じんときました

主人公がラジオで耳にした中学生の詩が、泊まっていた彼女の時間を動かしはじめます。
閉じた扉の隙間から光が差し込むように、わずか三千文字あまりの回復と前進への物語です。
私にも真っ白な積乱雲が見えました。

その他のおすすめレビュー

衞藤萬里さんの他のおすすめレビュー826