、やっぱり紅藤さまだったんですね。
    生まれついての妖怪ではなく、普通の雉からの妖怪化だったんですね(萩尾丸さんも、元々は人間だったんですね)。
    やっぱり、島崎くんみたいに妖怪の血を受け継いで生まれた時から妖怪という方とは意識が違うようですが、考えてみれば当然かも、と思いました。
    だけど紅藤さま、後天的に妖怪になったということに、何やら感じるところがありそうですね。ホップくんが普通のジュウシマツから妖怪になったことを唯楽観的に捉えているわけでもなさそうですし。
    今日までに色々と苦労や悲しみがあったようですね。
    それにしても管理職組のおふたり、やっぱり新入社員のことをよく見てよく理解されている様子ですね。ホワイトな会社ですね。

    冷やしあめ、って、あめを飲むんですね。飴が溶けて液体になっているんですか。
    冷やしたら固形の飴に戻りそう……(そして甘そう)。

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもコメントありがとうございます。
     色々考えた結果、今回は紅藤様の過去にフォーカスしてみました。
     生まれつきの妖怪と後天的に妖怪になった者とでは意識が違うのはやはり当然の流れですね。後天的に妖怪になった者の場合、妖怪になる前の考えや意識も残っているみたいなので、なおさらでしょう。
     紅藤様が妖怪化・力を得る事に色々と思うところがあるのはやはり妖怪になってすぐの出来事が尾を引いている訳ですね。もちろん現在では地位ある立場になり、愛すべき存在もいるので「妖怪になどなりたくなかった」などとは言わないでしょうが、それまでに色々な想いをなさったのは事実です。そしてその過去が、本編の根幹に繋がる……かもしれません。
     ともあれ紅藤様も萩尾丸先輩も島崎君の事を結構心配しているみたいですね。(萩尾丸先輩は面白がってる感もありますが)
     玉藻御前の子孫で久しぶりの新人、という事もあるでしょうが、紅藤様は単純に面倒見が良いからという感じもありそうですね。

     冷やしあめ……超絶ローカルな内容を入れてしまい申し訳ないです(汗)
     あめと名がついておりますが、お菓子の飴とは違うようですね。
     イメージとしましては、甘みの強い生姜湯を、冷やした状態で飲むという感じが近いかと思います。
     
     ではまた。

  • 乙女の牙城と就職談義への応援コメント

    源吾郎君が同年代の女性と一緒にいるシーンがあまりないので、今回のお話はなんだか新鮮でした(^^)
    いくら他の女の子がいるからとはいえ、男性が女性の部屋に行くときってすごい気を遣うだろうなぁと思います。
    意中の子であるなしはさておき、どんな部屋か興味はあるのは間違いないけれど、キョロキョロしすぎてはいけないですものね(^-^;
    防犯に目を向けるところも、自然な会話の流れだと思いました。

    作者からの返信

    斑猫です。
     たくさん読んでくださりありがとうございます。
     島崎君が部活で女性陣と一緒にいたのって本編開始前(中学・高校の時)だったので、確かに同年代の女性たちとのやり取りって無かったですね。
     鳥園寺さんは22、3くらいなのでちょっと年上ですし。
     
     なお割とお喋りと思われる島崎君がほぼ無言だったのはやっぱり気を遣っていたからですね。そして防犯対策について口にしたのも、もしかすると兄たちの影響だったのかもしれません。

     ではまた。

  • 休日にバーベキューは和気あいあいと楽しそうですね(^^)
    源吾郎君は甘党だったからマシュマロなのかなぁと思いながら読んでいたのですが、まさかの女の子に喜ばれたからという経験からだなんて、どこまでも抜かりないと思いました(笑)
    確かに、油っこくて味の濃いお肉や焼そばなどを食べた後に甘いものが欲しくなりますもの!

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます、斑猫です。
     島崎君が甘党なのは事実なのですが、その一方で女の子に喜ばれていたからマシュマロ焼き……という点も事実でした(笑) そしてそれを惜しげもなく漢のロマンと言い切ってしまうのもまた彼らしいです。
     仕事で仲良くなった友達と和気あいあいとバーベキューに励み、彼もリフレッシュできた事でしょう。
     
     お肉や焼きそばは食事、甘い物は別腹ですね。

     ではまた。

  • ミチを拓くは虹色の卵への応援コメント

    ごきげんよう、八頭怪さん、島崎くん達のリスク見積に見合った、胡乱で且つ堂々の登場ですね。
    幕間ということで、島崎くん達の知らぬところで、敵勢力が脈動し始めたということでしょうか。
    山鳥御前さんも何かしら企んでいたのかしら?
    その「道ヲ開ケル者」という方がどのような方なのか、どのような勢力に属するのか(それとも属さないのか)わかりませんけれど、彼女も何かしらの野望を持っているように思えますね。
    それにしても山鳥御前さまの描写が素敵ですね。
    詳細で彼女の持つ魅力が読むものに伝わってくるだけでなく、その言葉選びがとても上品で、ああ、こんな描写が出来るのは素敵だなぁと、感心しながら読ませて頂きました。

    作者からの返信

    早速のコメントありがとうございます。斑猫です。
     宣言通り幕間その一でございます。
     冒頭から不穏回ですね。八頭怪は哮天犬(めっちゃ強い孫悟空に噛み付いた犬)から逃れただけの実力があるので、そりゃあもう恐ろしいお方です。
     山鳥御前が何者なのか、何を企んでいるのかは後々少しずつ明らかにしようと思っております。ある意味彼女も雉鶏精一派の縁者ですが、実は彼女の名前や他のあれこれからも、島崎君たちとどのような因果があるのか伏線を仕込んでおります。

     山鳥御前様の描写を素敵と評していただき、ありがとうございます。そう言えば拙作って女性の容貌の踏み込んだ描写が無いなと思い、この度記載しました。実は紅藤様も峰白様も愛らしかったりお美しかったりするのですが、それ以外の部分のインパクトが強すぎて描写しきれていなかったりします(苦笑)
     言葉選びまで上品と仰っていただけるとは……嬉しい限りです。

     ではまた。

  • 晒した本性、隠された本心への応援コメント

    ごきげんよう、島崎くん、仕出かしてしまいましたねぇ。
    うん、これはちょっとしたウッカリから派生して焦りからあれよあれよと言う間に悪手の連続と言った感じでした。
    でも千絵さんが大人で助かりましたね。
    というか、前回の仲直りの時からそうでしたけれど、落ち着きのある大人の対応に救われた感じでしたね。
    仕方なく、こうなれば千絵さんを遠ざけておいたほうがという考えは理解できますけれど、この辺りも冷静に考えればもっと良い考えが島崎くんにも浮かんだでしょう。
    島崎くんは、戦闘も人間関係も、やっぱり経験不足なのかも知れませんね。

    斑猫様の創作論で書いていらっしゃった主人公の描き方、間違っているかもしれませんが、この作品での島崎くんの描き方もそうか、意図的にだったのかとと頷いてしまいました。

