楽しく生きたいと私は思ったから

作者 アールサートゥ

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★★★ Excellent!!!

 すこしお話を読ませていただきました。序盤から主人公の過去のようなビジョンからはじまりどこからか現実的ではない能力を使うのですが、その能力もいわゆる異世界ものとは印象が違い、なんというか、……土曜日などにやっている夜9時の能力者系のドラマのような。
 なんか不思議な感じでした。(悪い意味ではなく、あまりこのような印象を受ける作品はないので)

 能力の意味も話が進むにつれてどんどん露見されていくのかなと思います。
 長く楽しみたい方は、連載を追ってみると楽しい作品です。

★★★ Excellent!!!

鉄とコンクリートに囲まれた空間で、手首に打ち付けられた杭、足に纏わりつく鎖。自由の利かない空間で彼女は死を迎える。

何度も……

衝撃的なプロローグから始まる物語の主人公『麻上 永』は15歳。何度も死を迎えた日から時が経ったある朝、図書館へ向かう為バスに乗る。
不幸にもそのバスがバスジャックにあったとき、彼女の取った行動とは?

ここからは是非本編を読んで確かめていただきたいです。永の持つ能力、味方や敵が扱う能力の数々。そして巻き込まれていく事件に潜む影。
現代社会の裏で行われる能力バトルは派手さもあるが、どちらかというと頭脳戦メイン。この駆け引きとギリギリ感は、読んで味わっていただきたいオススメのポイントです。

そして、空虚な瞳を持つ永が、心を持つことを渇望し、葛藤する姿。淡々と語られる彼女の言葉の中にある心の揺れを感じ、彼女の行く末を見守りたくなる作品です。

是非一読をオススメします!