様式美に溢れた狂気

「作者が病気」「狂気」と不穏なタグ付けに身構えたものの、読み進めて感じたのは、様式美に満ちた世界観でした。
いわゆる「狂人にとって自身は正常なので、従って彼を中心とする世界は正常である」という状態です。
このタイプの構成がお好きな方にはぜひ一読頂ければ。