    作者からの返信

    斑猫です。
     拙創作論も絡めたコメント、ありがとうございます。
     そうですね、実は島崎君に関しましては「善良な好青年」という書き方ではございません。そもそも善良な性質であるならば、この物語は始まっておりませんからね(笑)恐らくは兄姉たちと同じく大人しく大学進学を行っているかもしれません。
     仰る通り、この悪手を回避する手段は冷静に考えればあった訳なのですが、それに気付かなかったのが島崎君らしいですね。おのれを遠ざけるための演技は彼なりの思いやりだったのでしょうが、確かに千絵さんの方が大人でした。
     やっぱり部活で一緒だった事もあり、相手の性格も把握していた感じですね。
     色々と未熟極まりない島崎君ですが、今後とも見守っていただければ幸いです。

     第五幕はこれで終了ですが、二、三話閑話を挟んだのち、第六幕に進む予定でございます。 

  • 増えた課題と大妖怪の心得への応援コメント

    仕事における始業前の描写で、源吾郎君の考え方と萩尾丸さんの過ごし方の違いにて2人の違いが垣間見れました。
    仕事に入る直前までプライベートの時間を大切にしている人に仕事が早い方が多いと感じていたので、すごくしっくりきました。
    萩尾丸さんは今まで源吾郎君サイドで見ると、頼れるけどプライベートではあんまり関わりたくないタイプかもしれないと思っていましたが、今回いきってる自覚があるのが分かって、なんだかかわいく思えてきました(^^)

    作者からの返信

    うぱ子様
     いつもコメントありがとうございます。始業前の描写という部分を拾って考察していただいた事にびっくりしました。確かに萩尾丸先輩は出来る社会人って感じですね。仕事の前からリラックスして余裕もありますし。
     さて島崎君のみならず萩尾丸先輩まで可愛いとは……うぱ子様には本当に毎度拙作を楽しんでいただいて嬉しい限りです。
     ではまた。
     

  • アイドル取り持つ仲直りへの応援コメント

    ごきげんよう、島崎くんと千絵さん、無事に仲直りできて良かったですね(島崎くんは仲直りを子供っぽいと思ってるようですが、そんなことないですよ、いくつになっても仲直りできるというのは、難しくて、だからこそ大切なことですもの)。

    こうしてみると、島崎くんは喧嘩しちゃって仲直りという認識ですが、千絵さんは少し違うようですね。言葉の擦れ違いがあって誤解させちゃったかな、ちょっと気まずいな、という感覚かしら。
    男性と女性では感じ方、捉え方は違うのでしょうが、千絵さんの方が誤解が解けて良かったわ、みたいな、すこし大人の感覚に感じました。
    というか島崎くんを後輩として可愛がっていた様子ですから、元々喧嘩なんかしたくなかった感じもしますね。

    作者からの返信

    何時も考察を交えたコメントをありがとうございます。
     実は島崎君と千絵さんは同級生でしたが、誤解を招いてしまい申し訳ありません。但し、早生まれで末っ子気質な島崎君ですから、同級生と言えども女子たちからは後輩・弟分と見做されていた部分はあるかもしれませんね。
     仲直りパートはちょっと性急だったかなと思ったのですが、自然な流れと感じ取っていただけたので良かったです。千絵さんの心情については本当にどう表現しようか密かに悩んでおりました……
     ホップ君が絡むこの物語、アイドル編は次回が最終話です。
     次回は怪奇のテイストが再び復活しますのでこうご期待を。

     ではまた。

  • 修行の早道 使い魔確保?への応援コメント

    源吾郎君の上目遣いシーンを想像して、笑ってしまいました(^^)
    やっぱり昔からご兄弟にかわいがられてきたから、そのときの癖がでてしまったのでしょうね。
    戦闘訓練で仲間に馴染むのに加え、使い魔を従える……新たな課題ができてしまいましたね。
    使い魔と一緒に生活していくなかで、これから多くのことを彼は学ぶのでしょう。

    作者からの返信

    斑猫です。
     島崎君の上目遣いという細かい所を拾って頂きありがとうございます(笑)
     彼はまぁ目が細いのですが、案外可愛い表情をしてくれるのかもしれません。

     年長者には慣れているけれど同年代・年下は苦手……と言うのはやはり幼少期の環境でしょうね。目上の相手には物おじしないように見えるけれど、同年代にはちょっと上から目線っぽくなってしまうという癖が出てしまうのですね。
     学校でもちょっと苦労があったのかもしれません。

     使い魔を従えるというのは一見すると自分が上位になったという感じに思えるかもしれませんが、きちんとその相手を思いやらないといけないので、やはり勉強になると思います。
     果たして彼はどのような使い魔を得るのか……? こうご期待です。


  • 編集済

    若狐と師範とイワシ水槽への応援コメント

    源吾郎君は本来でしたら小さいことの積み重ねでも怠らないような性格だと思っているのですが(特に恋愛)、お仕事や自身の能力となると派手なスキルに目がくらんで、努力する工程をすっとばしてしまいがちなのかなと感じました。
    水族館のイワシのなかにサメがいるのは私も不思議に思っていました。
    あのサメはイワシが嫌いなサメなのかなと……でも、ごくまれに食べられてしまうこともあるのですね。
    社会人とはいっても、紅藤様の管理下にあるのだから少しは安心してしまう部分があるのかもしれませんね。

    作者からの返信

    うぱ子様
     いつも拙作をご愛顧いただきありがとうございます。
     島崎君の努力モードが恋愛>修行という部分には私も思わずニヤリとしてしまいました。彼自身同年代の妖怪よりも強いので、ある意味油断しているのかもしれませんね。
     水族館のイワシは、イワシだけで飼育しているとダレて寿命が短くなったり群れの形がおかしくなったりするので、適度な刺激のためにサメやカツオを入れているみたいです。なお食べられる個体もいるみたいですが、我々はそれに気付いていないだけなのでしょう(笑)

     ではまた。

  • 若手術者の言いがかりへの応援コメント

    ごきげんよう、何か物騒なことでも始まるのかしらと思いながら読み進めたら……。
    青春ですねぇ。

    柳澤さん、シリアスに考えれば、確かに世界征服を標榜する実力派の妖怪さんがいたら、彼が何故世界を望んでいるのか、それは打ち砕ける類いの野望なのか、気にはなりますよね。
    過激な思想にかぶれているとか、過去の出来事の復讐を望んでいるのかとか。
    それを知らなければ、変身ヒーローや特撮戦隊ものではないんですから、対抗する術も考え難いですものね。
    逆に言えば、島崎君の野望の根源も、結局は己の血統を拠り所としている(そしてハーレムを築きたいという)だけ(失礼な物言いですけど)という。
    だけど柳澤さんが接近した理由も、かなり局所的にプライベートな理由だった様子で、若者二人が女性を挟んで、うんうん、という感じ。
    これで二人の間には友情が芽生えたりするのでしょうか。

