応援コメント

異形の小鳥が選ぶ先」への応援コメント

  • 方言が登場すると、物語のリアリティがぐっと増しますね。
    特に、キャラクターの個性が浮かび上がる気がします。

    作者からの返信

    斑猫です。コメントありがとうございます。
     本来は後書きや註釈は入れないタイプなのですが、「めんだ」がかなりマイナーな言葉なので敢えて解説を入れました。
     方言を登場させるとリアリティも増しますし色々と読者のテンションも上がるのですが、自然な書き言葉にするのが難しいという所がネックですね。
     私も昔関西弁を登場人物に喋らせて滑り散らした過去があり、以来関西圏の話であるにもかかわらず標準語に近い物言いで書いてます(汗)

     キャラの個性と言えば、実は島崎君は相手に応じて「俺」と「僕」を使い分けています。その辺りも個性・性格になるかもですね。

     ではまた。

  • 源吾郎君がこんなに感情的になるなんて珍しいですね。
    千絵さんの話を読んで、海外のニュースで森で子犬に出会ってかわいいから連れて帰って飼っていたら、成長したら実は熊だった……といった話を思い出しました💦
    飼っていたペットが実は危険な生物じゃないかと考えると不安になる気持ちもわかるし、源吾郎君の言ってることが正論なのもわかります。
    ホップさんはほかの子達や千絵さんと暮らすより、安心できる源吾郎君と出会えて良かったかもしれませんね。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
     そうですね、島崎君って私のイメージの中では喜怒哀楽のはっきりした若者だったのですが、ここまで感情をあらわにするのは初めてかもしれません。
     このシーンでは島崎君の心情に沿って描かれているのですが、実際の所島崎君と千絵さんの主張はどちらも「正しい」のです。むしろだからこそ二人の言い合いが烈しくなったのだとも言えるでしょう。
     もちろん、二人が部活動を通じて信頼関係が結ばれており、そこに起因する「甘え」もあるかもしれませんが。
     仔犬のニュースは存じませんでした、すみません。似たニュースで仔犬だと思って購入したら熊だったりしたという話は聞いた事がありますね。

     二人の思惑はさておき、ホップ君は素敵なあるじを見つけたという所でひと段落致しました。
     もちろん、話はまだまだ続きますよ。

  • ごきげんよう、ホップくん、本当にジュウシマツなんでしょうか? それこそ、ジュウシマツに擬態した妖怪さんかしら? なんて思っちゃいますよね。鳥籠を壊しちゃうようなジュウシマツって、鷲や鷹じゃないんですから。
    島崎くんの激昂もよく判りますし、千絵さんの態度、言い分も、ペットを飼育するひととしての意識が欠如した言い分ではありますが、正直、ホップくんを気味悪いと思ってしまうのはよくわかります。
    怖いですよね。ジュウシマツだと思って飼いだしたら、成長したらイヌワシだった、みたいな、こんなの話が違う! となるんじゃないかしら。
    でも、ホップくんの正体が気になります。もう、ジュウシマツじゃないのはほぼ確定だと思うのですが、最初からジュウシマツに擬態していたのか、それとも最初は普通のジュウシマツだったけれど、なにかのきっかけで途中から「ジュウシマツに似た何か」になってしまったのか。
    次回もドキドキしながらお待ちしていますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、おだ様
     十姉妹アイドル編も第一のターニングポイントを無事に迎えました。
     紆余曲折はあるものの、ホップ君は島崎君の許にやって来ることがここで確定ですね。
     ホップ君は既に普通の十姉妹ではありませんが、その正体・変遷については次回以降で明らかになるかと思います。可愛い十姉妹が恐ろしい存在に変貌していた……愛鳥家には怒られそうな展開ですね(笑)

     今回珍しく(?)島崎君には激昂してもらいました。ちょっと大人げないですが、彼の性格上ああいう反応に出るだろうと思っての描写です。
     ホップ君がかわいそうだという島崎君の主張とホップが恐ろしくて手放したいという千絵さんの主張。筆者の中では実は「どちらも筋が通り正しい主張」であると思っているのです。但し、どちらも若すぎたので意見が烈しく衝突してしまった感じですね。
     飼い主が無責任にペットを手放す事を指摘した島崎君ですが、自分が妖怪である為に、「普通の人間」が異形を恐れる事を見落としていたのです。
     千絵さんが異様な行動をとる十姉妹を恐れるのも致し方ないですね。
    ※もちろんペットの飼育には責務が必要ですが……

     ホップの正体、千絵さんとの関係性の修復について……次話以降もお楽しみいただければ幸いです。
     ではまた。