概要
その日、俺は狗神をその身に宿した一人の少女と出会った
大学のフィールドワークで、犬神信仰を研究するため大分県を訪れた教授の真昼とその教え子、椿は、山で遭難中に助けてくれた一人の少女、珀明(ハクメイ)と出会う。
人とは思えぬ身体能力、その出で立ちに、真昼はその少女こそ、狗神筋の人間ではとないかと疑い始める。
人とは思えぬ身体能力、その出で立ちに、真昼はその少女こそ、狗神筋の人間ではとないかと疑い始める。
ごめんなさい、まだこの機能を良く把握できておりません……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一気読み必至のエンタメ小説
民俗学教授と助手が狗神筋に纏わるある人物の調査に赴く序盤から、土俗的な伝奇系ホラーかと思いきや、アクション、ラブコメ、謎解きミステリー、感動ドラマ、と様々な要素を詰め込んで、荒唐無稽な展開ながら最後まで飽きさせず、一気読み必至のエンタメ小説でした。
最後の最後で明らかにされる真相に驚き、さらにそこからラストに至る展開は、さすが多くの怪談を書かれてきた作者コオリノさんの面目躍如といった感じで、読んでいて背筋がふと寒くなる思いがしました。
“彼女”を主人公にしたスピンオフをぜひ読んでみたいです。
本編も続編が書けそうな展開ですね。その後どのような事件に巻き込まれるのか、主人公たちの活躍を期待しま…続きを読む