    作者からの返信

    いつもコメントをありがとうございます。斑猫です。
     物騒な展開に見せかけて、若者二人の青春模様をお送りさせていただきました。

     島崎君からしてみれば、自分の境遇を決めつけられていい気分はしなかったでしょうが、彼の野望と出自を考えると、何かあったのかと考える人が出てもおかしくないですからね。それこそ、つらい過去に囚われているのであれば、カウンセリングでどうにかなる……可能性もあるかもしれませんし。
     しかし実のところ島崎君はおのれの血統とハーレムという部分で野望を持っていただけなのですね。彼の半生も割と朗らかですし。そう思うと、軽い理由で野望を抱き続けているのも逆に凄いことかもしれません。
     どうやら柳澤君は鳥園寺さんが気になる模様。この二人のやり取りは、多分鳥園寺さんを主人公に据えた物語の中でがっつり描写されるかもしれません。

     ではまた。

  • 半妖は人の心を思い知るへの応援コメント

    読み合い企画から参りました!いやー、珍しい和風現代ファンタジーという事で一気に読んでしまいました。なんと言いますか、キャラがそれぞれ生きている感じがあってグイグイと引き込まれました。面白かったです。

    作者からの返信

    斑猫です。
     間川様にはいつも企画でお世話になっておりますが、メイン連載を読んでくださり誠に感謝しております。評価までしてくれて嬉しい限りです。
     確かに、最近ウェブ小説上では和風の現代ファンタジーは珍しいですね。
     私個人は現代ファンタジー(怪奇テイスト)が好みなので、拙作は楽しく書いております。無ければ書いてしまえ! の精神ですね(笑)

     面白い、キャラが生きている感じがある……本当に作者として嬉しい限りです。
     ではまた。時々お邪魔しますね!
     


  • 編集済

    九尾の能力への応援コメント

    勉強してきたことが裏目に出てしまうというのは、悲しいけれどもありますよね。
    源吾郎君はあまり若手妖怪達にはよく思われていないのですね……。
    確かに、ただでさえ境遇で他の方より恵まれているのに、言動までそのような態度を醸し出してしたら鼻につくかもしれません(>_<)
    萩尾丸さんの言い方がまたエグいのですが、本当のことほど受け入れられないし、カチンとくるのも事実です。
    源吾郎君は素直に反省するのでしょうか?

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。斑猫です。
     色々頑張って勉強しましたが、ドラゴンの件は裏目に出てしまった模様。
     島崎君に対する若手妖怪たちの反応は、まぁ当然の流れですよね。境遇が恵まれているというのはまさにその通りですね。半妖だけど大妖怪の子孫というだけでもスゴイのに、実力もある+幹部候補の縁故入社というコンボですからね。
     それで言動がアレだったら、反感を買うのも致し方ないでしょう(白目)
     とはいえ、ウェブ小説では拙作の島崎君以上に調子に乗る主人公がいて、彼が周囲の人物に称賛されるという展開も実はあるみたいなのですよ(絶望)

     萩尾丸先輩の言動が(島崎君に対して)えぐいのはいつもの事ですね(笑)
     とはいえ彼も若い頃大分苦労した口なのかもしれませんし、内心では島崎君に対する親切心があるのかも……と筆者も思うようになりました。
     島崎君がこの指摘についてどう思ったのか?
     次回も楽しんでいただければ幸いです。

  • 半妖は人の心を思い知るへの応援コメント

    ごきげんよう、鳥園寺さんに相談したんですね、確かに彼女への相談は妥当かも。
    だかど、結構千絵さんとの仲違いのこと、島崎くんは気にしていたんですね。
    有名妖怪の血統としてのプライドの高さと、周囲の対人関係(対妖関係)も含めてちょっと神経が細やかなところ、このアンバランスさは確かに島崎くんらしいですね。
    ちゃんと仲直りできれば良いですね、でないとホップちゃんと触れ合うとき、いつも千絵さんのことで後悔の念が湧いちゃうかもしれませんものね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     毎度拙作を読み込んでいただき本当に感謝感激です!
     ホップ君関連(千絵さんとの仲違い含む)での相談事に、鳥園寺さんはまたとない相談相手ですね。鳥(鳥妖怪)の事も詳しいですし、普通の人間の気持ちもよく解りますからね。
     島崎君、実は千絵さんとの仲違いは気にしておりました……今は疎遠とはいえ一緒に部活で頑張った間柄ですし、自分の言動に無神経な所があったというのでちょっと落ち込んじゃったみたいですね。もっとも、二人ともある意味踏み込んだ間柄だったからこそ、烈しい口論に発展したという部分もあります。
     アンバランスで矛盾しているような性質を持つ島崎君ですが、彼らしいと仰っていただき嬉しいです。人間の性格には軸はありますが、相反する所もありますものね。

     さて千絵さんとは仲直りできるのか? 今後も引き続きお願いいたします。

  • 精密な小兵、壮麗な木偶への応援コメント

    勝負は緊迫しておりますね、一筋縄ではいかなさそうです。
    源吾郎君の中二病は相変わらずですね(^◇^;)
    マッドサイテンティストの口調が紅藤様のそれとは違うものに感じさせている演出だと感じたのは私だけでしょうか……?

    作者からの返信

    うぱ子様
     いつも拙作を愛読いただきありがとうございます。
     実は戦闘描写は苦手だと思っていたので、戦闘訓練での緊迫感を感じ取っていただき嬉しい所です。
     島崎君の中二病癖、どうやら同年代の男子の前では顕著になるみたいですね。
     カッコよくなりたいという想いと、本当のカッコよさがかみ合っていないのかもしれません。

     マッドサイエンティストな彼の口調の意図は、きっと島崎君の心の中にあると思います。

     ではまた。

  • 珠彦さん、嬉しそうに尻尾を振っていてかわいいです(*^^*)
    真剣な場の前とはいえ、仲の良い人と出会えたら嬉しくなるのは妖怪も一緒ですね。
    それにしても、源吾郎君は中二病がまだ治らないのですね(^-^;
    中二病って中学生のうちに治まるものかと思っていました……勉強になります。
    ちゃっかり萩尾丸さんの炎上トークも身につけているところから、彼に影響受けまくっているのだと、くすりと笑ってしまいました(^^)

    作者からの返信

    うぱ子様
     いつも拙作をご愛顧いただきありがとうございます。
     尻尾をプロペラ回転させていた珠彦君にご注目頂きありがとうございます。
     妖怪も人間に近い情緒を持っていますので、仲の良い友達に出会えたら嬉しくなるのは自然の流れですね。
     ちなみに、尻尾のプロペラ回転は、昔近所の犬が行っておりました(笑)

     中二病はどうやら中学生の時に治らない場合もありますね。なお島崎君のそれは中二病患者も真顔になるくらいのレベルです(笑)
     萩尾丸先輩の事は畏れつつも、内心では憧れの念を持っているのかもしれませんね。
     
