概要
この殺し屋には絶対のモットーがある。
ある殺し屋の絶対のモットーと、殺しがバレない理由と、三件の実例。
※この小説は実在の人物及び組織と関係がありません。
※この小説は実在の人物及び組織と関係がありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ショートショート的な切れ味が小気味よい
とある殺し屋さんの、お仕事のやり方とポリシーにまつわる、独白調のお話。
タイトルそのままの現代ドラマ、あるいはショートショート的な物語です。テンポよく進む独白調の文章が楽しいのと、その内容の具体性が面白い。なんだかお仕事小説みたいな説得力があって、ついつい興味を惹きつけられてしまいます。
約5,000文字と非常にコンパクトな中で、スッキリ綺麗にまとまった小咄のような構成。展開の切れ味が心地よいのですけれど、その中で入れ替わり立ち替わり登場する人物たちの、個性というか人間模様が個人的に好きです。もちろん、各人を仔細に掘り下げることはないのですけれど、でもドライな殺し屋の視点から眺める人々…続きを読む