上質な連作短編ホラー。人間の怖さにゾクリとしてしまう

皆様が世の中で怖いものってなんですか?
幽霊? 怪物? 苦手な虫? 天変地異?
いやいや、何よりも怖いものって……人間ではないですか?
この小説はそんな「人間の悪意」を「花言葉」にかけて綴られる物語です。
各話はそれぞれ独立した話で、1,000文字程度で読みやすく、導入から結論までが流れるようで読みやすいです。
ちょっとした隙間時間に、怖いもの見たさで、ちょこちょこ覗きながら読み進めるのがおススメです。
きっと、「こわっ」と思う話に巡り合えます。

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