この季節が終わる時、見える景色は何色だろう

一人で旅をしている主人公、四月一日謙人。
彼が旅の途中で偶然出会ったのは、少し変わった不思議な少女、有子だった。四月一日は有子からとあるお願いをされるのだが……

物語の節々から切ない雰囲気が漂っており、胸がキュッと寂しくなりました。だけど寂しいだけじゃなくて、優しさとあたたかさといろんな感情が渦巻いてきました。

最後の夏、春渡し、そして嘘。謎が謎を呼び、物語が加速していく。
最後にたどり着く結末が、どうか幸せな道であってほしいと願わずにはいられない。

甘酸っぱく綴られる物語。きっとあなたも虜になるはずです。おすすめですよ!

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