常夜。それはこの世界と似てもいるけれど、夜が明けることのない不思議な街。さらに時折、音もなく隕石が降り注ぎ、しだいに荒廃が進んでいるという。主人公零一は、突如この常夜という謎の世界で目覚めます…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(658文字)
闇と濃い霧に閉ざされ孤立した世界《常夜》。太陽はのぼらず、荒廃した街並みを月光だけが照らす世界に、零一は全ての記憶を失って流れ着いた。現実世界で大学生だったらしい彼を助けたのは、エリカと名乗る女性。…続きを読む
ファンタジーであると同時に細やかな心理描写の冴えるヒューマンドラマです。舞台は「常夜」という光を失った町。一日中闇に閉ざされたその世界で生きるのは、「現実」でつらい過去を背負い、記憶を失った者たち…続きを読む
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