     ではまた。

  • 源吾郎、使い魔を得るへの応援コメント

    ごきげんよう、これで島崎くんは自分のやったことを自覚し(もちろん、その時は無自覚だったでしょうけれど)、その結末の重さを痛感したということなんでしょうね。
    そうか、薄皮を啄んだことで妖気を取り込んだんですか。
    そう考えると、ちょっと恐ろしいですよね。
    ご家庭でそういう教育は受けなかったのかしら?
    例えば、犬に噛まれちゃったら、その血を取り込んだ犬が妖怪になっちゃうとか、人間の恋人が出来て、怪我した指先を口に含んで(きゃっ! でも普通はぺっするかしら)その恋人が妖怪化しちゃうとか。それとも小さなジュウシマツだから薄皮程度で妖怪化しちゃったのかしら?
    考えてみるとリスクが結構転がってますよね(コロナの話題でエアロゾル感染のはなしもありましたし)。
    でも島崎くんが十分にその重さを感じている様子ですから、使い魔も大切に育てていくのでしょうね。そこのところは彼に限っては安心ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、おだ様。斑猫でございます。
     何気なく行った事が思わぬ結果を招き、なおかつ責任を伴うというお話に着陸いたしました。
     薄皮摂取で妖怪化は、小さな十姉妹だったからという感じでフワッと考えておりました(汗)あまり摂取し過ぎると身が持たないでしょうし、そもそも「適正
    」が無ければ摂取しても妖怪化しないとかですかね。
     例示した犬に咬まれて・傷口を……という範囲でしたら妖怪化しないかなとも思います。咬みついた犬がチワワだったら危険ですが(笑)
     家庭での教育の件も申し訳ないですがあまり考えておりませんでした(滝汗)ただ、妖怪に近い島崎君が他の動物に影響をもたらさないようにと小動物を飼育しないようにしていたという感じですね。流石に魚とかは飼っていたかもしれませんが。
     ホップ君の事は、頼まれなくても大切に面倒を見ていくと筆者も思います。今後彼の部下等が他にも増えたとしても、ホップ君だけは特別な存在なのではないかと思いますね。どうやって登場させるシーンを作るか、今から悩んでいる所ですが。

     ではまた。
    追記:地味な部分ですが実は拙作の時間軸は2017年なのですね。
    (深い意味は無いです)
     したがって、コロナがどうとかという話は現時点では出てこないかと思われます。

  • 小さなアイドルの秘密への応援コメント

    ごきげんよう、やっぱりホップちゃん、妖怪だったんですね。
    ただ紅藤さまの言葉、無事妖怪化している、島崎くんの存在が切欠と仰ってましたけれど、千絵さんのお部屋にみんなで行った時がホップちゃんとの初対面なんですよね? そこから妖怪になったということなんでしょうか。
    というか萩尾丸先輩も紅藤さまも、前週研究所でホップちゃんを見たときにはもう妖怪化しているって判っていたのかしら?
    ちょっとからくりがどうなっているのか、使い魔になったと判断した要因は何か、興味津々です。
    次回もドキドキしながらお待ちしていますね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     なんか最近おだ様にドキドキさせっぱなしで申し訳ないです……
     ホップ君と島崎君のやり取り、結構筆が乗るんですね……

     さてこの度ホップ君はめでたく妖怪である事が判明しました。仰る通り、島崎君とホップ君は千絵さんの部屋でのやり取りが初対面ですね。その時に何かが起きたのか。実はさり気なく描写していたりもします。
     紅藤様と萩尾丸先輩が判っていたかどうか、妖怪化の謎はひとまず次回明らかにする予定です。

     ではまた。
     追記:ちょっと悪ノリをして紹介文を一新しました。内容は通常通りなのでご安心を。

  • 源吾郎君がプライドが高いのは確かですが、もし自分の実力が及ばなかったとしても、それをバネにして努力できそうですよね。
    戦わずして「今日はコンディションが悪かったから……」というのは言い訳にしかならないし、かえってかっこ悪いからやらなさそうだと思いました(>_<)

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
     プライドの高い人って相手を下に見るか自分を高めるのに精一杯かのどちらかに分かれると思うのですが、島崎君は後者に近いのかなと個人的には思います。
     人間の血が濃いのに妖怪として暮らそうとしている事自体も努力、のように思えます。

     そしてプライドが高い彼にしてみれば、カッコ悪い事は行いたくないという気持ちが強いのですね。
     カッコいいと思われたいし彼なりにカッコいい行動を目指しているようです。
     驚いた時に素が出たり、カッコいいと思った行動がスベってしまうまでが様式美のようですが(笑)
     ではまた。

  • 昼下がりの業務風景への応援コメント

    第二部も拝見させて頂きますね(^^)
    妖怪向けスーパーのサンドイッチ、人間向けと変わらず美味しそうだとおもってしまいました(笑)
    源吾郎君の料理が出来る設定もやはりモテるため……安定してます。
    始末書書くのに戸惑っているのは当たり前ですね、むしろこれからスラスラ書けるようになってしまったほうが恐ろしいです(^-^;

    作者からの返信

    うぱ子様
     ご多忙の折、引き続き九尾の末裔シリーズをご愛読いただき誠に有難うございます。
     実は作中では妖怪向けの食品もあるという設定ですね。人間と異なり、妖狐や獣妖怪には、人間向けの食材が危険な場合もありますので。あと人間用よりもちょっと薄味志向のようです。
     島崎君、弱冠十八にしてモテるためのスキル取得に余念はありません。
     作者もびっくりの安定ぶりです。

     始末書を戸惑った件は、作者も報告書作成に戸惑った新入社員の頃を思い出して書きました。確かに仰る通り、この段階でスラスラかけるのは末恐ろしいですね(笑)

     ではまた。

  • 異形の小鳥が選ぶ先への応援コメント

    ごきげんよう、ホップくん、本当にジュウシマツなんでしょうか? それこそ、ジュウシマツに擬態した妖怪さんかしら? なんて思っちゃいますよね。鳥籠を壊しちゃうようなジュウシマツって、鷲や鷹じゃないんですから。
    島崎くんの激昂もよく判りますし、千絵さんの態度、言い分も、ペットを飼育するひととしての意識が欠如した言い分ではありますが、正直、ホップくんを気味悪いと思ってしまうのはよくわかります。
    怖いですよね。ジュウシマツだと思って飼いだしたら、成長したらイヌワシだった、みたいな、こんなの話が違う! となるんじゃないかしら。
    でも、ホップくんの正体が気になります。もう、ジュウシマツじゃないのはほぼ確定だと思うのですが、最初からジュウシマツに擬態していたのか、それとも最初は普通のジュウシマツだったけれど、なにかのきっかけで途中から「ジュウシマツに似た何か」になってしまったのか。
    次回もドキドキしながらお待ちしていますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、おだ様
     十姉妹アイドル編も第一のターニングポイントを無事に迎えました。
     紆余曲折はあるものの、ホップ君は島崎君の許にやって来ることがここで確定ですね。
     ホップ君は既に普通の十姉妹ではありませんが、その正体・変遷については次回以降で明らかになるかと思います。可愛い十姉妹が恐ろしい存在に変貌していた……愛鳥家には怒られそうな展開ですね(笑)

     今回珍しく(?)島崎君には激昂してもらいました。ちょっと大人げないですが、彼の性格上ああいう反応に出るだろうと思っての描写です。
     ホップ君がかわいそうだという島崎君の主張とホップが恐ろしくて手放したいという千絵さんの主張。筆者の中では実は「どちらも筋が通り正しい主張」であると思っているのです。但し、どちらも若すぎたので意見が烈しく衝突してしまった感じですね。
     飼い主が無責任にペットを手放す事を指摘した島崎君ですが、自分が妖怪である為に、「普通の人間」が異形を恐れる事を見落としていたのです。
     千絵さんが異様な行動をとる十姉妹を恐れるのも致し方ないですね。
    ※もちろんペットの飼育には責務が必要ですが……

     ホップの正体、千絵さんとの関係性の修復について……次話以降もお楽しみいただければ幸いです。
     ではまた。

  • ごきげんよう、やっぱり千絵さんの方に何やら事情があったようですね。
    千絵さんの事情、というより、ホップちゃんの様子がおかしいことに気付いた、というニュアンスでしたが、千絵さんの警戒するような様子や、兄弟の二羽の様子だと、なんだか千絵さん自身もなにか隠しているのか、もしくは気付いているのかとも思えますね。
    島崎くん、さっそく情が移ってしまった様子ですが、これは単に保護したペットが可愛くて手放しづらいのか、それともホップちゃんの特殊性から互いに惹きあっているのか。
    次回もドキドキしながらお待ちしていますね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     本来はこのエピソードでホップ君の身柄が何処に落ち着くのかを書き切る予定だったのですが、思いのほかホップ君が可愛すぎたのでここで一区切りとさせていただきました。
     千絵さんのホップ君への警戒心は何なのか、次話で明らかになる予定でございます。
     島崎君、明らかにホップ君にメロメロになった模様。恐らくは保護したペットが可愛くて手放し辛いという心情の方が近いかと筆者は思っております。よくよく考えますと、島崎君って案外チョロい所もありますし。
     次回はちょっとうねりのある展開を予定しております。
     ではまた。

  • ごきげんよう、なんだか千絵さんのSNS、気になる記載がありますね。
    やっぱり島崎くんの元へ一直線で飛んできたのかしら?
    ペットちゃんの食事の問題って結構大きいですよね。
    ウチの猫ちゃんもそんなことがありました。獣医さんお奨めの健康的なカリカリをずっとあげていたのに、たまたまお友達の猫ちゃんが食べていた猫まっしぐらを食べたら、その後不満を表明しちゃって。
    そこを気にするのはよく判りますが、ちょっと島崎くん、神経質になりすぎ?
    島崎くんは、本当に紅藤さまを慕ってますね。
    まるで、恋しているみたいな(恋愛脳ですいません)。
    歳の差恋愛、相手は素敵なお姉さまで上司……(レディコミの読みすぎ?)、なんて展開にはならなさそうですが(ライバルは萩尾丸先輩!)。
    でもこのジュウシマツのホップちゃん、なにか裏がありそうで、次回も楽しみにお待ちしていますね。

    作者からの返信

    いつも興味深いコメントをありがとうございます。
     励みになりますし勉強になります。
     さて、前々回からペット小説の様相を呈しておりますが、きちんと妖怪ものですのでご安心を。
     ペットの食事問題は猫ちゃんや小鳥ちゃんだけではなく、多くの動物で見られますよね。どうやら彼らはフレッシュな物、高価な物を好む模様です(笑)
     ちなみに小鳥やハムスターは嫌いな餌は受け取っても落としたふりをして棄ててしまいます(笑) 島崎君はホップ君の餌の件を気にしていましたが、ご指摘の通り気にしすぎという感じですね。友達の鳥である事と、彼自身が小鳥飼育の知識が浅い事に起因しております。

     九尾の末裔歳の差恋愛説……新説の提示ありがとうございます(笑)
     誠に残念ながら、筆者の恋愛経験の薄さ&恋愛への興味の薄さゆえ、こちらの作品での恋愛模様は殆どない感じですね(汗)
     ともあれ、紅藤様を素敵なお姉様上司と評していただいた事は嬉しいです。
     それにしてもメインヒロイン紅藤様でライバルが萩尾丸先輩って、本編以上にハードモードになりそうな気がして心配ですね(笑)
     ホップ君自身からは語られる事は無いでしょうが、次回以降から彼の周辺の事が明らかになっていく予定ですのでご安心を。
     ではまた。

    追記:九尾の末裔は恋愛模様ほぼゼロですが、独立した短編にて恋愛メインのラブコメも1本だけですが用意しております。

  • 夏の日差し、思わぬ再会への応援コメント

    ごきげんよう、ホップちゃん、島崎くんを追いかけてきたのかしら?
    やっぱりジュウシマツ、ただの小鳥ではないように思えますね。
    本物の(?)ジュウシマツだったら、妖狐の島崎くんを怖がる気もしますし、でも千絵さんの部屋でも怖がってなかったですものね。
    それに紅藤さまの反応も気になりますね。
    彼女なら、一発でその正体を見抜いている気がするなぁ。
    島崎くん、どうするんでしょう? でも慌てて戸惑っている彼の態度、なんだか年齢相応に思えて、可愛かったですね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     仰る通り、ホップ君はただの小鳥じゃあないですね(笑)
     雀のような野生の小鳥は数百キロ離れたところまで飛んでいく事があるそうですが、彼は飛翔能力の低い十姉妹。三、四十キロ先の目的地まで到着する事自体が普通の鳥では極めて難しい話ですね。
     島崎君、いかな妖狐と言えども予想外の展開には驚いてしまった模様。
     とはいえきちんとしないとと思っている所が彼らしいですね。

     ホップ君は飼い主の許に戻るのか、彼の正体とは??
     次回以降もお楽しみに。

     ではまた。

  • ごきげんよう、ジュウシマツの三姉妹(?)ですか、可愛い。
    独り暮らしだとペットを飼いたくなるものなんですね(ウチには猫ちゃんがいるから、小鳥は無理かな。でもウチの猫ちゃんは弱虫なので、小鳥とかがいたら怖がって泣いちゃいそうです)。
    でも、やっぱり動物は本能的に人間と妖怪が判るんですね。
    妖狐の島崎くん、だけどホップちゃんは怖がることなく、って、これはホップちゃんがひょっとして使い魔になるかしら? インコの妖怪さんがいるくらいですものね、ジュウシマツの妖怪さんがいても不思議じゃない……、のかなぁ?
    でも島崎くんも慣れない社会人生活と独り暮らしに疲れている頃合い、癒しを得るためにも使い魔でなくてもペットに(怖がられないのなら)ハマるかも知れませんね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     よくよく考えたらコメントや紹介文で大体ネタバレやってた事に気が付きました。十姉妹ちゃんたちは三兄弟というイメージですね。実際にはオスっぽくさえずるシーンも入れようと思ったのですが、千絵ちゃんが飼い始めた部分から逆残してカットさせていただきました。
     文鳥だけではなくキンカチョウや十姉妹が手乗りになるという話は実際にありますね。コロナが流行る前に、ペットショップで見かけたことがございます。(私はかつて文鳥を飼っていました)

     動物たちは人間以上に本能や勘が鋭いので妖怪を見分けられるみたいです。むしろ、それを妖怪たちも知っているから人間に擬態するのでしょう。その中でも妖怪を恐れない鳥獣は、ある種の「才能」があると考えてもおかしくないはずです。

     ホップ君と島崎君の関係が今後どうなるか……次回以降の展開もどうぞお楽しみのほどを。

     ではまた。

  • 乙女の牙城と就職談義への応援コメント

    ごきげんよう、なんだ、島崎くん、結構同期の女性の皆さんおは上手くお付き合いできているじゃないですか。
    というより、島崎くんが結構気を使っているのかしら?
    中学生だからリアル中二病よろしく、空気を読めていない、なんてことはないだろうとは思っていましたが、それでも予想以上に信望があるようですね。
    当時は妖怪と人間、みたいな境界線を引いてはいなかったのかな?
    同窓会への参加もそうですが、島崎くん本人は意識せずとも、本当のところは初めての社会人生活で疲れが溜まっていたのかも知れませんね(私は、そうでした。ダメな子だったので、高校の部活の同期とかとやたらと遊んでたなぁ)。
    さて、鳥籠の中の小鳥、これってひょっとして……。
    次回も楽しみにお待ちしていますね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     ちょっと説明が薄くて申し訳ないです。
     島崎君は確かに同年代の間柄の子と関係性を結ぶのは苦手な一面はありますが、その一方で一度良好な関係性を結べたらまぁ良い感じになるのかなと思っておりますね。今回顔を合わせている女子たちは部活で3年弱同じ目的のもと一緒に行動を共にしていたので、互いに気心は知れているのかもしれませんね。
     少年時代は妖怪と人間の境界を引いていたかどうか……これは多分島崎君が結構猫を被っていた感じでしょうね。野望自体は口にしていたでしょうが、それこそ中二病だと思われていたでしょうから、却って怪しまれなかったかもしれません。
     そして知らず知らずのうちに社会人生活での疲れはあったと思います。私も就職先に心底馴染めたと思えたのは三年目になってからですし。遅すぎですね(苦笑)

     さて小鳥が登場しました。次回以降のコメントにて、展開予測もどしどし行って頂いて大丈夫ですよ。

     ではまた。

  • ごきげんよう、焼きマシュマロは男のロマンなんですか。
    島崎くん、らしい、と言えばらしいし、んん?となる気持ちもありますが。
    でも女性の関心を引くというところは彼らしいですね。
    狐火って、勝手なイメージなんですが、冷たい炎、というイメージが私の中ではあります。でも違うんですね。BBQに利用できるんですものね。
    ちょっと楽しそう。
    お友達と仕事休みの日に、他愛ないことを言い合いながらちょっとしたイベントを楽しむ。
    なんだか、新社会人らしさが表れていて、初めて島崎くんが社会人っぽく見えました。

    作者からの返信

    斑猫です。
     この度は第二部もレビューしていただき誠に有難うございます。
     焼きマシュマロが男のロマンというのはあくまでも島崎君個人の意見ですのでお気になさらず。色々と(特に女性陣の前で)カッコつけようとしつつも空回りしてしまうのが彼の仕様ですね(笑)
     さて狐火のイメージですが、冷たい狐火というのは恐らく伝承から来ているかと浅学ながら思います。昔話とか江戸時代くらいの妖怪の本で、狐火は火傷をしないという塩梅に伝わっていたのではないかと思っております。
     拙作では狐火には熱があるという感じですね。燃やす物を選択できる火術もあるみたいなので、もしかしたら妖術に詳しい妖怪ならば冷たい焔を再現できるのかもしれません。
     
     拙作の妖怪・妖術は結構個人的解釈も絡みますので、その部分はご了承いただければ幸いです。
     それにしても、オフの時が社会人らしい島崎君っていったい……

     ではまた。

  • 増えた課題と大妖怪の心得への応援コメント

    ごきげんよう、萩尾丸先輩、サラリと、けれど現在の島崎くんの抱える課題や問題点を皆まで総ざらえしてくれましたね。
    前回のコメントへのご返信でも説明して頂けましたが、雇用契約を基本とする主従の関係を結ぶとなれば、まだ新社会人数ケ月目の島崎くんには確かに無理なお話ですね。
    かと言って、未だ戦闘経験もなく勉強中修行中の彼に、そんな昭和の時代の番長さんが手下を腕力で集めるのも無理でしょうし、第一現状での社会情勢では無理なのでしょうね。
    萩尾丸先輩が何を意図して使い魔を勧めたのか、今回のお話で少し不透明になった感じですが、ひょっとしたら使い魔の話をネタに、島崎くんに自身の課題や問題点を自覚させて、そこを改善させよう、という狙いがあるのかしら、とふと思いました。

    結構、萩尾丸先輩、会社組織の先輩、上司と考えるなら、良い上司ですよね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもコメントありがとうございます。
     仰る通り、萩尾丸先輩は「使い魔」という話を出す事により島崎君が現状を抱える問題点を指摘したかった……のかもしれません。少し話の流れが不自然に感じられたのであれば、それは私の力量不足ですね申し訳ありません。
     実は数か月前から島崎君が彼自身の使い魔を得るという急展開は構想済みでして、そこにむけて話を進めていたという裏事情もございます。
     本文と前回の返信コメントの通り、使い魔の「大多数」は雇用契約ですね。
     恐らくは人間の術者の場合は、アレイ氏のように家に代々仕える使い魔とは別に職業的使い魔を雇い入れる場合は組合や組織の方から何割か負担があるのかなとも思っています。本編で詳細が語られるか否かは謎ですが。
     そして島崎君が武力で妖怪を集めるのは不可能、という読みも当たっております。経験も少ないですし彼自身がそれを望んでいませんからね。しかも拙作の妖怪社会って「実力主義」であり人間たちの社会よりも法律が緩いと言えども自警団等の組織が目を光らせているので、中途半端な妖怪が暴れるのは難しいのですね。ある意味秩序が保たれている感じです。

     萩尾丸先輩良い上司というご意見にはびっくりです。結構「上司だと厄介なヒト」というイメージが私の中にはありましたので。
     ご意見有難うございます。
     
     ではまた。

    編集済
  • 修行の早道 使い魔確保?への応援コメント

    ごきげんよう、文明くんの代わりにトレードされた妖狐さんは、ちょっとお気の毒でしたね。
    質問なんですが、使い魔(というと洋風ファンタジーの魔法使いの使い魔がすぐにイメージしてしまうのですが)と配下の妖怪(この組織だと部下?)は違うのでしょうか?
    部下なら、育成してやがて一人前の妖怪になってまた違う仕事を任せたり更に部下を持って一組織の長になったり、だと思うのですが、使い魔というと、ずっとひとりの妖怪のお使いとして使役するイメージがあったもので。
    萩尾丸先輩のお言葉だと、後輩の部下のチューターをせよ、と島崎くんに言っているように聞こえたもので。
    もしもお答えが面倒なら流して頂いて結構です(次回以降を読めば立ち位置もはっきり判ると思いますし)。
    次回も楽しみにお待ちしていますね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     いえいえ、質問も大歓迎ですよ!!
     まぁ私個人としては萩尾丸先輩が苦労したと思っていましたが、確かに名も知らぬ妖狐が一番とばっちりを受けた存在ですね。しかも彼(彼女?)は萩尾丸先輩の直属の部下でもありませんし。
     さて質問の回答なのですが、拙作に限って言えば使い魔も組織の妖怪の部下も大きな違いはない感じですね。どちらも妖怪たちの間では職業と見做されています。強いて申し上げますと、術者や人間に仕える場合、妖怪でも個人事業主(?)に仕える場合は使い魔と呼ばれるのかなと思っています。
     と言っても、使い魔にもいくつか類型があるのも事実ですので、それは本文にて解説したいと思います。

     ではまた。
     

  • 若狐と師範とイワシ水槽への応援コメント

    ごきげんよう、紅藤さまの仰る通り、確かに組織としての全体的な力の底上げを考えるならば、そうすべきでしょうね。
    島崎くんは、高いプライドが邪魔しているのか、依然として自分自身の戦闘力強化を中心に考えていたようですが(そしてそれは当たり前のことではありますよね)、組織としては、構成メンバーそれぞれの長所短所を把握し、ムラのないレベルアップを図らなければならないでしょうね。
    けれど島崎くん、いろいろと彼なりに考えているようですけれど、やっぱり周囲からの評価がどうしても気になる様子。
    新入社員で2か月、本来ならまだまだ試用期間ですし、ここは失敗しようが間違えようが、まずは自分の適性やウィークポイントを知ることの方が本来は重要なんですよね。その上で3か月目以降の教育計画を立てる(または自分の弱点を克服する)のが遠回りのようで実は近道。けれどそれがプライドが邪魔しているのか、格好悪いところを見せられない、に考えが逸れてしまう。
    悩みどころではありますね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもコメントありがとうございます。
     戦闘訓練は表向き島崎君の訓練のために組まれたものではありますが、萩尾丸先輩の部下たちのモチベーションアップ等々の効果もあった事が明らかになりました。確かに萩尾丸先輩の部下たちは紅藤様が直々に掌握している組織ではありませんが、雉鶏精一派のメンバーである事もまた事実です。彼らの成長もまた、長い目で見れば雉鶏精一派への利益になりますね。むしろ頭数が多いので、島崎君個人の成長よりも利益が大きいかもしれません(笑)
     彼は大人妖怪の思惑に気付けませんでしたが、致し方ないですね。
     噂の飛び交う会社でも、上役の思惑を新入社員がすぐに知るというのは難しい話です。自分の事ばかり考えている子であれば余計に難しいですね。
     島崎君は結構プライドの高い子ですね。しかも末っ子気質ですので、上に可愛がられるのは慣れているけれど同年代の仲間とのやり取りは結構苦手なのですね。その辺りが彼にしてみれば難しい所なのかもしれません。ましてや18の若者ですから尚更でしょう。
     とはいえまだ新入社員ですので、こういう悩みを乗り越えていけると信じたいです。乗り越えたところ、我々に見せてくれるかちと心配ですが……

     ではまた。
     

  • ここまで読んでの感想です。
    丁寧に書かれていて安定感が半端ないです。多分、作者様は沢山の小説を書かれてこられたんだろうと思います。お話自体も面白かったですし、良い作品だと思いました。もし良ければ私の作品も読んで頂ければ嬉しく思います。

    作者からの返信

    斑猫です。
     拙作を読み進めていただき誠に有難うございます。
     丁寧に書かれている、安定感を評価していただき誠に恐縮です。
     ご指摘の通り、ウェブ小説デビューは昨年末ですが、小説自体は断続的に書き続けておりました。自分の趣味で書いていただけなので、公募とかそういう方面ではないのですが……

     あとでお邪魔しますね。
     ではまた。

  • 主要登場人物(妖怪)紹介への応援コメント

    企画に参加して頂き、ありがとうございます。
    読みにきました。

    作者からの返信

    斑猫です。
     早速お読みいただきありがとうございます。
     本編は次話より始まりますのでよろしくお願いします。

  • 九尾の能力への応援コメント

    ごきげんよう、萩尾丸先輩が私も思っていたことをさらりと言って下さいましたね。
    途中ギャリーの中からも声が上がっていましたし、モノローグの中にもありましたが、妙にやつけたくなってしまう、一泡吹かせたい、そんな負の感情を周囲は持っているのような気がしました。
    ひとつの会社として捉えた場合、新入社員である島崎くんは、先輩社員たちから見れば、なんとなく癇に障るのじゃないかしら、と。
    例えて言えば、取引先の社長の息子さんだとか、自社の役員の縁戚だとか、それだけならまだしも、それが態度や言葉に表れている、みたいな。
    彼の世界征服に、この研究所メンバーが手下としてつくかどうかは判りませんが、今のところ島崎くんには正義であれ悪であれ、一組織のトップとしての人望が足りないのでしょうね。島崎くんの少ない社会人経験で、それにいつ気付くのか? それとも気付かないのか? それによってこの後の彼の行動が変わってくるように思えました。

    作者からの返信

    斑猫です。
     仰る通りですね。島崎君に対して、若手の妖怪たちはまだちょっと反感はあるかなって感じでございます。研究センターの皆様は先輩という事もあり精神的実年齢的に島崎君とは離れているためまだ衝突は薄いのですが、精神年齢的に少年~青年という若手妖怪たちにはちょっと鼻持ちならないという感じですね。
     しかもゴリゴリの縁故入社で幹部候補生。その上態度がアレなので反感を買わない方がおかしいですよね。ついでに申し上げますと、島崎君は末っ子特性ゆえに年長者には可愛がられやすい反面、同年代~年下との人間関係の構築は苦手だったり致します。
     人望は……残念ながら現時点では薄いですね。
     しかしながら彼にも弟分・妹分が出来た時に何か変わるかもしれません。
     先の展開で、そのような出会いがあるかもしれませんのでご注目を。 

  • 精密な小兵、壮麗な木偶への応援コメント

    ごきげんよう、これは島崎くんがどうにか勝利を手にした、ということで良いのでしょうか?
    こうしてふたりの戦いを見てくると、島崎くんの方が「悪役」に見えてくるから不思議ですよね。やっぱり正義と悪と簡単に言いますが、それぞれが正義であり悪なんでしょうね。斑猫様の創作論にもある通り、物量戦で圧し潰そうとする島崎くんに対するゲリラ戦術的な攻撃は、テンプレート的には島崎くんを悪ぽっく見せるのかしら、とも思いました(判官贔屓、かも知れませんね)。
    とすると、名家の出身、膨大な魔力、紅藤さまからの恩寵(幹部候補)というステータスを持つ島崎くんは、恵まれた環境の強大な「倒されるべき敵」と映っているのかも、と思うと、なんだかアイロニーが効いていて面白い関係になるな、と思いました。

    ああ、的外れなコメントを長々と申し訳ありませんでした。
    最後に、やっと勝てた的な本音をポロっと零したところが、彼らしいなと思ってクスッとしました。

    作者からの返信

    斑猫です。いつもコメントありがとうございます。深く読み込んでくださっている事がこちらにも伝わり、非常に感謝しております。
     さて勝利のゆくえですが、私の描写に至らない所がございまして、ミスリードを起こしてしまったようです。申し訳ございません。
     島崎君の術は確かに相手の戦力を大幅に削いだのですが、(増殖する)幻術たちを全滅させるには至っておりません。一方で島崎君の持つ幻影は一体だけになりました。島崎君の考えはどうあれ、戦況はまだどう転ぶか判らない、という所ですね。

     島崎君が悪役に見える……と言うのも興味深い考察ですね。
     作者としても彼を手放しで好青年とは呼べないと思っているのですが、もしかすると過去に島崎君や彼の原型になるキャラクターを考えていた時の名残のようなものが、ここで姿を現したのかもしれないと思いました。
     ちなみに力でゴリ押しする相手を知略で手玉に取るという展開は私の好みですね(笑)恐らくはテンプレートと言うよりも、それよりも実績のある王道展開でも結構ポピュラーなのかもしれません。

     今回島崎君の戦闘訓練回は二回目なのですが、一回目の珠彦君との戦闘を描いていた時に、「これ、珠彦君の方が主人公らしいなぁ」と実は密かに思っておりました。
     そういう意味では、主人公妖怪にまず立ちはだかる敵キャラと言うポジションもしっくりきそうですね。もっとも、主人公たちに負けたのち、改心して仲間になる憎めないライバルポジションに落ち着きそうな気もします。
    (ああ、それこそ贔屓ですね)
     ともあれ私がアイロニー(皮肉)が大好きという事も判明したようです。

     ではまた。次回も楽しんでいただければ。
     
     

  • ごきげんよう、相も変わらず島崎くんは萩尾丸先輩よろしく煽り上手というか、ちょっと中学二年生の罹り易い病気になっているというか。
    これは島崎くんの質なんでしょうか、血統とプライドを常に意識しているから自然とそう振る舞ってしまう? 狙って煽っているのなら兎も角、これ同じ会社でやったらちょっと鼻持ちならないヤツ、みたにならないかしらとちょっと心配してしまうレベル。
    お父様もお母様の背中を見て育ったにしては、ちょっと、というかかなり違う質ですよね(いくら一族の中で彼が特異な野望を胸に抱いていたとしても)。
    反面、勉強熱心なようですし(でもこれは、紅藤さまを尊敬しているから、かしら?)。

    前半の夢、気になりますね。予知夢? 九尾さんの様子が、将来災いに繋がらなければ良いのですが。

    作者からの返信

    斑猫です。
     仰る通り、彼は中二病を発症しておりますね。いや、中二病患者も軽く引くくらいのレベルだろうと私は思っております(汗)
     やはり鼻持ちならない奴みたいに思われますよね。筆者としてもそういうご意見も来るだろうなと思いつつ彼の言動を見ております。しかも狙って煽っている訳でもないのですね。齢十八の島崎君には、そのような器用さはございません。
     何故彼だけああいう性格なのか、おだ様が気になるのもごもっともかもしれません。末っ子ゆえに反骨心が強かった、実は隔世遺伝、大人しく育つように周囲からの圧迫の反動……色々考えられそうです。
     とはいえ、勉強熱心であるという一面もまた彼のパーソナリティですね。
     紅藤様の事はあるじとして認めておりますし、やはり血統への誇りのなせる業かと思われます。

     前半の夢、九尾様の存在は何を示唆するのか。すぐすぐには出てきませんがどうぞご期待のほどを。

     ではまた。
     

  • ごきげんよう、島崎くんは相変わらずですね。
    いつかそのプライドの高さが弱点になりそうな気がします(血が煮えてしまう、というか、取るべき戦略が狭まる、というか)。いえ、反面プライドが高いと言うのは長所でもあるとは思うのですが。
    なんだか紅藤さまはそこらへんの島崎くんの長短を上手く掌で転がしているようにも思えますよね。
    今回は術比べ、なんですね。
    島崎くんは戦闘じゃないと分かった時点で元気になったようですが、彼自身はどうなりたいのでしょうね。
    自身が戦闘力を高めて自分の腕で世界征服したいのか、周囲を操り、頭脳戦で敵をやりこめて目的を達したいのか(もしくは戦闘力高いとハーレム作り易い、ということなのかも)。
    萩尾丸先輩の事ですから、単純な変化術比べではなさそうな気もしますね。
    次回も楽しみにお待ちしていますね。

    作者からの返信

    斑猫です。
     いつもコメントを送ってくださりありがとうございます。非常に励みになっております。
     プライドの高さに関しましては、根拠なく自分が一番だと思って努力を怠ったり他人を見下すだけですと明確な弱点になりますね。ですがその一方でプライドの高さをよすがとし努力に励むのあれば……まんざら悪くないのかもしれません。島崎君は明らかに後者ですが、それでも視野が狭まりやすい性質なのでやっぱり弱点でもありますね。
     島崎君はどうなりたいのか……強くなりたいというビジョンも、まだ明確ではない気がいたしますね。恐らくは自身の戦闘能力を高め、実力で王者として君臨するところをイメージしているのだろうと思っております。ただ、前回の戦闘訓練やぱらいその一件で戦闘に対しては及び腰になってしまっていますが。彼自身の野望への見通しの甘さと現実の厳しさも拙作のキモだと思っておりますので、気長に見守っていただければ幸いです。
     さて変化術比べはどのような展開を見せるのか、次回もお楽しみいただければ。

     ではまた。
     

  • 昼下がりの業務風景への応援コメント

    ごきげんよう、第二部開始おめでとうございます。
    すいません、第一部の続きで投稿されると思っていまして、拝読するのが遅くなってしまいました。

    島崎くん、初始末書ですか、新入社員のGW明けで始末書とはなかなかやりますね!
    一般企業でしたら試用期間中ですから、危ないところですよね。
    始末書には定型的なフォームがありますから、社内書類に慣れないうちは難しいし、料理本レシピはいい参考かもしれませんね(原因→反省→再発防止の流れとは違うかもしれませんが)。
    でも、紅藤さま、優しい。
    始末書出して、ありがとう、よく出来てるなんて普通の上司では考えられませんね。

    相変わらず島崎くんは空回りの先走りですね。
    やる気は凄いですが、プライオリティをちゃんと示してあげる萩尾丸先輩もよい先輩ですね。
    こうしてみると、島崎くんは素敵な職場環境で社会人スタートできましたね。
    ちょっと羨ましいかも。

    作者からの返信

    斑猫です。
     いえいえこちらこそ、引き続きご愛読いただき感謝しております。
     確かに新入社員・連休明けで始末書は確かにあんまりないですね(笑)
     とはいえ第一部最終話にて反省しましたと出しましたので、やっぱり社会人だし始末書を書いてもらわないと……と思った次第です。
     そして仰る通り、始末書とか議事録って形式がありますし作文とも大分違いますからね。私も初めて書いた議事録がエッセイみたいと言われた事がございます。

     紅藤様の態度をお褒め頂有難うございます。
     萩尾丸先輩良い人説がここにきて出現している事に、彼よりも筆者の方が驚いております(笑)

     引き続き、彼の成長を見守っていただければ幸いです。
     ではまた。

  • 主要登場人物(妖怪)紹介への応援コメント

    読み合いできました!

    作者からの返信

    斑猫です。
     こちらこそありがとうございます。